晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

最終日

2010-08-31 21:27:54 | Weblog
 八月も終わり、夏休みも終わり、最終日の今日は岡山公演も最終日となった木下大サーカスに出かけたのです。まさに最終ショーのフィナーレでした。
 まだまだ太陽ギラギラ真夏日の下、赤テントの中も観る人、演じる人の熱気と歓声、どよめきのなか数十年ぶりのサーカスにハラハラ・ドキドキくぎ付けです。
厳しく調教された動物たちも団員でありますから、この華やかなショーをつくりあげる大勢の木下ファミリーは最高の感動をくれます。
 正面席からは出番を終えテント裏に退いていく動物達も見えます。
先ほど美しいシマウマが見せたパフォーマンスにも感動したのですが、観客をわかせ退席したテント裏では普通のシマウマになり檻の中でゆっくり草を食んでいたのでした。
そんな姿がチラリ目に焼きつきなぜかホッとした私です。シマウマ以上に緊張していたのはおばさんかも・・・。

  < 久々に 心揺さぶる 赤テント >

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B級グルメ

2010-08-30 21:34:44 | Weblog
 家庭菜園のありがたいところは新鮮な野菜がすぐに間に合うこと。
 チョッとした薬味でも手近かな所にあれば・・・これだから半農に豊かさが感じられえるのだとおもうのです。
 もう少しすると清楚なレースフラワーを思わせる白い花を付けるニラも今は蕾。
この軟らかな茎をポキリポキリと指先で手折り一握り持ち帰る。晩酌の肴の一品にもなるでしょうから。
 肉類とニラ、とても相性のよい食材に味付けは何にしましょうかと覗く冷蔵庫の隅に地元B級グルメ話題の<ホルモンうどんのタレ>を発見。
これこれ!ジャッ!ジャッ!ジャーッと強火で炒めるとシャキッとした食感でわがやのC級グルメは晩酌の友。

  < ささやかな 食を潤す 花を摘む >  

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晴耕雨ログ

2010-08-28 20:54:51 | Weblog
 大地を耕すことに安らぎを感じ、恵まれた自然環境のなかでの田舎暮らしを楽しむ・・・名付けて<晴耕雨ログ>そんなブログを開設して本日記念すべき1000日となりました。
 昨夜、12時を回って就寝したにもかかわらず、今朝はまだ薄暗い4時の目覚め。
”そうそうラジオ深夜便<明日へのことば>が始まる頃”と久しぶりに早朝ラジオにスイッチを入れた。
 なんとラッキーな事か、興味深い、今朝は<半農半X>を提唱される塩見直紀さんへのインタビューでした。
自活のための農業をする(半農)の一方で自分の好きな、個性を生かした(Xエックス)をやり社会に役立ちながら対価を得るライフスタイルです。なんでも著書<半農半著>をヒントに作られた造語です。
 半農にはことのほか反応しやすい私であります。
 <食>は大切、<農>も大事、<暮らし>は価値観の違いこそあれ安らぎと満足感があればいいかな・・・そんな毎日に感謝しながら続けて生きたい<晴耕雨ログ>。
 放送終了午前5時。”さぁ!今日も・・”と見上げた東の空は明るく日の出まえ。今日も暑そうだわー・・西の空は高い位置にまだクッキリと月と☆が輝き早い農耕の一日のはじまりはじまりー。

  < 厳しさも 喜びも有り 晴れの国 >

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愛情レシピ

2010-08-26 20:34:29 | Weblog
 わが家で育てた落花生をひとつぶ一粒サヤから取り出し一昼夜水に浸します。
 ガ・ガ・ガーッとミキサーで攪拌し、晒し布で丈夫に縫い上げた漉し袋を使いしっかりと絞ります。
 ヒタヒタと落ちる真っ白なピーナッツ豆乳にでんぷんを加えゆっくり時間をかけ丁寧に練り上げお湯呑みに流し込む。ここはやはり定番の半円型がいいでしょうね。
そうそうポイントの黒ゴマを2・3粒を忘れないように・・・。有っても無くてもいいようなものですが・・・。
冷蔵庫でじゅうぶん冷えたらツルリと器に取り出し練りワサビを添える。
 幼い頃からなじみのピーナッツ豆腐は母親の味。
 ギュッと絞り上げた<おから>は卵・牛乳を加えふんわりドーナツに、これぞ母から教わった愛情レシピでございます。

  < 年を経て 今は懐かしい 里の味 >
 

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更新

2010-08-23 21:58:05 | Weblog
 運転免許を取得して何度目になるのでしょうか・・・免許の更新に運転免許センターに走りました。
 自宅から近いこと、優良運転者講習といったところですから短時間で事は済みます。
 しかし、受付の順番待ちはかなりいらっしゃいます。よくよく見れば皆さんの手にした手続き書類の色はさまざま。講習内容の違いによるものでしょう。
受講室は空席ばかりで、われら優良運転者講習を受講する人の少ない事。あれあれこんなにも運転トラブルのあった方が多いものとは驚きです。
 私だって偉そうは言えない返り咲きの優良運転者ですから・・・。
これからもより安全運転を努める所存であります。ハイ!

  < 安全を 心に誓う 更新日 >

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経過報告

2010-08-21 20:57:22 | Weblog
 背丈19センチ、ウエスト52.5センチ。肌色は若干青め。
 カメラとメジャーを持って観察に出かけました。
いただいたメロン苗の生育状況を少し詳しく記録しようと思い・・・。大きさの判断は日常よく見慣れた何かと比較する事が分かりやすいと思われます。
 写真を一枚撮り即刻ハガキに印刷します。
 ”貴女ならメロンを育てられるのでは・・”とありがたいご指名をくださった友人に朝一番にメロン絵葉書を送りました。
メッセージは<こんなに元気に育っています・・・いつか一緒に味わいましょうね・・・>と。
 久しぶり、携帯メールでなく自筆のお便り。

  < メッセージ ひとこと添えた ご無沙汰便 > 


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八十八手間

2010-08-20 22:48:16 | Weblog
 育て上げるまでに八十八手間かかるというお米です。
草を刈る、草を抜く、それも重要な作業です。たとえ自給自足の家族の食を賄うだけのささやかな米作りも大規模農家と同じように手間数はかかるものです。
 早朝の2時間だけにしよう・・・と決めてかかる短期集約型で草刈を開始いたします。
とても早朝とは思えない陽射しと暑さの中でひたすら汗を流し黙々と作業を続ける。もはや汗を拭く事も忘れて・・・。
こうして懸命に汗して働き終え、水圧が痛みに感じるほどの冷水シャワーを浴びると先ほどまでの苦労も疲労も汗もすっかり流した爽快感は最高です。
 ビッショリ汗にぬれた肌着をギュッと力の限り絞ってみればポタリ・ポタリにじみ出る汗の雫に”よくぞ・・・”と自分を褒めてやりたし。

  < 炎天下 一粒の汗 米作り > 

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猛暑日

2010-08-18 21:10:15 | Weblog
 お盆も過ぎたというのに太陽はギラギラ容赦なく照りつけ今日も猛暑日。
 今朝は楽しみで早起きし、早朝から畑の草抜きです。
カラカラに乾いた大地にも雑草は逞しく根を張り焼けつくような暑さをものともせず生きぬいております。
 あまりの乾燥大地の草抜きもままならず、前日の夕方より散水し畑を潤わせておいたのです。こうすればきっと草抜きも楽にできるだろうと・・・。
仕事が楽にできるだけで早起きするほど楽しみに思えるのもいかがなものかと思えますが・・・。
 しかし、よくよく考えてみれば、散水によって草抜きはやり易いのですが、実は雑草の成長や発芽を促進させる水撒きでしかないように思えるのです。
つまり雑草を育成し、雑草を退治することをくり返し行なう事となるのです。これこそ自分で自分の首を絞める・・・ということですかー。やれやれ!

  < 負けられず 意地で闘う 猛暑の日 > 
 

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餓鬼の首

2010-08-16 21:32:49 | Weblog
 お盆も過ぎれば暑さも少しは和らいでくるのではと期待するのですが、まだまだ猛暑続行中であります。
 8月16日古くから耳にしてきた<餓鬼の首>。この日は何もしないでゆっくり・・・とするのだとか聞きますがそうも言ってられない畑の事情。
 小豆も黒豆も加減を知らない今年の日照りに参ってしまいそうであります。
早朝から水を満載したバケツを両手に提げて緊急の水やりです。こんな作業が災いしたのか、よる年波なのか自分の背丈が縮小されているのを感じるのです。
 次第に背丈は小さくなってゆく私だけど、横幅と年齢だけは大きくなり、8月16日この日またひとつ年をとった。
 それにしても暑い夏の盛り、この世に新しい命を送り出してくれた母に感謝でございます。

  < 畑中は 地獄の暑さ 餓鬼の首 >

   

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積乱雲の彼方に

2010-08-15 22:32:04 | Weblog
 終戦記念日の今日。今夜は久しぶりにゆっくりテレビを見ました。
 真剣に、涙・・・で見終えたばかりです。
 原案<積乱雲の彼方に>15歳の志願兵-終戦特集ドラマ。
まだ15歳の少年たちには多くを学び、将来を描いていただろうに祖国のために夢を捨て戦場へと消えていった。
 最終シーンは戦死した親友の残された日記を読み上げる友人、この日記を聴き入っている息子を失った母の心情にテレビ前で涙するばかり・・・。
 教師・親、全ての人々は苦悩の時をおくっていた愚かで悲しい戦いの過去があった。
 「友達がいた、夢があった、でも戦争があった」終戦記念日。

  < 忘れずと 問いただされる 夏の夜 >

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お盆

2010-08-14 22:17:27 | Weblog
 菩提寺の客殿前はお盆らしく蓮の花がお参りの人々を迎えてくれます。
 今ではこんな言葉もないでしょうが、世間で言われた<跡取りの嫁><長男の嫁>ですから姑がこれまで務めてきたようにお盆の行事を自分なりに行なっています。
 お寺参り、墓参、迎え火・送り火・・・丁寧な母には及びませんが・・・。
 家族での墓参、急斜面の坂道が登れなくなった母に代わり今年から6ヶ月になったばかりの孫が加わってのお盆のお参りです。
少しづつ世代交代しながらご先祖様を守っているわけです。
 さて、この坂を何年登れるだろう・・お墓参りの坂道は我が身が年老いていることのバロメーターのようにも思えるものです。
 この坂を登る体力が衰えてきたなら、そう・・孫に”お願い!水桶持って!、手を引いてちょうだい・・”そんな日が来るんだろう。まだダッコされた孫に頼る日が・・・。

  < 休みとは 名ばかり嫁の お盆かな  >

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メロンだって・・・

2010-08-10 21:52:04 | Weblog
 今年の夏は、清水白桃の収穫期間がずいぶん長かったようです。
 日々、桃に明け暮れすっかりご無沙汰していた葡萄ガラス室を久しぶりに覗いてみたのでした。春に思いがけない友人に栽培を託されたメロン苗が同居でているのです。
その実も一回りも二回りも大きくなり上部からなんだかネットらしき模様が現れ始めております。メロンの風格がやっと見え始めました。
 ●メロン苗をいただいたのは多くの友人を持つ妻。
 ●さてどこに植えようか・・植え場所決定権は夫。
 ●栽培管理90%夫。残り10%見守る妻。
 ハンモックでゆっくり育つメロンはいつかわが家の食卓に・・・証拠品として友人にも届けなければ・・・。

  < 作る人 見守る人も 食す人 >
 
 
コメント (2)
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また来年も・・・

2010-08-08 22:08:06 | Weblog
 ”仏様にお供えしてくれ・・”と夫から差し出された清水白桃二個。
 今年の夏の暑さは格別です。自分達も少し年を取ったかな、清水白桃の収穫作業が今年は特別応えます。
 今日も夫と収穫しながら”今年ほどしんどい年はなかったかも・・・””これも年のせいかな・・・”と時おり会話を交わし残り少なくなった清水白桃をもいでいます。
 汗を拭きながらポツンと”今まで頑張ってきたが、これで子どもを学校にやる事もできた・・・”と夫のひと言が妙に心にしみました。
 若くして、否応なく親から受け継いだバトンをふたりで細々と守り続けられたのも健康体に恵まれ、子ども達を育てることが働く原動力となっていたんだと思えるのです。
 子育ては卒業したのですから厳しい仕事は少し控え、ゆったり暮らしたいと願いながらもたくさんの方からの”美味しかったよ。”の声にまた励まされ来年の夏も・・・。終わりのない桃作り。

  < 無我夢中 若きあの日を 顧みる >  

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桃娘

2010-08-06 22:05:01 | Weblog
 桃太郎の昔話も話の展開を興味深く聞き子どもたちはそれを覚えていったものです。
昨日の桃取りじぃばぁの話にも続きがありました。
 小鳥の古巣を見つけ感動にひたったじぃじとばぁばは、桃の収穫を終えドッサリもぎたての桃を持ち帰ったのです。
 じぃじの役はここまで、後はばぁばとその娘が桃の選別と箱詰めをいたします。
ばぁばも若い頃、まだ幼い娘達を寝かせては箱詰めを手伝ったものです。
 今年はわが家の桃娘(孫)が寝ている間は母親である娘が作業の手伝い、桃娘が起き出すとじぃじが子守役。どちらが守をされているのやら・・・。
やはり生後6ヶ月だと母親恋しくて泣いている事もしばしば。これには心も痛みます。
ゴロゴロハイハイしながら愛用のタオルを巻きつけ指しゃぶりしながら泣き疲れた寝顔はまことにいとおしゅうございます。

  < 幼子の 愛しい寝顔 胸はキュン >

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育む

2010-08-05 21:32:35 | Weblog
 やれやれ!また暑い日になりそうです。
 今日も早朝からじぃじとばぁばは山の畑に桃の収穫にでかけました。
いつものように熟れ具合を確認しひとつひとつもぎ取ります。
 ”おい!こんなものがあるぞ”熟した桃の小枝に小さな小鳥の巣を発見したじぃじが知らせてくれたのでした。
 野鳥が小枝に新居を構え子育てをしたのでしょうが、すでに巣立ち鳥の姿はないのです。
枯れ草の繊維質、カラス避けに使ったミシン糸、ビニール素材の紐で丁寧に組み上げ外壁は乾燥した苔を薄く貼り付けそれはそれは巧妙で安全な位置で子育てした野鳥の家庭設計には感心させられました。
 私たちも子育てをしながら桃を育ててきたわけですが、両親を手伝いながら今や本業となっている桃栽培は”もう何年になるのかなぁー”と昔話をしながら桃をもぎ取るじぃじとばぁばです。

  < 若き日の 苦労もいつか 想い出に >  

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