晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

ほんとうの贅沢

2016-11-30 21:21:55 | Weblog
 月2回、孫を連れて図書館へ行きます。ついでに農婆も2・3冊借りてます。
なかなか自分自身は本に向かう時間が無いのだけれど・・・。前回に続き今回も吉沢久子さんを借りました。
 一日が終わり就寝前にPCに向かう。その後、本を開いてみるのだけれど、活字は睡眠導入剤となってしまう。

 姑が過ごしていた部屋に亡くなった後は私が居候しております。
認知が出始めたころの母は部屋に置かれた大きな箪笥を背もたれにして一日何度となく日記を書いていた。ボケてはならぬと・・・。
そのスタイルと同じように、箪笥の前にすぐに眠れるように布団を敷き、電気毛布を少し高温で温め、足を突っ込み箪笥の背もたれ。
 さあ!<ほんとうの贅沢>を読もうと昨夜もこのスタイル。
なんとも悲しい、数ページ読み進んだようだけどいつの間にかゴロリ撃沈でした。
温かい布団の中で気が付けばメガネをかけたまま、布団に吸い込まれるように行き倒れて眠れることこそが私にとっては<ほんとうの贅沢>かもしれない。 
  < 冬の夜 本を枕に 高いびき >
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今週の good なブログ!

2016-11-27 20:35:25 | Weblog
 私の夜のブログ散歩の多くはgooブログ。読者登録した方の新着記事を訪問します。
「あら!これいいわ」「これなら私にも・・・」と好奇心に動かされることも・・・。
 あらら!サイドバーにこんなの見つけました≪gooおすすめ≫今週のgoodなブログ
 <里芋のおはぎ>に思わず反応してしまった農婆の雨の日。
もち米+白米を炊くとき同時に里芋をのせて炊くと、もっちり・ねっとりしたおはぎになりました。
 黒ゴマときな粉でしたが、先日ブロ友ようちゃんのエゴマ和えを思い出し、私も初めてのエゴマ料理です。
 
 すり鉢でよくすりつぶしたエゴマ、少しざらっとした舌触りにプチプチとした歯触り。
これはこれで他にはない味わいでgoodな里芋おはぎでした。
  < 雨の日に働く農婆の好奇心 > 
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乗車体験 ヽ(^。^)ノ

2016-11-25 20:29:44 | Weblog
 人は大人になるまでにいろんな体験や経験はしておくものだと思っている。
農作業も失敗を重ね、経験をつんでこそ一人前になれるような気がする。そんな経験から今日は豆こなし。

 先日は、我が家から365歩で行ける畑に少しばかりの豆が残っていたのを思い出し356歩のマーチでGOでした。
ちょうど幼稚園から孫も帰り、ばぁちゃんは昔を懐かしんでこんな体験をさせました。
ネコ車(一輪車)乗車体験。(ネコ車の呼び名もいいわ)
 途中で出会った私と同年齢のじいちゃんも笑顔で「ほほーっ!」。きっとこの人も経験者ではなかろうか・・・。
「こんな子も最近はいませんよね~」と挨拶を交わしました。
 ひと仕事して帰りも豆に席は譲れず、共にネコ車の人。
 
 こんな体験をさせてやれるのは農婆ならではでしょうね。うふふ・・・
  < ネコと孫 歌声弾む たんぼ道 > 
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勤労感謝の日

2016-11-23 20:18:18 | Weblog
 毎年、この時季は庭木の剪定シーズンとなる。定年後の爺婆は経費削減のため庭師の仕事まですることとなっている。
 我々も歳を重ね高所作業は危険を伴うので、ここ数年は思い切って伐採したり低く切り詰めることで何とか庭を保っています。
農作業に追われとても手入れも出来ず、庭にはヌスビトハギが生え素人庭師はまず剪定の前のヒッツキムシ退治です。
 勤勉に働き家を建て、庭を造り一家の主を務めた亡き父の庭も次代では手は行き届かずお荷物になってきました。父の時代の夢でしょうが・・・。
「あぁあ!農婆は全身ヒッツキムシだわ」
 
 ヒッツキムシを取り払う作業がまた大変。でも、さすが我が家の孫です。
根気よくヒッツキムシを取り払う作業は孫が協力し務めてくれました。
 なんとも勤労感謝の日。
  < 生きざまを 偲び働く 感謝の日 > 
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どこか似ている豆仕事

2016-11-21 22:11:29 | Weblog
 春に旅したのは能登でした。<輪島朝市>で買い求めた白いんげんは餡になったり種になったり、秋には岡山の地で二世が育ちました。
この手間のかかる少しばかりの豆作り、もう止めにしようかと思いながら何年も続けている。

 40~50歳代は山歩きに目覚め楽しんだ。楽しいはずの山も足や膝の痛みにもう山はこれっきりにしよう・・・そう思ったことは何度もあった。
だけどその痛みも忘れ幾度となく山を楽しんでいた。
 苦労の先にある喜びや達成感・満足感は山歩きも豆作りも似たようなものかな。
 収量はわずかだけど、来年に続く種も出来たということで万々歳!
  < 冬の陽に 光輝く 真珠かな >


 
 
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秋色前線

2016-11-20 20:42:23 | Weblog
 紅葉前線も南下し、わが里山も秋色に染まりはじめています。
<春の桜>と秋の銀杏は桜前線・紅葉前線のmy標本木と決め見守る身近な樹木です。
 毎年、変わることなく秋を迎えるとどうしてもブログにはUPしたくなる銀杏は8分の色付きといったところかな。
 樹園地が続く道を通り過ぎると我が家の畑にも負けず劣らず紅葉が見えます。
 
 二本の梅の木は、葉をふるいはじめた南高梅と微妙なグラデーションが美しい白加賀梅。
爺にはお断りもなく婆が植えてしまった梅の木も、収穫期や紅葉の頃にはやはり植えていて良かったと思うものです。
 そして、こちらも負けず劣らず・・・。
 
 長いあいだ果実を養い、いま収穫を終えたばかりのシャインマスカットの黄葉です。
 黄金色の葉が茂る温室内に木漏れ日が差し込み、これも嬉しいわが家ならではの秋の光景。
  < 向き合いて 共に働き 秋を愛で >
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脳活!折りがみ

2016-11-17 20:44:48 | Weblog
 たかが100均、されど100均。近ごろいろんなものがありますね。
ボクのすきな恐竜があったんだって・・・。折りがみ恐竜。
 なかなかよく出来ている。折り方説明書付き、英訳付きなんです。(日本語でじゅうぶんだけど)
ところが、たかが折り紙、ティラノサウルスに大の大人が頭を痛めています。
 行き詰っては家族でタッチ交代、やっぱりできない・・・折っては直し、もう折り紙はクタクタです。
これは脳活に良さそうだけど、婆の頭もクタクタです。
かまわずボクは攻めたて「はやく折ってよ・・・」。
泣く泣く「今夜ゆっくり考えてみるわ」と納得させました。あぁ、今夜は恐竜との闘い。トリケラトプスも待っているわ。
  < 老いの口 幼い孫に 育てられ >

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蕎麦打ち体験

2016-11-16 21:17:27 | Weblog
 昨日、わが産地直売所の研修視察が行われました。
今年は県北部の道の駅と紅葉の美しい奥津ファームビレッジ耕心村での蕎麦打ち体験となりました。
 そば粉を捏ね、伸ばし、切るという手順で蕎麦打ちが始まります。
初体験の蕎麦打ち、なんとも主婦歴長い婆の切る蕎麦はうどん並、かたやお隣の男性の見事な腕前に恐れ入ります。ココで得た感動は少々ご高齢の婦人たちの指導とおもてなしです。
 同じ県とはいえ、南部とは少し違う県北の方言のイントネーションにほっこりしたのは私だけではなかったのでは・・・。
 
 出来上がった手打ち蕎麦にご婦人が育てられた野菜を使った心づくしのお料理は品数も多く食べきれません。
この地の食や暮らしを聞きながらの昼食でした。
「私たちも産直の生産者」「メール配信で売り上げが届くのが楽しみ・・・」と仰られるのに近いものを感じます。

 地元を愛し、地元の特産物を大切にし年齢を感じさせない働きぶりに感動でした。
いつまでも手を振り見送って下さった奥津ファームビレッジ耕心村のご婦人は私の心まで耕して下さいました。私も、これからの人生はこの様に生きたいなぁ。
 農家のおばさんのお買いものは意外にこんな物。
 
 県南は白菜もまだまだ高く、こんな大玉が・・・思わず買わずにいられません。
自然薯、青大豆やエゴマは来年用の種にもなるでしょう。
 元気をもらい「よっこらしよ!」と我が家にたどり着いた昨日でした。
  < 旅疲れ なのに心は 満足感 > 


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マラソン人生

2016-11-12 22:30:41 | Weblog
 スポーツオンチの私、協調性に欠けてるのか特にチームプレーは苦手だな。
マイペースでコツコツ走るマラソンが向きで、人生もこう歩みたいと思っている。
 この時季、私の朝は太陽と争うように一日が始まる。
日の出前の静かな田園地帯を素早く新幹線車両が駆けぬける。とても清々しい朝の光景です。
 この時間帯、今年も少し涼しくなった頃より早朝、夕刻のランナーが目立ち始めた。
明日は第二回岡山マラソンです。きっと1万6千人のランナーの一人ではないかと思われます。

 このような早朝に仕事にとりかかる農家の私は「大変ね。」とよく人に言われるけれど・・・。
 マラソンランナーもきっと同じではなかろうか、簡単に「大変ね。」と思われるほどのものではなく、むしろ爽快感・達成感があり、そのような理解をしてもらえないのが残念。
 朝の仕事を終えると、今日は孫の音楽発表会に行きました。
 (画像はカットしました)
 初めての発表会に緊張が伝わってきます。一生懸命合奏や歌う姿に農婆には熱いものがこみ上げてきます。たかが20分ほどのステージなのにね。
 
 今夜は講の行事で出かけ、おしゃべりも近所付き合いのコミュニケーションで夜が更けました。
 朝から夜まで一日の長かったこと。さて、この第二人生は42.195キロのどの地点なんでしょう。
  < 我が人生 フルマラソンの 力走中 >
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11月8日(火)曇りのち雨

2016-11-08 21:42:46 | Weblog
 予報では午後から雨。今日は120本の苺苗の植え付け、にこれには雨も好都合です。
地拵えにはみんなに手助けしてもらいましたが、ココからは一人農業で苺を育てます。さすがに120本の苗の植え付けはお昼までかかってしました。

 定植をしながらだんだん長い畝が苺畑らしくなってくると孫も喜ぶだろうな・・・ともだちも呼んであげよう・・・あの子も、この子も・・・と夢もふくらみ取らぬ算用をしています。
 そういえば30数年前、亡き母が「イチゴ狩りにおいで…子どもも友だちも誘って…」と実家へ友だち3家族でイチゴ狩りに行ったのも思い出します。
あの時、招待してくれた母は60前の若いおばあちゃんでした。
 そんな母を思い出し、遅ればせながら60過ぎた私も苺狩りご招待を目論んでおり、栽培に力が入ります。
 
 苺の植え付けを終えると午後は大急ぎで豆の収穫。これも雨の前の仕事です。
栽培を止めてしまった空っぽの温室は豆の乾燥には好都合です。
全てを納めたところで雨がポツポツ降りはじめ、なんとタイミングのいい一人農業なんでしょう。ちょっと腰は痛いけど・・・。
 日記も記さない、農業日誌も記さない農婆はこうして気持ちや作業をブログに納めます。
  < 一日を ブログで呟く 農婆なり >
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大きなかぶのお話し

2016-11-07 21:59:51 | Weblog
 孫が喜ぶだろうからと今年もイチゴを育ててみようと元気を出します。
農婆も子どもの頃、春には母親が育てた苺をたっぷり食べさせてもらったものです。

少しばかりの稲刈りは弟と甥が頑張ってくれ、その刈取りを終えた田んぼに苺地を作ろうと考えていました。
構想をねっている所に夫が豆トラを運び、耕耘してくれていましたが、稲の株は思いのほか根の張りが良く小さな豆トラでは仕事になりません。
 そんな様子を見ていた夫の弟が大型トラクターで現われ、あっという間に見事に耕してくれました。
 肥料を撒き、再び夫の豆トラが攪拌して仕上げました。
ここからがまた大変な作業です。鍬を使い、土を上げ畝作りは婆の仕事です。
見かねた娘(母親)も慣れない作業を手伝ってくれ、やっと苺苗の植え付けOKとなりました。
 苺は苗の良し悪しで出来も左右されます。そんな苺の苗を一度も作ったことのない農婆です。
苺苗は農婆の実姉が育ててくれました。ちゃっかり頂いた苗が何と120本。
 明日は植え付け予定。いよいよこの田は苺畑となります。
苺畑はまさに大きなかぶのお話のようです。あの人もこの人もみんな協力者。
  < よっこらしょ! 掛け声楽し 畑の和 >
 

 
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無患子(むくろじ)

2016-11-06 22:07:24 | Weblog
 毎月第一日曜日は神社の朝市が開かれる日。
以前は私たちも参加し懐かしい味や地元の産物や手芸品を提供しみなさんとのふれあいの場を楽しんだもの。
 今月は「無患子の実が落ちているかもいれないよ」と孫を連れて久しぶりに出かけました。
 社務所前の無患子の大木はサワサワと風にゆれ落ちている数個の実を見つけることが出来ました。
 
 この無患子の前の広場は朝市でにぎわっています。しばらくぶりの朝市は私たちが出店していた頃とは少し様子が変わり、手作り小物や木工・手作り雑貨などお洒落で若返りがうかがえます。
私たちが大切にしたいと思っていた郷土の懐かしい味、甘酒・おこわ・大福などの姿はなくなり、ケーキやピザ、パンなどに変わってきています。
 
 この月は神社ではよく七五三のお詣りや結婚式が執り行われていたことを思い出します。
 
 本殿前では七五三シーズンは桃太郎・サル・キジ・イヌがお迎えしてくれます。
孫の記憶にもしっかり七五三で参拝した記憶が残っていました。
 外堀の鶴亀神社にお参りする孫たち。まさに無患子…患い無い子でと婆は願いました。
 
 孫たちの楽しみはこれでした。無患子の実はシャボン玉のように泡だつと教えていたので早く帰ってやってみよう・・・。
 
 掌のアワアワに不思議と夢中がしばらく二人を遊んでくれました。
 
 とっても不思議な無患子に出会えた神社の日曜日。
  < 掌を合わせ 願う姿に 頬ゆるみ > 
 
 
  
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マメに暮らす

2016-11-05 23:00:34 | Weblog
 陽当りのよい農家の軒下は収穫した豆たちのオンパレードです。
マサメ、白いんげん、落花生、備中白小豆など順次、実だったものから収穫途上。
まだまだ緑大豆、小粒黒豆などの収穫、そして豆こなしの作業が待ってます。

 豆はさておき、本業のぶどう出荷に追われ、ブログ投稿も疎かとなりました。
せめて皆様のブログ散策を楽しみたい夜の時間もぐっとこらえて早寝を決め込んでおりました。
 農婆は農婆らしくまめに働いております。豆ではなく忠実に・・・。
不投稿は体調が悪いのだろうか…それとPCの具合が悪いのだろうかと他人様のブログに思うものですが、すこぶる元気な農婆の気まぐれブログは投稿拒否の日々でした。
 明日もまたシャインマスカットを嫁に出します。
  < 覗き見に なぜか安らぐ 心もち >  
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新米・新ゴマ

2016-11-01 21:05:24 | Weblog
 新米が出来たらアレを作ろうとのりのりさんのブログ訪問したとき考えていた五平餅。
 残念ながら昨年のお米が食べきれず、新米はもう少し先になりそう。
でも、今年は初めての新ゴマがあります。
すり鉢で擂るほどでもないし、やはり炒りたて、擂りたてが良かろうと初ゴマの収穫を祝い、ゴマすり器をこの際セラミックに買い換えました。
これまでのプラスチックとは比較にならなく快適、いい香りはきっと自家製金ゴマだからだと確信しました。
 たった2合のご飯を炊き、ゴマ味噌、甘辛しょう油だれの五平餅が出来ました。
 こんな時、探ってみるのは冷凍庫。底から出てきた春の名残のうぐいす餡見つけました。
たしか、たくさん採れたグリンピースがもったいないわと作り置きしていたもの。今日のおはぎはおまけです。
 自家栽培に勝るものなし。
  < 自己満足 あぁ、旨しかな 収穫期 >   
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