晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

おはなしの行き先。。。

2016-04-28 20:58:27 | Weblog
 雨が降り、夕食前の草抜きも出来ず孫のリクエストで絵本タイムとなりました。
入園以来少し慣れてきた幼稚園。とてもシャイなボクはやっと先生に「おはよう」が言えるようになったんだとか。
 そんなボクにいいなと思い図書館で借りた1冊に<くまのこうちょうせんせい>こんのひとみ・作 いもとようこ・絵です。
 
 これは実話を元に書かれたお話しで『君の笑顔が見たから』そんな歌も作られたのだとか。
これは聴いてみたいね・・・と孫とYouTubeで探してみました。意外な展開です。
次に子供向けに書かれたあとがきまで読んでみると「あと三か月の命です」と告げられた先生がなお学校に通い『命の授業』を続けられた。
なんと子どもは「あと三か月の命」に反応してしまい、真剣な顔で「じゃぁ、ばぁばはあと何ヶ月で死ぬの?」と思いがけない言葉に思わず絶句!

 「子どもはあかるく元気がいちばんと、大人はおもいこんでしまいます。でも本当は、子どもはちいさくてよわいものなのです。子どもたちのいたみをわかちあうのが、大人の役目だとおもいます」そんな言葉からくまこうちょうせんせいが生れたのだとか。
 妙な方向に向いてしまった孫と婆の読書会でした。
  < 雨音に 心の揺らぎ 一入に > 

 

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日々の投稿

2016-04-26 21:30:33 | Weblog
 地植えの花壇もない我が家の庭、それでも隅っこには小さな集団が存在してます。
気が付けばブログを始めて8年が過ぎた。日常のこんな小さな花に思いを馳せるのもブログ投稿を始めてこそ感じる日々の味わい。日々の感謝。

 昨日、新聞の読者欄に100歳の男性の投稿がありその暮らしぶりに感動しました。
<100歳までの健康、皆のおかげ>これが記事のタイトルでした。
現在100歳。愛妻に先立たれ10年前から自炊生活。
独立した4人の子どもさんが交代での家事の手助けと、地域や近所の方々の心遣いで過ごす日々への感謝。
 規律正しい起床・ラジオ体操・毎日の散歩1、5キのロを50年間。
朝食は野菜サラダ・大豆の煮物・牛乳・卵を欠かさない。
社会常識を身に付け、時代の波に乗り遅れないように新聞購読80年。
 
 もし、このおじいちゃんのブログがあれば是非とも読者登録したいものと思っています。
ただ、文章の最後部分に・・・
 先日は「あの世からのお迎えが来るのを待っていたら、デイサービスからお迎えが来たので来ました。皆さんよろしく」とあいさつしたところ、笑いながら拍手で歓迎された。皆さんの優しさに頭がさがった。・・・
 こう結ばれていました。
どうやらデイサービス通いでブログどころではないようです。ファンになった私、少し残念。
  < 百歳に 元気付けられ キー叩き >

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ドクダミ奮闘記

2016-04-25 22:05:21 | Weblog
 ハート形の葉っぱと清楚な白い花に魅せられ、こともあろうにドクダミを庭に植えてしまった若い日の過ち。
一時の遊び心で何年もこの駆除に手を焼いている。
 ドクダミは今の時季に抜くと面白いように抜けるとタカコさんブログで知り今年こそはと実践です。
 今朝は庭の草むしりバケツ一杯分と決め朝のひと働き。たしかに雨の後で面白いように抜けるので、じゃぁもう一杯と草抜きバケツおかわりしました。なかなかの働き者です。
 庭に生えた雑草は意外に抜きにくいものだけど、植物は休眠から覚め根の張らないこの時季が除草適期と思われます。
 ちょい仕事を済ませ「はーっ!」と心地よい呼吸。そうして本業の畑にGo!
そうそう、その前にご苦労さまのヱビスを一本冷蔵庫に入れ夕方まで待機していただきます。これで完璧
  < 汗流し 苦労の後の ヱビス顔 > 
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ちょっと違うな。。。

2016-04-24 20:22:59 | Weblog
 緑豊かな、爺婆の春のホームグラウンドです。 
今年の春の気候、いつもの年とちょっと違う気がするのは私だけ?
亡き舅が植えていた土手のツツジ、ずいぶん早く咲いてしまい、どうやら今年は半月早い開花でした。
 歳を重ねた吾が身さえ、想定外のアレルギーと風邪のダブルパンチに、あぁ!若さが恋しい・・・そんな日々。
 
 若さがあるうちにと本業に移行した農業も12年が過ぎ、若さなんて何処へやらです。無理の利かなくなった爺婆です。
 舅が亡くなり丸投げされ跡取りの意地で守ってきた畑・ハウスが少々重く感じ始めました。
無理もないわ。受け継いだのはまだまだ爺婆も若く二人合わせた年齢も55歳。やるしかないの若夫婦。
現在二人で129歳なんですもの、いつまでも同じようにはいかないわ。
  < 人生も 弱音ちらほら 初老なり > 
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食欲と好奇心

2016-04-21 21:14:07 | Weblog
 わたし、何が自慢出来るかといえば、好奇心と衰えを知らない食欲です。
雨の日、図書館から借りた本の中から作った一品は<さくらまんじゅう>。

 <輪島朝市>で買ってきた、とっておきの白いんげんで餡をつくりました。
大切に1カップだけ使って、残りは種として今年はわが家の畑で育ててみます。

 ホットケーキミックスに酒粕をほんの少し、トッピングはこの間、塩漬けしたばかりの桜の花。
簡単に炊飯器で作ったさくら蒸しまんじゅうが雨の日のおやつです。
 これで読んだも同然、貸出本も返却できます。
  < しっとりと 雨を寛ぐ 農婆かな >
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新生活 (^_^.)

2016-04-20 21:36:21 | Weblog
 農婆が初めて挑戦したコールラビ、ぷっくり膨らみそれらしさが見えます。

 入学式・入園式からはや一週間が過ぎました。
 真新しい自転車の中学生が登校したあと、孫の登校班の列が通ります。
黄色いランドセルカバーの新一年生7人を気遣いながら上級生が誘導してくれながらの朝の集団登校です。
ボクも幼稚園もそろそろ慣れてどちらも新生活の嬉しさ・楽しみが朝から見え見えです。

 爺婆と畑のお付き合いをしてくれてたので、集団生活は渋るのでは・・・不登校、そんな心配は何だったんでしょう。
充分に大自然の中で遊び満足して次なるステップへ邁進する孫たち。微笑ましく見守る爺婆。
 置き去りされた農婆は、最近すこし不調です。シーズンもののアレルギーは悪化し眼科のお世話になってます。
視力も衰え、眼の保護に努めなければこれからの作業にも差支えそう・・・。農婆はブログの不投稿となるかもや…。
  < ワクワクと 夢ふくらませ 新生活 > 
 
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こぼれ種

2016-04-18 21:21:10 | Weblog
 植物の生命力はすごいね。子孫を残そうとするその姿勢もたいしたもの・・・。
こぼれ落ちた小さな種が畑で芽を出し、再び春のにぎわいをくれる。毎年、巡り来る花の饗宴です。
 芽吹いた花苗は抜き取ってしまうにはもったいなくて<あの場所>へ冬の間に移住させておきました。
 ネモフィラはいじけてしまい、ちょっと描いたモノとは見劣りしますがまずまず駐車場で春を演出してくれています。
裏でも頑張ってくれてるフクロナデシコですが、あまり人目につかないのが残念だわ。
   
 遊び心で生きている農婆は次なる夏に向けての作戦を検討中。
  < 野に山に 幸せ運ぶ こぼれ種 >
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花便り

2016-04-16 21:25:26 | Weblog
 今日も畑仕事はラジオを聴きながら・・・。震災で孤立した方の救助を思い描きながらの作業は胸が痛みます。
 なんて空が青いんだろう、春風にやさしく揺れる八重桜がなんてきれいなんだろう・・・被災地の事を思えば、こうして働けることが申し訳ないような気さえしてきます。
あまりに美しい満開の八重桜を至近距離からじっくり眺めスマホで撮影。
これを一人じめは勿体ないな・・・そんな気がしてきてラインであの人・この人と花便りとして送りました。
 
 言い訳を添えないといけませんね。<八重桜が満開です。お誘いできないのが残念。私、バックの桃畑でしあわせ気分で働いていますよ>とラインのお手軽花便り。
  < 幸せが 届きますよう 彼の地まで > 
 
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急がなくては・・・

2016-04-15 21:15:18 | Weblog
 一日の事が言えない桜の開花。咲き始めた八重桜、すでに満開になりそう。

 農婆の果樹仕事も急がなくてはならない作業ですが、八重桜も気がかりです。桜仕事もタイミングが重要。
桜の花の塩漬けは咲いてしまってはいけないので、とりあえず咲ききらず初々しい花を摘み取り開花が進まないよう冷蔵庫で待機してもらいます。
後は夜なべ仕事で仕上げます。
 
 この季節、作っておきたい一品です。ほんの少しあればいいのだけれど・・・たとえ少しでもいい塩梅に春をキープ出来れば満足・満足!
  < 春の野辺 心豊かに 小休止 >
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巡り来る季節

2016-04-13 21:09:26 | Weblog
 艶々と柿の若葉が美しい季節がまたやって来ました
 今年は少し早いのかしら樹園地の土手の華やかな八重桜が見ごろとなりそうです。関山です。
  
 ピンクと並んで萌黄色の鬱金桜も果樹園での仕事に楽しみを添えてくれます。  
  
 ここでお花見ができたらいいな…と数年前、自分で植えた桜たちです。
 こんなに良い季節なのに、ここ数年はアレルギーとつき合う羽目になってしまい悲しい春となってます。
しかし、そんな事で手抜きすることはできません、農婆は今日も咲き終わってしまいブラシ状になった桃の花の摘み取り作業に励んでおります。
  
 爺はといえば、担当のぶどうハウスも若い芽がどんどん伸び始め、それぞれの持ち場を務めております。
   
 第二人生は甘くはないのですが、それなりに充実しております。
  < 厳しくも 第二の人生 花を添え > 
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何事も経験

2016-04-11 21:26:05 | Weblog
 好奇心が旺盛なのも悪くはないね。経験から生まれてくるものもあるものね。
以前から孫と一緒に作ってみようと約束していたバームクーヘン。楽しませて頂いてるブログで出会いました。
ついに今日は実行となりました。
 買い物をメモ書きして材料の買い出し。(ばたあ・ほっとけえきみっくす)判読し辛い孫の文字でした。
 
 私が・私が…と好奇心の塊の孫。卵・牛乳・ホットケーキミックス・バターで生地を作りました。
 さすが七輪の火熾しまではやらせません。アウトドアを楽しもうにも、強風のため車庫が工房となりました。
 
 菓子職人は大変だわ。
ずいぶん大胆な年輪ですが、これでもバームクーヘンね。魚を付ければ竹輪だよ。

 これから いろんなことが たくさんあって、おおきくなって いくんだよ。バームクーヘンのようにね。
はなむけの言葉がちょっと理屈っぽい婆でした。すみません。
明日はいよいよ入学式です。
  < 人生の 節目を祝い テータイム > 
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里山の魅力

2016-04-10 21:02:19 | Weblog
 寝床で聴いているラジオ深夜便の締めは「誕生日の花と花ことば」です。このコーナーも好き。
4月10日、今日は<ヤマザクラ>花言葉は<あなたに微笑む>ですって。

 このところ、桃畑の作業に向かう途中のヤマザクラが美しく、今朝もしみじみ眺めながら通り過ぎた。
この時季、里山は農作業をする人だけでなく写真を撮る人、ワラビ狩りの人、景色を楽しむ人・・・普段見かけない方が自然を楽しまれています。
 景色も見慣れた農婆などは、こうして里山を訪れる人間ウオッチングしています。
 早朝からカメラを構えていたご婦人、どんな構図かしら・・・と同じ場所で私も一枚撮っちゃった。

 農婆は相変わらず桃の花間引き、この畑の端で若い女性は長い時間遠くを見つめたり手元を見たり過ごされていました。
 
 こんな景色を眺めていたんだけど・・・手元はスケッチブックかな?それとも詩でも書いてたのかな?短歌かな?
 
 陽当りの良い斜面はワラビがどんどん伸びてきます。
先客がいくら通った後でもそれなりに収穫があるようでワラビ狩りを楽しむ人が見えられます。

 里山は<あなたに微笑む>花言葉がぴったり!
  < 農に生き 自慢できるは 大自然 > 
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本当に必要なモノ

2016-04-09 21:41:01 | Weblog
 断捨離のきっかけは本棚を孫に譲ろうと思っての事。
 世間の爺婆は、新一年生の初孫ならば学習机のひとつも買うのだろうが、我が家は親が必要ないだろうと・・・。それに家族が多いと机を置くスペースもない。
 実際、我が子も宿題の本読みなど、台所の母親の側でしたクチで学習机は有りながらどれだけ使ったものか。

モノを増やさないで・・・有るものを利用という事になり、せめて本棚くらいはと婆は自分の本を整理処分してこの本棚を孫に譲ろうとかんがえました。もう要らないだろうと思えるものは紐で縛り資源回収に、残りの処分するには迷いのあるものを段ボール箱に詰め込み数個できあがった。
 農作業も忙しくなり本に関しては取りあえずの断捨離です。

 こうして箱に詰め込んでしまって思うに・・・これも再び取り出し読むことがあるのだろうか?
いっそ箱ごと処分してしまっても何ら困ることもないような気がしてきたのです。

 友人は着物を処分するのに嫁入りタンス丸ごと処分したと・・・。
精勤で慎ましく暮らした両親が持たせてくれた嫁入りダンスを思いきるわけにはいかず取りあえず「一年生、これで頑張ってね」とお下がり本棚です。
 今年の春は気合いを入れて育てた花が新入学を祝ってくれます。
  < 無邪気さに 心も揺れる 胸の内 >
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若さゆえ・・・

2016-04-08 22:35:36 | Weblog
 日課となっている、ワンコと2人の孫を連れての夕方の散歩。
久しぶりに近所の若いリク君に出会いどちらも大喜びです。リク君は若いだけにテンション高く猛ダッシュで庭を駆け回ってます。老犬ルイコにも良い刺激となったようです。
散歩に付き添うボクまで喜び、おもわぬ惨事。高い道から側溝へ転落。
 「ありゃりゃ~!」と婆は抱き上げおまじないです。「痛いの痛いの、あっちのお山に飛んで行け~!」とね。
我が家の野生児は驚くほど逞しく少々のことで泣くなんてこともないのですが今日ばかりは・・・。
おまじないも効果無しのようで泣く子を背負い帰り着き、次なる手でなだめます。
 「ばぁばの魔法のお薬つけてあげる。」すり傷・青あざで膨らんだおでこに「ちちんぷい!」と塗ってやりましたらピタリ笑顔が戻りました。
 魔法の薬・オロナインH軟膏の素晴らしい効果。
 オロナイン軟膏はなんと婆が生まれた年に出来たお薬だったんです。やっぱり、いいものはいつまでも愛されているんですね。
  < 安心と 愛が伝わる 魔法の手 >
 
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断捨離に思う(4月7日)

2016-04-07 20:38:19 | Weblog
 とても使うこともないだろう古くからの家に残されたものを処分することの戸惑い・・・。
 もう一度だけ使って捨てようと思った<木製たらい>の今はチューリップと忘れな草で彩られ春爛漫。

 断捨離でどうにも処分できずにいるのは写真です。自分のものならいざ知れず・・・。
どなたですか?この家で育った夫でさえ知らない軍服姿はどれも叔父たち。あの時代を生きたご先祖様です。
 もう誰が見ることもない写真だけど、処分する訳にはいかないものです。
4月7日、今日は命日です。戦艦大和と共に海に眠った、29歳の悲しすぎる死です。
愛する4人の息子たちを戦地へと送り出した祖母の命日も4月。遺影もまた同じ思いがいたします。
 こんな長閑なふる里の春の日にせめてものお線香をおそなえしました。
  < 春の日の 断捨離みょうに 胸を刺し >
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