晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

一日の始まり

2015-11-29 21:27:51 | Weblog
 朝陽が丘の向こうからかけ昇りわが家に向かって顔を見せます。また今日も一日の始まりです。

 一年を通して朝が早い我が家、早朝から一番鶏の主婦(娘)が立ち働く音、しばらくすると夫が起き出す。
主婦業定年の婆は三番目にやっと起き出す。のん気なものです。いやいや、目は覚めていますが布団の中。
 
 今朝は珍しく意識もはっきりと3時台から深夜便を聴いていました。
4時台<明日への言葉>が好きで就寝前には番組表チェックを欠かさないのですが、それでもウトウト記憶にございませんと朝を迎えることが多いのです。
 今朝は真剣に聴いておりました。再放送でしたね。
この<明日への言葉>から始まる一日は充実の日となりそうです。
 聴きそびれてしまうコトもしばしば、でも大丈夫。<明日への言葉>こんな方がいてくださいます。
  < エンジンも 快調スタート 朝一番 >
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ふるさと探訪

2015-11-27 21:26:33 | Weblog
 ♪うさぎ追いし あの山 小鮒釣りし かの川・・・つい口ずさんでいます。
 夕方、ワンコと共に散歩にでかけました。目的は散り始めた黄色い銀杏の落ち葉ひろいです。


 果樹園へと続く坂道を登ると、「お家が見えるぅ~」わが家も少し小さく見えてきます。
 ワンコも農婆も体力に衰えを感じていますが、我が家の孫たちは野生児ですので元気いっぱい。
 野山は真っ赤なカラスウリやドングリなど、幼児はそのつど足止めしては収集です。
 ゆるいカーブを回ると、前方に黄金色にそびえる銀杏の木を見つけ思わず「わ~っ!」と・・・これを見せたくて連れてきました。
 爺婆は農作業でいつも通る道だけど、この子達にとってはなかなか歩いてくることもないところ。
 畑の上まで来ると西の空は夕陽に染まり雄大な自然が一望でします。懐かしい歌を思いがけず孫が歌います。
 ♪夕焼け小焼けで 日が暮れて~  カラスと一緒にかえりましょ・・・
最近の子どもが歌う懐かしい童謡に感動した農婆です。

 ♪山は清き 故郷 水は清き 故郷
  < 黄昏に モノ想うかな 秋の暮れ >
 

 
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しあわせの度合い

2015-11-25 21:02:43 | Weblog
 一人より二人、仕事の効率はやはり共同作業です。
 夫の出荷作業を手伝い、かなりの出荷箱数も二人ならば午前中で終了です。
 葡萄出荷は室内とはいえ、足元から冷え込み立ち仕事は少々堪えます。という訳で、午後は、ばぁさんは温泉へ・・・出不精じぃさんはテレビを・・・。

 雨に煙る向かいの山は桃太郎伝説のお爺さんがしば刈りに行ったといわれる山。
山裾には川が流れ(笹が瀬川)ここでお婆さんが洗濯をしたといわれる大岩があります。
その川のほとりの<小さな天然温泉>いつも困るほどのお客様もなく大きな掛け流しの浴槽も貸切状態のことが多いのは嬉しいこと。
 普段は大家族のわが家の家庭風呂、長湯は出来ませんし、お湯も自由自在とはいえなんだか経済を考え、ほんに心の狭い婆でございます。
この温泉は、一定量でシャワーのお湯も停止して何度も何度もボタンを押し続けることもなく快適。こんな小さなことが喜びと思える婆です。
 何よりうれしいのは泉質が良く、美人湯・若返り湯と女性人気。賑やかな娯楽施設がないのもまた魅力。
 
 人が望む幸せは十人十色。ごく近場の小さな温泉のひととき、農婆はこんな小さなことが幸せでございます。
  < 全身は しあわせ色の 農婆なり >
 
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おつとめ

2015-11-23 22:06:15 | Weblog
 <おつとめ>お勤め、仏前での朝晩の読経をお勤めとも言いますね。
 姑が健在の頃はお寺へのお参りはお年寄りのものとしていました。
 この大役はすっかり私の出場所です。

 菩提寺では日蓮聖人の亡くなられた命日に法要をするお会式が行われました。
この日は花餅と菩提寺に実った柚子を頂きます。
 この日に花餅が作られることとなった経緯、140年くらいであろう菩提寺で作り続けられてきた花餅の作り方、檀家の方々が守り続ける伝統を住職からお聞きしました。
 今は、亡き姑から受け継ぎお勤めをする婆です。
  < 掌を合わす あの日の母を 真似ている >  
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苦悩

2015-11-22 21:02:05 | Weblog
 アレをああして、コレをこうして…一人で切り盛りする菜園は楽園だったけれど…年毎にそのバイタリティーは何処へやら。
 今日は追加の玉ねぎ植えました。自分で種蒔きしたへなちょこ苗も愛おしくてとても捨てられない。おかげで疲労まで追加です。

 60代はびみょうな年頃。まだまだやれそう…もう、とてもじゃないけど…いろいろ悩んだあげく蒔いたたねは期待通りたくさんの豆になりました。
ここまでくれば、豆枝をよく乾燥させて莢から取り出し選り分ける最終段階。
こんな面倒な仕事が待ってます。だけど、このめんどうな作業が意外に好きな私です。
 なかなか止めるにやめられない豆作り。農業は苦脳(苦農)だと常々おもうものです。
  < 苦を越えて 楽園となる 農の道 > 
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じぃーさん、ばぁーさん

2015-11-21 20:35:30 | Weblog
 第二人生まっしぐら、果物作りのじぃーさん・ばぁーさんでございます。
ただ今、冬ぶどうの出荷中。じぃーさんは組合出荷。ばぁーさんは直売出荷。
自分で言うのもなんですが、それぞれけっこう真面目な働き者ではなかろうか・・・。
 
 今朝の爺婆の会話。
 婆:さぁ、直売へ行ってくるわ。お正月も近いことだし・・・。
 爺:売れれば餅でも買ってこい。
 婆:売れればいいが、売れなければ笠はないし…お地蔵様にぶどうかね。そうすりゃお地蔵様がわが家へとなるのかなー。
 しょうもない会話をして今日も農婆は出掛けました。これも二人いればこそできるお笑い。
そう、果物作りも二人揃っていればこそ出来るというもの。爺67歳。婆62歳の冬。
  < 朝一番 第二人生 舞台裏 >

 ≪追記≫ (画像急きょ変更です)
 投稿OK。そんな時「ピンポーン!」
たった今、大きな荷物が届きました。<博多の華さん>からです。
 プロが育てられたビオラ・ウインターコスモス・ポインセチアががいっぱいです。もうクリスマスもそこまで…ワクワクします。
たくさんの幸せが箱の中から飛び出してきました。
 あら、まさかお地蔵様ではないですね。たしか赤い車のJPさんでした。
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あったかおでん

2015-11-20 20:55:20 | Weblog
 わが家、今夜は温かいおでん鍋を囲みました。

 昨日、孫が幼稚園からりっぱな大根とニンジンを持ち帰りました。
 年少・年中・年長組、各1クラスしかない小さな小さな幼稚園です。園庭も小さく、花壇も小さいけれどそこでは小さな子ども達が元気に遊ぶ明るい園です。
 小さな園庭で大根・ニンジンを種蒔きから子ども達がして自分の育てた野菜を持ち帰ってきました。
これには大きな陰の力があり、毎日、園児と同じように登園し一日を園内の清掃や管理にボランティアで何年も見守って下さったおじいちゃんの存在があるからこそです。 
 春にはラディッシュ、夏には桃、秋には大きなさつま芋も収穫され子ども達は収穫の喜びを知りました。
こうして3年間お世話になった園です。

 今日、園から持ち帰ったのはこんなに可愛いプレゼントでした。

 一か月お世話になった教育実習生のおねえさん先生からいただいたそうです。
今日が最後の日となり、一人ひとりにプレゼントがあり涙でお別れしたんだとか・・・。

 小さな幼稚園は大きな愛情がいっぱい。ホッカホカ。
  < ほかほかと 子育て想う 冬の鍋 >
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岩国にて

2015-11-19 21:13:14 | Weblog
 朝から快晴の岡山です。昨日までの雨は何だったんでしょう。
 産地直売所の研修旅行です。お天道様は見てござる…毎日まめに働く生産者へのご褒美のお日さまです。
 バスは広島から岩国へと走ります。今年は、<ひまわりさん>の山口県です。広島・山口もすこぶる快晴。

 城下町岩国の史跡を訪ねる。日本の食文化を知る一日となりました。

 初めて見る錦帯橋は雄大な空と自然、豊かな水に映え素晴らしいの一言。
 お昼は元祖岩国寿司の宿で押し寿司実演のお食事となりました。
 大きな押し寿司の木枠はこの伝統の押しずしを守り継がれた8代当主が足を踏み入れ外されております。
 そして、切り分け食膳へと運ばれ、お殿様の気分でいただきました。
 あら、床の間には巨大な飯ぼうが・・・昨日はひまわりさんの記事にも飯ぼうが書かれていました。
これでいったい何升のお寿司が作られていたんでしょう・・・。
 
 産直の研修の旅は岩国寿司から場所をかえ<うまもん>で糠床造り体験となります。
 さぁ、これから持ち帰った糠床を毎日やさしく見守り育てる日々となります。
  < ひとときは 日常忘れ 殿となり >
 
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里山ものがたり

2015-11-16 21:22:49 | Weblog
 あら!どこかで聞いたタイトルみたいね。
 果樹園の紅葉はまるで切り絵のようです。かわいい小人でも踊りだしステキな童話の世界のようです。

 この果樹園の主人公となっている爺婆も歴史を振り返りながら少し寒い第二人生をこのステージで務めております。
果樹園には本業の桃・ぶどうとは別に、楽しむための果樹がおまけのように植えられています。婆の楽しみの一つでもあります。

 この時季の柿の紅葉の美しさは里山ならではです。落ち葉を踏みしめ、柿をもぎ取り干し柿作り。
 先人から学んだ木守りの柿もちゃんと残しております。
 存在感の無かった柚子も色付いてくると不思議な事にたくさん実が付いていたのだと気付かされます。
 ブログで知った切り干し柿、これはホントに重宝します。乾きが早いこと、食べ過ぎないこと・・・難点は干している最中のお味見で思いのほか干し柿は消えていきます。
 干し柿は柚子で巻いた巻き柿が上品な和菓子にもなります。畑の隅の柚子の木一本も重宝する里山暮らしでございます。
  < 人生を メルヘンと見る 冬の口 > 
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元気の種

2015-11-15 20:53:33 | Weblog
 いつもの通りがかり、初冬の備中国分寺です。
今日は、高校時代からの永ーいお付き合いの仲間とひと足早い忘年会に出かけました。

 その前に、ふるさとへの道はやはりココに立ち寄らずにはいられません。一年に何度立ち寄ったことでしょう。
 やはり圧巻は6月30日<夏のひまわり>でした。
秋には10月11日<コスモスとコラボひまわり>が秋を感じさせていました。きっと夏のこぼれ種だったんですね。
 このひまわりがずっとずっと気になっていました。
 
 今日は実現しました。管理人さんを尋ねひまわりの種をいただくことが出来ました。
枯れ野となった畑に落ちた種では「大きな花は見込めないかも・・・」と仰られましたが・・・いいのです。
こだわり婆は種苗会社の市販種ではなくココの種が欲しかったんです。
来年の夏には故郷の元気な花を咲かせようと夢見る農婆です。

 久しぶりの親友との昼食会。いつも喋る・食べる・笑うで元気がもらえる仲間です。
まさに私にとっては彼女たちは元気の種です。いや、栄養素かな・・・。
  < 一粒も かけがえのない エネルギー > 
 
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勉強中

2015-11-14 21:02:22 | Weblog
 少し寒を感じ始めると、ぶどうの出荷も秋から冬ぶどうへと変わってきました。
 華やかな色あいの<紫苑>(しえん)の姿でございます。まだまだ栽培未熟な爺の作。

 TPPまずはぶどう…そんなニュースにたじろいでいる場合ではありませんね。
産地はますます誇れるぶどうを生産しなければと思うもの。
    
 何年たっても成長期だと信じる農の道。
婆はお勉強にとこんなものを買いました。ぶどうなら売るほどある我が家ですが・・・。
わが家の紫苑によく似てる。ちょっと興味が湧きました。
 昔ならばこういったでしょう・・・「舶来品だわ」そうアメリカ産のぶどうの味わいを学んでみます。
  < 人生は 生涯勉強 農を行く >
 
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年金受給者

2015-11-13 22:36:49 | Weblog
 年金受給者が揃って県北・蒜山高原、大山へと一日を小さな親睦の旅としました。

 あいにくの雨で放牧されていると思われたジャージー牛も見当たりません。そろそろ冬支度で牧舎へ帰っているのでしょうか・・・。
そんな車窓を眺めながら行く先々でお土産を買う高齢者。それにしても元気な高齢者たちです。元気だから旅も出来るというものです。

 私も一丁前の年金受給者。きっと最年少ではなかろうかと思われます。受給年金額もきっと最低額でしょう。でもお買い物は人並みです。
  < 若輩も ちょっと見栄張り 仲間入り >   
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苦労は買ってでも・・・

2015-11-12 21:32:12 | Weblog
 若い時の苦労は買ってでもせよ…と言われてます。
 農婆、本当に苦労を買っちゃいました。つい安かったもので・・・。

 歳に似合わぬ好奇心で、今年はタマネギは種から育てようと初めての挑戦です。
しかし、結果は生育不良。これじゃ家庭菜園といえども先行き心配でやはり苗は購入です。
 ホームセンターへ行けばあるわあるわ半額・それ以下の見切り苗。けっこう良品です。
これならと、1束買うつもりが安いのをいい事に2束となり植え付ける労力も2倍を要します。

 598円が299円、598円が100円、つい目がくらんでしまいました。2束399円也
歳をとって、苦労を買うのはお安いものですが、農作業は言うに言えない苦労です。
  < ろーばーの 安物買の 一苦労 >
 
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里山抒情

2015-11-10 21:46:46 | Weblog
 なんだか演歌の世界のようなタイトルね。

 柿の病葉(紅葉)、収穫を終えた柿の木に残された木守り柿が青空に映え、里山に住む農婆の好きな風景です。
 <わくらば>の言葉の響き、来年もまたよく実りますように…自然界の野鳥のために残しておくという木守り柿。農にもちょっとした礼儀ありです。
 柿にまつわるこれらのことを知ったのは三十数年前。
亡き舅から教わったのではなかろうかと・・・。20代前半の若い嫁のわたしでした。
 少々渋みの出た農婆にも収穫時にすっかり定着した木守り柿。自然との共生の里山暮らしの農婆のゆかしさでございます。
  < 長閑なる 山里暮らしも 礼儀あり >
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使い古し

2015-11-09 21:06:07 | Weblog
 いろんな言い方があるよね。お古・中古・ユーズド・・・充分使い切ったタライが春に向けもうひと頑張りします。
 
 事の始まりは<断捨離>でした。
 一度使い処分をすれば心も痛まないだろうと<ひまわり>を植えたのでした。
 いえいえどうして・・・これでも捨てきれない丈夫さでしたので<ひょうたん>まで植えた農婆です。<出来はイマイチ>でしたが・・・。
 ここまで来れば執念の農婆です。
    
 植木鉢に変身したタライ、実は水抜きの底穴が無かったのです。春にはチューリップを咲かせようと思うので爺にドリルで穴をお願いしました。
 一昨日、孫と一緒にいよいよチューリップを植えました。(チューリップ40球+忘れな草の種)セット商品です。
 孫と一緒に植え付けましたが・・・やはりここはウリ坊の侵入があってはなりませんのでネットで念には念を入れ防御いたしました。これでよし!
 (おまけ画像)今日は、忘れていたそら豆の種蒔き。「ボクにまかせて・・・」有望な弟子です。

 チューリップの足元に忘れな草…きっと夢に描くようなミニガーデンとはいかないでしょうが春を待ちましょう。チューリップが咲く頃、ふたりは一年生と幼稚園の孫です。

 意外と丈夫な年季の入ったタライと爺、まだまだ使えそうです。
  < 育ちゆく 小さき子らの 春の夢 >   
 
 
 
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