晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

支援

2010-02-26 20:06:28 | Weblog
 これも子育て支援のひとつでしょうか? 
 先日、親の務めの第一歩、出生の届出をすませた父親が持ち帰った大きな二つの袋。
市からのお祝いとも子育て支援ともいえる<ゴミ袋>でした。
乳幼児の減免申請時にいただける20ℓゴミ袋が300枚(2歳に達する月まで一括配布)のようです。
 紙おむつが主流となった現代人の子育てには重宝ですが、ゴミ減量化と布おむつ派育児の人には選択肢のひとつとして布おむつプレゼントなんていうのもあってもいいのではないかなと思えるのです。
 手間も愛情のうちと思えるのです。
 ひと昔前の布おむつ子育てのおばさんの提案なんですが・・・。

  < 子育てに 手間をかけて ゴミ減らし > 

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<食>

2010-02-25 21:31:06 | Weblog
 ここ数日は二月とも思えないポカポカ陽気に畑の菜花も満開です。
 この時季、農作業もさほど忙しくなくゆっくり朝刊を広げる夫が”おい!出てるぞ!”とローカル紙の<ふな飯の味守りたい>の記事に我が意を得たりと再びのふな飯談義の朝でした。
郷土食を小学生に伝えようと市内南区の婦人の食育ともいえる取り組みでした。
 同じくこの日の新聞コラム欄には<お弁当の日>提唱者・中学校校長竹下先生の取り組みが記されていた。
労働の価値を胸に刻みながら人は一人前になっていく・・・と。
 昨年末、食と農フォーラム参加<お弁当の日>を熱く語られる先生にお会いする事ができ子ども達の食育の重要性を感じ、食物を育てる<農>により力をいれ暮らしたいと思ったものです。
 朝刊を読み”よーし!今日は・・”と長い冬眠から覚めたカエルの畑仕事であります。

  < 春日和 記事が背を押し 畑仕事 >

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お弁当作り

2010-02-24 22:07:59 | Weblog
 黄色い福寿草が光をあびて今年も花開きました。
 娘から、しばらく家事とともにお弁当作りも請け負った主婦業の日々です。
お弁当作りは娘たちの幼稚園・高校在学いらい久しぶりです。
娘たちには友達と楽しくお弁当が食べられると学校も楽しくなるだろうと女の子ですから彩り良く見た目重視のお弁当を持たせたものです。その量だってかわいいものでした。
 <男の弁当>は初めてです。なお且つ働く若い男となるとガッツリ食べるものですから体裁など構っていられません。
 扶養家族が増えいっそう仕事も頑張ってもらわなければならない訳ですから力を込めギュッと握るおむすびであったり、ひと杓子多めに詰め込むご飯です。
中身重視の地味な配色弁当には黄色い卵焼きがせめてもの華やぎでしょうか。
 ”明日は出張です”の一声で本日は休業でございます。

  < 頑張れと 期待を込めて ひと包み >

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ちいさな手

2010-02-23 22:13:21 | Weblog
 まさか!クールな人間だと信じていた自分がこんなになろうとは思ってもみませんでした。
わが子の可愛さとはまた違って孫は可愛いものと聞いてはいましたが・・・すっかり壊れてメロメロです。
寝顔でも飽きずながめていられる不思議な存在です。
 娘たちがずいぶん幼い頃”おばあさんが見るばかりするぅー!”もっとリアルに”見るばーするぅー!”と困惑して訴えてきた事を思い出します。
 年老いて生まれた孫が可愛くて可愛くて母はその仕草をじーっとながめることが多かったように思えます。
その視線、幼子にとっては優しさでもなく、嬉しさでもなく、安心感でもなく理解しがたい眼差しであったのでしょう。
 今、私たちじぃばぁも同じように初孫に向けております。ハート目でぬくぬく視線をを・・・。

  < じぃばぁの ハートを掴む ちいさな手 > 
 

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大家族

2010-02-21 21:36:53 | Weblog
 核家族に生まれ育った私です。
むかしむかしの新生活のスタートも両親と同居であったためこれまでの家族人員は変動がありながらも五人家族をキープしてきていました。
 現在、気がつけば驚きの四世代七人家族になっています。施設で暮らす母を含め最高家族人数の記録を更新した我が家です。
 家族が多ければそれなりに譲り合ったり気遣ったり自由奔放ではいられません。
お風呂タイムだって自分だけの都合で進められない不都合も生じてくるものです。共に暮らすには多少の遠慮があるのも当然。
美味しい分け前は七分の一と少なめだけど・・・。それよりも喜びも七倍、協力者七人ですから・・・悪くないね大家族。

  < 人生の 航路は今や 大型船 >
 

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料理番

2010-02-20 21:27:55 | Weblog
 フライパンにバターを溶かし小麦粉を振り入れていねいに木ベラで混ぜ合わせホワイトソースを作ります。
”この頃どうも渋いメニューが多いなぁー”と若い者から御指摘があり私にだって・・・とリクエストにお応えしてシーフード・グラタンを焼いたのは昨夜。わが家の料理番代理ですが、これくらいならまだ作れます。
 今夜のメニューは<フナめし>渋さにいっそう磨きがかかります。珍しくフナミンチのパックを店頭で見つけたものですから・・・。こういった季節の郷土料理は誰かが作らなければ消え去ってしまいそうな気がします。
 傍らからやはり<フナめし>を知り得た夫のアドバイスがつぎつぎ出ます。
 ● フナはよく油で炒め臭みを取るんだ
 ● フナは二本包丁でよくたたきミンチにするんだ(いまどきは魚屋さんの仕事)
 ● ゴボウに大根・ニンジン・・・・を入れ・・
わが家の台所の料理風景を子どもの頃からをよく見て育った夫です。
 わかってる、わかってる私だって舅から習っていますから・・・
そうこうして出来上がった自信の作<フナめし>でしたがお若い方にはやはり納得できる味でなかったようです。
 料理奉行はなかなか難しゅうございます。

  < 伝えたい この時季この味 我が家流 >
 

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信頼

2010-02-18 21:06:21 | Weblog
 赤ちゃんってほんとにお風呂が好きみたい。
 昔々、夫が小さな娘をお風呂に入れたときの写真もなんともいえな顔をした赤ちゃんでした。
 毎晩、まだ新米のパパ・ママに入れてもらうわが家の赤ちゃん。お風呂に入る赤ちゃんも不慣れですが、入れる両親のこの上ないぎこちなさ・・・見守り隊はハラハラ思わず手が出てしまいます。
 それにしても湯船の中のベビーを見ていると、親には絶対の信頼のようで何の不安も恐怖心も無く真っ赤になりいい気分でからだをあずけているのだから親子の信頼関係はスゴイと思ったものです。
 どうかな?どうかな?とお湯の温度にも気をつかいながらのお風呂タイムは大騒動。
そんな様子がおもしろく思えるカメラレンズです。

  < 安心と 信頼に浮く 湯船かな >

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紅梅

2010-02-17 21:12:32 | Weblog
 元気で健やかに・・・と願い、この観音寺にお参りをしたのは暑い頃でした。
願いどおり元気な子が無事誕生し、お札納めのお礼参りに再び観音寺を訪れたのでした。参道の塀越しには紅梅が青空に映え春のおとずれを感じます。
 ”なんだか今日はお参りの人が多いなぁー”
 ”世の中、少子化だというのにこれなら安泰だー”などと夫と話しながらお参りし、孫の成長を願います。
 どうしてかな、あの安産祈願にお参りする若いカップルや私たちのような両親のおおぜいの姿に不思議を感じていたのですが、どうやら今日は戌の日のようでした。
 ここにお参りする人が毎日これほどならば、私たちの老後も心配ないのだけど・・・と感じた戌の日。

  < 子育てに 夢もふくらむ 春の庭 >

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横顔

2010-02-15 21:44:35 | Weblog
 ♪灯りをつけましょ雪洞に・・・♪母の横顔に歌いかけるといっしょに歌い始める母です。
 話のネタも無く季節の歌とちょっとした語りかけで面会時間もほんの数分です。ゆっくりバレンタインデーでも語りたかったのですが・・・。
 先日、高級バレンタインチョコを買い求める人で賑わう様子をTVで夫と見ながらほのぼのとした昔ばなしを教えてくれた。わが家の五十数年前のチョコ話。
 私たちの子ども時代はそうそうチョコが食べられなかったよ・・・ましてや高級チョコなどから始まり・・・。
その昔、従兄弟、祖母を含めた大家族で暮らしていた時の父親が仕事帰りに買ってきた板チョコの思い出。
 その頃はこの苑で暮らす母(姑)もまだ若い嫁であり母親であったはず。母は夫の買ってきた板チョコを分け与えたそうです。
 (貴重な板チョコ一枚)÷(甥三人+息子二人+姑)=たったチョコ2山
平等に子どもだけではなく姑も含め分け与えた母がなんだか眩しく見えます。
 そんな甘く苦いチョコッとしたわが家のむかしむかしのお話しでした。

  < 素敵だな 慈愛に満ちた 横顔が > 
 
 

 

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2010-02-13 21:02:14 | Weblog
 今年八回目の寅年・年女の姑がお世話になっている苑。
苑とは道を隔てた向かいのクリニックに、同じ寅年生まれの曾孫が誕生したこともきっと理解しがたい母です。
 私がこの娘を出産した時のことを思い出し、当時の話しをしながら夫とふたりで初孫を見に行ったのでした。
 あの時、お母さん(姑)はリンゴを持ってを見にきてくれたんよ。
 ・・・・
 忙しい時によく来てくれたなぁー。
 ・・・・
 田舎のこと、品揃えもよくない小さな店で何がいいかと選んだリンゴをかかえ、忙しい時季に初孫に会いに来てくれたのを思い出します。
 赤いリンゴと農繁期で忙しい貴重な時間を私と孫のためにくれたんだと嬉しく思いあらためてありがとうです。

  < あの時が 今甦り 胸はキュン >
  

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家族

2010-02-11 20:23:29 | Weblog
 主婦業を返上してそろそろ三年になろうとしています。いわゆる上げ膳・据え膳の暮らしでした。
 お弁当作り、カッターシャツのアイロンかけも何年振りでしょうか・・。
数日ピンチヒッターで登板の主婦業です。
 休日の朝ですが、ガーガー・ゴーゴー勢いよく掃除機の働く音が二階から聞こえてきます。やさしい主婦の手法とは違い力強く逞しくガンガン働いているようです。
留守部屋を守る新米父ちゃんの休日であります。こちらもピンチヒッターでありますが、こうして助け合い補い合って家族が出来上がってゆくもんだなと感じたうれしい朝。

  < よろこびの 波紋はやがて 家族の和 > 
 

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デジカメ

2010-02-09 21:51:35 | Weblog
 毎日毎朝の健康の素は娘の作る豆乳バナナジュース。
 昨日は私の手作りでいつものように一杯で活力を注入いたしました。いよいよですから・・
 ○○クリニック壁面に描かれたウサギの親子が愛らしく駐車場からデジカメにおさめました。
朝一番にここに迎え入れられ長い長い時間をかけやっと深夜にはみんなに見守られ新しい命が誕生しました。
 待ちに待って感動の産声に思わず手を取り合いガラス越しのニューフェイスとご対面です。
ぎゅっと握りしめた小さなおてては幸せを掴みますように・・・大きなあんよはしっかり大地を踏みしめ歩けそうです。横並びに並んで見つめながらもデジカメにおさめました。
 いつまで見ていても飽きる事無いかわいい赤ちゃんですが、深夜でもあり母親もかなりな疲労に”また明日・・”と早めに引き上げ帰宅でした。
 素敵なラブレターでももらったかのように、デジカメ画像を開けては眺め、開けては眺め時計は翌日になりそう。
 そんな感動の一日を過ごし、翌日の今日は産後疲れの慣れない主婦業でありました。

  < くり返し 開けて微笑む 液晶画 >




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切り干し

2010-02-06 20:58:11 | Weblog
 冷たい風と太陽の光を浴び切り干し野菜が出来上がっていきます。
 野菜作りもなかなか上達できず、それでも自家製がいちばんと作り続けております。
不出来な冬野菜も充分食べ尽くし寂しくなった我が家の菜園です。
 そんな様子を知ったご近所さんに”なんぼでもおたべぇよー”土地の柔らかな言葉で今年も声をかけていただきました。
さすがプロの成せる業、立派に育った大根・ニンジン・ほうれん草・・の畑に感心します。
いつものようにお言葉に甘え、そしてこのところの天候にまかせ、切り干し大根・切り干しニンジン作りに精を出します。
 こんなに立派な野菜の多くを廃棄しているのを見ると、我が家の野菜作りが情けなく思えるのですが、いつか私だって・・・と諦めることのない<元気の源>野菜作り。

  < 太陽と 土が育てる 健康体 > 
 
 

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2010-02-05 20:49:09 | Weblog
 立春が来たとはいえまだまだ寒い今日でした。
 今年はお雛様はどうしようか・・やはり段飾りだけでも・・と思い決断・実行となったところで夫の助っ人が現われ三十数年ぶりの初雛以来の協同作業となりました。
まだ新鮮な父でありましたから初雛だけは手伝った記憶が・・・。
 作業を終えると”出かけよう”と珍しく夫の提案、夫の運転で旭川沿いに北へ北へと向かいます。
 今年初挑戦の山の芋栽培に向けての産地訪問です。
どうやら夫の目的はもうひとつ川魚<寒バエ>だったようです。懐かしい味を求めて時季を待っていたようでした。
 亡き父(舅)が<寒バエ>が好きで父がいた頃を思い出しながら”オヤジは・・・だった””お父さんは・・・だった”とおじいさん談義の車中でした。
 ○寒バエは番茶で煮てた。
 ○寒バエは時間をかけコトコト・・
 ○寒バエの調味料は・・・
 ○寒バエに次ぐ好物は鮎・・
 ○寒バエはきっと練炭火鉢で煮ただろう・・
 ○寒バエの漁法は・・・
 たかが寒バエと亡き父の話題でBGMも要らないドライブでありました。
帰宅後は石油ストーブの上でコトコト<寒バエ>の甘露煮。
<寒バエ>で晩酌が進むのは父も息子も同じのようです。

  < 語るほど 愛し懐かし 父の像 >

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きぼう

2010-02-04 20:29:07 | Weblog
 早朝の散歩道、今年も見てます、春を待つ桜の木にかかる白く薄く残った有明の月。
今の季節のこの場所のお気に入りの一枚です。
見上げるこのお月さまも二時間前は澄み切った星空で輝いておりました。
 今朝、5時55分頃、観ました宇宙ステーション(きぼう)はオレンジ色に輝き東にむかって進んでおりました。
宇宙ステーションでは野口さん、豆まきの様子が映されていたのを思い出すとなんだか遠くないなと妙な錯覚を覚えます。
寒さと暗闇の中、ずーとずーと見えなくなるまで見送り終えると、永年家族のために深夜であろうが早朝であろうが規定時刻に出勤していた夫ですらここまで恭しく見送ったことも無かったもんだわと心からお詫びの夜明け前。

  < 宇宙より きぼうが知らす 感謝の念 > 

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