晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

六月

2011-06-29 21:31:17 | Weblog
 水田も青さを増す吉備路の六月です。美しい光景にも農家のご苦労が感じられます。
 農作業に追われ、気が付けば六月も残り一日だけとなってしまいました。
果樹農家の我が家、夫婦だけでは賄いきれない作業量にお手上げでありました。
今年もお手伝いをお願いし、多くの方に助けられ作業を順調に進めやっとひと息。
繁忙期に無理なお願いを快く受けてくださる方々はまさに我が家の救世主であります。
 体力・ヤル気にはかなり自信の我々夫婦もいつまでも若くはなく”来年もどうぞよろしくね!”の予約はけっして忘れません。

  < 猛暑日も 心清しく 仕事終え > 

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和を以て・・・

2011-06-19 21:30:15 | Weblog
 高速道路の休日千円と無料化実験が本日で終了とあって、どこのサービスエリアもたくさんの車でした。
 我ら神社朝市メンバーも本日は研修旅行と銘打って福山方面へとバスを走らせます。
産直市・府中あやめ園・格子窓や白壁、なまこ壁の歴史と文化の府中上下町並みをそぞろ歩きながら今も残された古い看板、うだつ、虫籠窓に見入っておりました。
 ここ数日は天候もすぐれず、いつ降り出しても不思議ない・・との空模様も神様のお膝元朝市とあっておかげさまで雨具のお世話にもならず一日を終えたのでした。
天候に恵まれると、人はよく日頃の行いが良かったのだと自分を偉ぶってしまうものです。同行メンバーはどなたもきっと”神様のおかげ・・・”の思いであったことでしょう。
 お世話役さんのごあいさつに”和を以て尊しと為し”のごとく和気藹々と地域で広がる朝市メンバーでいられることに感じるシ・ア・ワ・セ

  < 和を以て 快適走行 バスの旅 >
 


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ひと息

2011-06-18 22:22:03 | Weblog
 おじさんとおばさんが睦まじく?真面目に営む果樹農家です。
 今年も短期集中で作業を進めるブドウの粒間引きシーズンが到来いたしました。
来る日も来る日も、ハサミ片手に手作業でしか方法のない粒間引きは根気が勝負でしょうか。
 多忙も究極に達し、悲しくも<おばさん>に<女>の面影も薄らいでおりました。
ようやく忙しさも峠を越し”これではいかん!”と気付き美容室へと直行したわけです。
美容室の大きな鏡は遠慮もなく正直にその姿を映し、対面したわが姿は日焼け防止に重ね塗りを心がけたにもかかわらず・・・。逞しそうなこんがり健康肌に愕然としてしまいます。
 ともあれ疲れたおばさんを美容室のシートは優しく包んでくれるのでした。

  < 至福とき 睡魔が誘う シャンプー台 >

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からたち

2011-06-01 21:38:05 | Weblog
 ♪心で好きと叫んでも 口では言えず…小さな肩をふるわせて…と艶やかな細い声で島倉千代子さんの曲<からたち日記>がラジオから聴こえてきました。
つい音楽に合わせこの歌を口ずさみながらブドウの粒間引き作業の雨の朝です。
 昭和30年代の歌です…とアナウンサーの解説にそうだ、そうだったなぁーとうなずき思い出す幼い日です。悲しいかな昨日のことは忘れても、昔のことは意外と憶えているものです。
昭和30年代、テレビもない田舎でのわが家族でした。
両親の働く側らで”じょうず、じょうず”と褒められ乗せられて得意げに歌っていた幼い日の私でした。
 今、よくよく聞いてみると何と色っぽい歌を堂々と歌うおませさんだったんだろう・・・と恥ずかしく思うのでした。
 ♪あの日は雨 雨の~♪と歌い幼い日を懐かしみながら今日も雨。

  < 想い出を 重ね収めた 白い花 >

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