晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

清々しい朝 ヽ(^。^)ノ

2016-07-31 21:48:55 | Weblog
 <遊悠素敵>のタカコさんの種を<ようちゃんばあばさん>経由で頂きました。わが家の花オクラは今朝のひんやりした空気の中でやっと開花していました。一輪だけなんだけどね。

 収穫も終えたと言いながら、いよいよ最後の出荷を近くの直売所に搬入。田舎の小さな直売所なのに皆さんどこで知って来られるのでしょう・・・。県外ナンバーも多いようです。
 
 朝からお客様で込み合い、やはり産地の果物は大人気でした。一日一回ならず数回搬入に車を走らせました。
 愛車の小型ボックスカーは後部座席は全てわが家のもも子用に荷台仕様にして汗と埃にまみれて働いておりました。
最後の搬入をした後は久しぶりにコイン洗車に立ち寄り身も心も清々しい車体と農婆です。
荷物専用だった後部座席を取り戻し、これから我が家の子狸を乗せ孫サービスもしませんとね。

 この清々しさに一気に洗濯モードにスイッチが入り、毛布・敷物など大もの洗濯にコインランドリーに足取りも軽く走った一日でした。全て終了!めでたし・めでたし。
  < 初咲きに 心もすがし 今日の朝 >
 


 
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子も育つ

2016-07-30 21:34:47 | Weblog
 爺婆の農業も何年経っても学ぶことばかり・・・。
 忙しいばかりの桃の出荷作業場の中で知らず知らず子どもも育ってきたような気がするこの頃。
ボクは出荷コンテナーに向かい「もういいか~い!」姉とかくれんぼの鬼を務めております。
我が子の子育てもこうして作業場の片隅で遊ばせながら仕事をしておりました。その娘も今は重要なな助っ人です。

 この作業場、天井でも子育てが・・・。
 出荷時期とツバメの子育て期が重なるとフン害を心配して今年は巣作りご遠慮願っていました。
でも、諦めることなく通い詰めるツバメ夫婦に根負けしてとうとう天井の古巣に中古住宅を確保してしまいました。
 農婆はフンの落下防止に巣の下に板を取り付けておりました。
 
 作業する頭上からは可愛いさえずりが聞こえ、親ツバメは一日中せっせと子どものために餌を運んでおります。
ところが大変な事態が・・・・。
 桃缶詰用の出荷コンテナの中に小さなひな鳥が落ちています。「おかあちゃ~ん!」と叫んでるかのようです。
 
 婆はそーっと掌の中に包み込んで梯子を上り巣に戻してやりました。やれやれ一件落着。
 子育てしながらの桃栽培でしたが、今は爺婆もこれが本業となりあと何年出来るでしょう。
  < 子育てに 我が人生を 顧みる >
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贈り物の昨今

2016-07-29 22:00:01 | Weblog
 果物農家の我が家にも宅配便でマスカットやメロンの贈り物も届きます。マスカット・オブ・アレキサンドリア・・・我が家のマスカットはもう少し先になるので「こんなのいかが?」とお勉強に送って下さいました。

 果物農家は「贈り物にお願いね。」なんて産地直送の依頼を受けることもあります。こと桃は今も昔も人気です。
ところが最近の宅配事情に少し変化があるように感じるのは私だけ?
 少量でお願いね。家族が少ないのでしょうか?お付き合い経費削減でしょうか?昔のようにご近所へおすそ分けすると、お返しいただき恐縮なので・・・。はたまた糖分取りすぎ食べ過ぎ控えてます。
 そんな気遣いのようです。
 また、宅配伝票も個人情報?でしょうか、電話番号表示なし・・・これには困ります。
 
 依頼された農家だけではなく、宅配業者さんもお困りでは?
 受取人さんは海外旅行・・・そんな事で出戻った荷物。とても丁寧に梱包され大切に取り扱ってくださったことで出戻りなのにちょっと嬉しく思えます。
 いつもご依頼人さんに代わって心をお届けしたいと思う農婆です。
 
 そうそう、岡山入りされていた皇太子さま、午後にはお帰りなので近くの沿道へ駆けつけお見送りしました。美味しいマスカットもお召し上がりになられたのかしら・・・とやはり気になるのは産地の果物のこと。
  < まごころを お届けしたい 宅幸便 > 

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岡山の夏・わがやの夏

2016-07-28 22:28:22 | Weblog
 晴れの国・岡山の夏はやはり桃。我が家も夏の大イベントは桃の出荷。

 収穫された桃は赤コンテナに入れられ共同選果場へ運ばれます。
ここは市街からもそれほど遠くもなく、駅から空港線に位置する<清水白桃発祥の地>です。
 梅雨明け以来、ギラギラの晴天続きで桃のお味は言うことなし。
食べる前に氷水で冷やし、薄皮を剥いでこれまた冷えたガラスの器にでものせ味わっていただきたい清水白桃です。
 ところが、我が家の6歳孫ときたら、台所シンクで上手に指先で皮剥きしてガブリ!と豪快にやってます。
 
 わが家の食べることには自立した桃娘の作法でございます。(^_^.)

 岡山では今日からインターハイの開幕。これに合わせて皇太子さまもお越しになられ、昨日は上空を警備ヘリコプターが飛び近くの桃の共同選果場前の空港線をお通りになられたようです。
 きっと皇太子さまも冷えたジューシーな清水白桃をお召し上がりになられることと思いながら仕事をしておりました。
今朝の新聞では農業試験場で…岡山の桃を、もちろん最高のおもてなしで・・・おせっかい農婆はそんな事を想像いたします。
 岡山の夏、まことに暑うございます。
  < 夏の日は 甘露滴り 晴れの国 > 
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今年も回顧録

2016-07-27 22:45:51 | Weblog
 桃収穫期のため、これまでにない長くお休みしていたブログです。やはり回顧録で再開します。
気象に大きく左右される果物栽培。今年は想定外?
早く迎えた収穫期なので終了もきっと早いだろうこれまでの経験から想像していました。
 意外に、今年は清水白桃とながく付き合うことになってしまいました。

 収穫作業中も腰にぶら下げたスマホは時々農婆の思いを写し止めてくれました。
少しずつめくって行こうと思います。
 爺婆の朝の桃収穫のお手伝いの孫たちです。
「コンテナー持ってきて~」素早く反応してくれます。やっぱり、ネコの手より孫の手ね。
 夏休みの一日。こんな日があるのもいいかな。
 
 爺婆はこんなにして桃の袋をのぞき込み熟れ具合を見てるんです。なんとも褒めてやりたいボクの腰つき!
収穫目前に落下した桃が足元にいくつも転がり胸は痛みますが、また来年があるさ・・・と年齢に合った働きで頑張ってみるか。と心新たな爺婆です。
  < 疲労感 こころの隅は 達成感 >
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一人芝居

2016-07-11 20:20:38 | Weblog
 桃出荷もまだまだ本格操業にもならず、爺婆はそれぞれの仕事をこなしています。
爺は草刈りやぶどうの手入れ。今日の婆は2・3本の桃の木を相手にちょこっと収穫と箱詰め。
 色白で気品ある<白鳳>は終盤となりました。元気良さそうな赤らんだ大顔は<なつごころ>この2種類の桃で岡山の夏の詰め合わせが出来上がり。
 
 県外で暮らす甥っ子家族に贈られます。姉夫婦の親心を代わりに叔母の私が詰め込みました。

 一人芝居の舞台も、そろそろメインの清水白桃の出番となり、大忙しの日々は爺婆の共演となります。
  < 熱演の 役者揃いの 舞台裏 >
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時のすき間

2016-07-07 23:01:18 | Weblog
 時のすき間で気ままに料理を楽しむ農婆です。まるで子どものままごと遊びのようです。

 美容室でカラーリングの待ち時間はメガネ無しで見えるお料理雑誌がいいですね。
先月、いつか作ろうと思ってざっくりレシピを頭に入れて帰っておりました。こんな素朴な味わいが好きです。
 
 とっても簡単なのがいっそう魅力。時のすき間の30分クッキング、茄子のお焼き。
 茄子には味噌が合いますね。刻みネギも加えて中身のあんを作ります。
餃子の皮をずらせて3枚。茄子のあんをくるりと包み黒ゴマを振り、ゴマ油で焼いただけ。
冷凍庫のすき間に潜んだ小豆あんも包んでみましょうか・・・。
 たしかこんな物だったような・・・とてもテキトーな頭のメモ帳でした。
  < 薄れゆく 記憶を繋ぎ 今日を生く > 
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7月6日はサラダ記念日

2016-07-06 21:07:27 | Weblog
 今日、わが家のトマトたくさん収穫しました。フレッシュサラダがいいね。7月6日はサラダ記念日。

 今日の新聞文芸欄は短歌でした。入選首の中に友の名前が載っている。いつも自分が投稿したかのように楽しみでまず名前を探す。

 この友人に短歌に誘われながら未だその門がくぐれない。
俵万智さんの「サラダ記念日」が出版され、何だか高いと感じていた短歌の敷居ももしかしたら・・・と考えながら立ち止まったまま数十年。
 友人はスタスタと歩を進め、あぁ!近くて遠い人になっている。
  < しみじみと 7月6日 食むトマト >

 
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初ゴマ

2016-07-05 21:52:13 | Weblog
 ウチの初マゴは歳若く6歳。私は、この歳になり初ゴマを栽培してみます。
ゴマすりならぬ、手こずりながら種を蒔き直したり移植したりで初ゴマはただ今こんな成長ぶり。
 ゴマを使ったお料理にゴマ和えがあるんだけれど、ゴマ汚しとも言います。
何だかゴマに失礼な気がしますが、黒ゴマの和え物がそう呼ばれることが多いのかしら・・・。
 私が蒔いたゴマは金ゴマ。
やがて花が咲き、莢を持ち実を蓄える・・・そんな日を夢見ながらゴマの顔を見に畑に向かう。
 新たな挑戦にまたひとつ仕事を増やした農婆です。
  < それぞれの 味わい嬉し 農婆なり >
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サギ足

2016-07-03 21:07:38 | Weblog
 「7月七夕、サギの足」と近所の先輩農婆さんがリズミカルに歌うように教えてくれたのを覚えています。
農事はこうして作業の時期を記憶に残すんでしょう。

 少し早すぎたかな・・・上品な味わいで希少な小豆といわれる<備中白小豆>がまるで水面をそろりと歩くサギの足のようです。
 先日<ようちゃんばあばさん>の記事は白小豆でした。
どうやらようちゃんばあばさんも白小豆を育てるのは初めてのご様子。彼女も少し早蒔きしたようです。
 でも、これがブログのいいところ。「はよう芽が出て 大きくなりすぎたら 先を止めれば 枝が出てたくさん 実がとれるわ」と先輩から教わったとようちゃんばあばさんでした。
 一つ、また一つ知る農作業です。このアドバイスはせっかちな私がいただきです。
 真夏を思わせる今日は、手鍬でそっと土寄せして白小豆の成長を見守ります。
  < 経験が 教える農の 極みなり >
 
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積ん読

2016-07-01 20:54:30 | Weblog
 野菜作り、本気でやりだすとなかなか面白いものです。美味しい安全野菜を食卓へ、そんな気構えでおりますが・・・。たかが農業、奥が深い。
 書籍も頼りになるかと思うものの、ところが忙しい、疲れた・眠いの言い訳農婆はずっと積ん読でございます。

ここ数日、ご近所から早生桃のいただき物が時を知らせてくれています。
今年の桃は生育も良く、そろそろわが家も出荷で忙しくなりそうです。野菜のお世話もごめんなさいです。

 農婆はしばらくジ様と本業に励むこととなります。気力は持ち合わせたつもりですが、体力に自信がございません。栄養と睡眠がエネルギー源でございます。
 しばし晴耕雨ログの休業もあろうかと思います。
  < 夏本番 老いに鞭打つ 勝負時 > 
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