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晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

てんこ盛り

2009-06-30 21:43:08 | Weblog
 いつもお誘いは快く受け出かけることにしています。この歳になると友達は宝ですから・・・。
 旬の食材を豊富に使ったランチバイキングです。なぜか女性達が席を埋めつくしているのは何処のお店も同じでしょう。
てんこ盛りの昼食をこころゆくまで堪能し向かった先は県立図書館。
 貸し出し数・利用者数ともに全国トップを誇る充実した図書館です。
自由な時間をたっぷり持ち合わせた高齢者をかなり見かけます。雨の日も暑い日も快適な館内で時間に追われることなくゆっくりと過ごす・・将来はそんな夢のような日が私にもやって来るといいなーと思ったものです。
 ご馳走だって本だって、てんこ盛りには幸せ感じます。

  < 叶えたい 無理も承知で 夢描く >

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ニチニチ草

2009-06-29 22:57:06 | Weblog
 畑の作物には恵みの雨。やっと梅雨らしい空模様です。
しかし、母の入浴日の洗濯物にはありがたくない天候です。
 今日の母は職員さんの声かけもあり歌も歌ってくれました。少し声も弱々しくなり皮膚はずいぶんデリケートでガラス細工に触れるようにそーっと握手するわけです。
 この苑は自宅から近い事もあり利用者・職員さんもご近所の知った顔ぶれにお会いする事もあり同じ地域の暮らしの延長線のようでもあります。そんなところもこの苑へ入所できて良かったと思えるのです。
 現在介護5の母の状況を見ているとお世話の困難なことは目に見えていますが、そんなそぶりも無く職員さんは笑顔で現状を伝えてくだるのです。
今は介護に困らないように身の回りの衣類を整える事くらいしか出来ない・・それでも家族なんです。

  <  花願い 晴れたらいいな 洗濯日 >

 

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草間

2009-06-28 22:57:58 | Weblog
 高梁川に沿い車を走らせ今年も来ました草間台地。ここはもう私たちの第二のふるさと。
 昨年、仲良しグループは初めてここでお泊りミニ同窓会。以来すっかりこの地に馴染んでしまいました。
<ヴィラージュかれんふぇると>ウッドデッキから眺める周辺景色は足元に広がる梨畑、ピオーネ畑そして知る人ぞ知る葉タバコの畑。
この光景がなんとも日頃の慌ただしさを忘れ別世界に誘われた気がするのです。
 昼間でさえ人気の無い山間部、夜ともなれば聞こえてくるのは名も知らぬ動物の鳴き声と少女時代に戻った私たちの笑い声だけ。
深夜まで絶え間なくおしゃべりした私たちは、疲れも知らず翌日は新見美術館へと直行です。
 新見市街地を見下ろす小高い新見美術館は県北部にもかかわらずかなりな入場者数のようです。
総勢90名にもおよぶ出展者<文化人・芸能人の多彩な美術展>人のいくつも持ち合わせた才能に見入った次第です。
 年に一度の宿泊ミニ同窓会はすっかり新見の地に定着しつつあります。

  < お気に入り 縁とゆかりの 故郷に >

    
 

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Mcdo

2009-06-25 22:20:13 | Weblog
 昼過ぎの気温上昇のピーク時間帯に母の苑に向かいます。
施設は室温も程よく設定されておりすこぶる快適と思われます。外来者の私たちもホッとします。しかし、苑の玄関を出ると再び吹き出す汗です。
 帰り道、晴れ渡った空と通りかかりのファーストフード店の壁面が絵本のように見え携帯でカシャリ!。
 若者ならば<マクド>でしょうか?ここは何度か母とお茶した場所です。
車椅子移動になった母を病院外来での診察を終えて帰宅する途中”冷たいものでも飲もうか?”とごほうびのように二人で立ち寄ったのでした。
 元気いっぱいでいた母とならこんな所にも来なかったでしょうが、全てを頼りきった母でしたから・・・。
 フライポテトをつまみながら、ジュルジュルとマックシェイクを飲んだ夏の思い出。

  < 思い出は 二人向き合う 暑い夏 > 

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クチナシ

2009-06-23 21:48:57 | Weblog
 昨夜の雨も上がり昨日持ち帰った母の洗濯物もお昼には気持ちよく乾いています。次回の入浴に不足があってはと今日も補充に出向きます。
 苑のデイルームで過ごしていた母はもうこのフロアーにも馴染んできていると思うのですが、引っ越して間もないこの場所にまだ不慣れな私です。
 母はいつもニコニコ誰とでも親しくなれるフレンドリーな人。そんな印象が皆さんにはあったようです。
大勢の仲間とグラウンドゴルフを楽しみ、畑仕事に励み明るく健康的で小柄ではあってもヒマワリを思わせるようでした。
 この頃の母といえば、おしゃべりはもちろんあれほど好きだった歌も歌わない、笑い声も出さずすっかり無口な色白おばあちゃんになったんです。
 今は色白のクチナシの花ですか・・・。

  < 歳かさね 色も移ろい くちなしの花 > 

 

 

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タチアオイ

2009-06-22 21:58:11 | Weblog
 梅雨シーズンとはいってもその気配も無い西日本です。やっと大地を潤す雨も霧を吹きかけた程度で、湿度ばかりが上昇しムシムシ状態です。
 タチアオイの花の頂点の花が咲くと梅雨も明けるとか聞きますが・・・この分だとカラ梅雨がまだまだ続くのでしょうか。畑には雨も恋しいものです。
 ジトジト・ムシムシとこのシーズンに悩まされるのは愛犬ルイコの皮膚病です。
今年もやはり発病!。ルイコにとっては大好きな病院通いですから何の苦もありませんが扶養者にとっては・・・。
健康保険もなければ後期高齢者医療制度もないルイコですので、大喜びで動物病院のドアを開けるルイコとは相反し、愛犬の高額医療費に悩まされシブシブ財布を開ける飼い主でございます。

  < 梅雨空も 是好日と 過ごす日々 >  

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ふるさと

2009-06-20 20:27:01 | Weblog
 今日の吉備路は春先のレンゲからひまわりへと夏の装いに変わっていました。
 ふるさとはいつも笑顔で迎えてくれます。同窓会準備のため幹事は二回目の集合です。
 花も恥らう乙女から37年もの歳月が過ぎれば私たちは怖いものなしのおばさんに成長しています。
私たち幹事はティールームにドンと居座り一杯のお茶で長時間。資料を一面に広げ、なんとか皆さんと楽しい時を過ごす事が出来ますようにと知恵を絞ります。
 吉備路の丘の五重塔のタモトで秋には素敵に歳を重ねた熟女たちが集います。
いつまでも変わらない吉備路の風景に変わることの無い同窓生の友好関係でしょうか。

  < ふるさとの 色も移ろう 吉備の丘 > 



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ダリア

2009-06-19 22:00:39 | Weblog
 週2回の入浴日が母の様子をうかがう日となっています。
 大きな変化は無いものの、日頃はごぶさた続きの夫です。
私からの様子を聞くだけで母親の現実を知らないでいる事はどうなのかしら?と内心思っていたのでした。
 ”今日は一緒に行ってみる?”と聞けば”いいよー!”と快い返事です。
なのに、息子というのはどうして自ら母のもとへ行こうとしないのか不可解です。
 確かに会話も通い合わない、息子の名前も出てこないのですが、息子を見る母の顔はうれしそうです。
母と夫の様子を見ながら、なんともたどたどしい不器用な息子だこと・・・。
”分かるか?”と短く聞いた息子は”誰や?”なんて言われなくてホッとしたんです。

  < ダリアです 笑える二人の 会話なり > 

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和風

2009-06-17 21:21:35 | Weblog
 備前焼の花器にいれられたドクダミの白い花が素敵な和の玄関にお邪魔をしました。いつも快く迎え入れてくださる友人宅です。
 私たちも落ち着いた和風が馴染む歳になりました。帰り際、お許しも無いままシャッターを押していました。
 帰宅したわが家では和物に惹かれた夫が探し物をしていました。冷蔵庫にひとつだけあったはずのアイス<あずきバー>でした。意外な人気です。
ひと足遅かった私に残されたのは豊富な脂肪分のバニラアイスクリーム。やはりこの年齢になると嗜好品も和物がシックリ合うような気がいたします。
 本当にいくつになっても食べ物の諦めはつかないものです。残念!

  < 少しだけ 年輪重ね 渋好み > 
 

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特浴

2009-06-16 21:38:36 | Weblog
 母が初めて介護認定を受けたのは6年前、あれから徐序に介護度も進み現在は要介護5の身体となっている。
 自宅介護で一番に困難になったのは入浴介護だったように思える。自宅風呂では危険な上に介助する家族が不慣れなためデイサービスに入浴を組み込んでいただき何とか気持ち良く過ごせていた。
 入苑してからは介護度も進み座り姿勢での入浴から最近は横たわった姿勢での入浴のように聞いた。
 <特浴>といわれていた。設備の行き届いた苑ならではの快適な入浴とおもわれる。お陰で94才でありながらいつもツヤツヤピカピカの母です。
 本日は私も<特浴>でございます。突如、夕方にお隣さんからお誘いがありましたので・・・温泉直行です。
昔は田植えを終えると<>とかいわれ温泉で骨休みしたとか・・・。
 二人とも田植えをした身ではないのですが季節の行事とでもいいますか<特浴>であります。

  < 特浴に 疲れも癒す 日暮れ時 >

 
 

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代みて

2009-06-15 21:48:16 | Weblog
 自然環境のよいことをうかがわせるようにザリガニが存在していた我が家の水田です。
 その昔、田植えを終えるとささやかな御馳走で労をねぎらっていたのを思い出します。<代みて>といっていましたか・・・。
今日はわが家の代みてでした。
 私の小学生の頃、田舎では田植え休みなるものも存在していたのです。今のように週5日制だのゆとり教育だの時代ではなく、農繁期の作業は子どもであってもかり出され家族総出で共に汗したものです。
お米の貴さもこのようなところからも感じられたものでしょうが・・・。
 農作業は米ばかりではなく人までも育てていたように思えるのです。
 田植え風景もすっかり変わり、本日のわが家では、超大型田植えマシーンが大型輸送車により搬送され、総勢6名参加の田植えも乗務員一人のみが苗を植え他の人々はギャラリーとなりただ見守るのみ。
 田植え機の稼動時間たるや40分で全て終了のアッという間の<代みて>です。

  < 代みてに 育った時代 懐かしむ >
   

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就寝

2009-06-14 21:45:44 | Weblog
 早寝・早起きが信条のわが家です。
 事を行なうにも、朝の方がはるかに能率が良いと信じています。夜の働きは朝に比べ1.5倍と体力消耗、疲労もアップの感を体内メーターが示しています。
 これは決して年齢的に中古品と言うわけではないのですが・・・。
 <早起きは三文の徳>とも昔から提唱されるように早起き励行。よって早々と就寝でございます。
 <長起きは三百の損>ともいわれるとか・・・。

  < 早業で 閉じるパソコン 明日のため >

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早苗

2009-06-13 21:46:57 | Weblog
 6月第二土曜日、やわらかな早苗も育ちこの地では乾ききった田に一斉に水が張られ一変して田植えモードです。
情緒ある田舎の風情とはいえ、どこから集合してきたのかと思えるほどのカエルの合唱は耳障りでいつになっても好きになれないものです。
 三十数年そんな事をこの時期になると悩んでいたのですが、年を重ねると最近はわずかな耳鳴りに悩まされております。日常のこの騒音は自らが蒔いた種であります。
 自然のなかで生きるカエルの合唱などは癒しでしょうか・・・。

  < 嘆くより 馴染んで暮らす 片田舎 > 

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退職

2009-06-12 22:34:47 | Weblog
 先月だったかな、二人の友人から偶然にも<6月退職>の話を聞いた。
 一人は御主人が定年を迎えるとか、もう一人は本人が退職に踏み切るのだとか、きっと高齢のお母さんの近づく介護があってのことではないかと察するところです。
 この二人に数年前のわが家の状況が思い出された。
 夫が踏み出した第二の人生。そして、母の脳梗塞から始まった緩やかな介護生活でした。
夫の定年は妻が口出しする事も無く家庭に調和して暮らしてくれればそれでいいと思えるのですが・・・介護に関わる友人にはご苦労な事も出来湧いてくることでしょうが、介護を通して姑さんとの距離が近くなり嫁・姑の仲も元気いっぱいの頃より少し柔軟になるのではないのかと思えるものです。
 私にとっては、高齢になった姑の弱さは嫁の気分を少し楽にしてくれましたから・・・。
 二人にとっては一幕の終了ではなく、第二幕の緞帳が上り、より感動の第二ステージになるだろうと信じているのです。

  < 人生も 味わい深い 第二幕 >


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桑の実

2009-06-10 21:24:51 | Weblog
 田舎暮らしでありながら今までお目にかかったこともない桑の実。思いがけず隣の畑で育っていたんです。
日に日に色付いてくる黒い実を見ながら、どこかにあったんだけど・・・桑の実を歌った歌が・・・。
たしか桑の実を摘んだ・・カゴに入ったの桑の実だった・・等など思い出そうとしても出てこない何の歌だったっけーと数日考えているうちに実も食べ頃になってきました。
 最近は忘れっぽい上に思い出せない事が多くなり”あの・その”連発に歳を感じます。
口に出せそうで出てこない歯がゆさ、こんな苦しみは若い者には分からないだろうなと大人の自分をも感じるのです。
 ”なぁ~んだ!”ラジオから聞こえてきた♪夕焼け小焼けの赤とんぼ~・・聴きなれた曲でありながら・・・解決すれば言うに言えない爽快感。

  < 山の畑 気持ち晴ればれ 口ずさみ  >

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