晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

健康保持

2012-01-31 22:12:51 | Weblog
 先月まで忙しく出荷作業が行われていた葡萄の木も休眠期に入ります。
 果樹剪定の作業を終えたばかりの閑散としたグロー・コールマンのガラス室、この中は陽射しはタップリ入るものですからぽかぽか陽気で厳しい外の寒さも嘘のようです。

 夫と共に作業にあたり”早く終わったよ””さすが二馬力だな”と効率の良さに満足です。
二馬力操業もお互い健康あればこそ、果樹農家はとても一人でやれるものではないと思われます。
 とにかく健康第一。そんなことでまずは健康ダイエットを誓った昨日でした。
長年かけて蓄積した体重をいきなり減量なんて無理ですから、時間をかけ徐々にマイナスに向けようと長期戦の構えです。
 心がけることは身体を動かすこと・・・そんな思いで仕事をしていると動きも自然と軽くなり気持ちさえもプラスへと向くようです。
 
 これから春に向かい果樹農家は忙しくも芽吹き、開花、結実・・・桃に葡萄の美しく力強い生命力に感動と健康をもらいましょう。

  < 労働も 気持ち次第で ダイエット >  
 

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しばれる・・・

2012-01-30 22:41:01 | Weblog
 <しばれる>とは、寒い地方の方言なんでしょうか・・・。 
 晴れの国といわれる岡山県南では積雪は珍しく気温は低いものの快晴です。しかし、記録的な積雪で降雪作業に困難を極めているとのニュースに心もしばれます。

 今朝は、一番のりで特定健診の結果と生活のアドバイスを受けるために近くのクリニックへ・・・。
採血・採尿・血圧・身体測定などの簡単な検査ではあるし、なんといっても自分でも健康がとりえとしていましたから軽い気持ちで受けました。
 結果は”まずまず、どの数値も血圧も範囲内ですね。”とおっしゃいます。
心の中で”やはり・・”と安心を頂きましたが、若いお医者様は続けて”この身長でこの体重は少し・・・”と数値をペンで示しながらおっしゃいました。
ここは自分が一番わかっているところです。ダイエット脱落者ですから・・・。
重量級でもメタボの烙印は免れましたから、せめて今度こそ”減量”を志す朝です。
どうも減量には困難極める冬なんだけど頑張ります。
 駐車場のフェンスに止まる雀のカップルでさえ冬ですからまんまるに膨らんでいます。
≪作戦≫  食べずして・・・は辛すぎます、労働にてカロリー消費に努めようと、減量との戦いの始まり。折しも快晴の朝

  < (志) 今度こそはと 晴れの朝 > 
 



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大道具

2012-01-27 22:39:25 | Weblog
 ぐーんと冷え込み、今年も手作り味噌の適期です。

 昨日から、たっぷり水を含んだ自家製の青大豆をゆっくりと朝から煮ます。大鍋にふっくらと青大豆が煮あがってきました。
 これまた大きなボウルに麹と塩を入れパラパラと混ぜ合わせ塩きり麹にします。
どれもこれも日常では使うことのない特別サイズの台所用品を使っての作業です。
大きくて邪魔になりそう、だけど大は小を兼ねる・・・ですからこれも味噌作りの必需品です。
このような特別な調理器具を買い揃えるにはちょっとした思いきりがいるものです。そうそう使うものでない上に意外に値が張るものですから・・・しかし、あれば便利・・・。
 そういえばこの大鍋・・定額給付金で買ったんだ…なんて思い出しながら豆を煮ます。
経済対策で行われた定額給付金の支給もついこの間のことのようですが、さて金額はいくらだったかしら・・・総理はどなた・・・味噌作りをしながら、ついこの間の記憶を辿りました。
 
 青大豆も麹も塩も相性よく混ぜ合わさったところで<常滑焼味噌かめ>の登場です。
<味噌かめ>はずいぶん古いものです。姑か祖母からのものですが、大・小その数の多さから昔の暮らしを想像するものです。

  < 食まもる スローライフの 大道具 >


 

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団塊世代

2012-01-25 21:31:45 | Weblog
 今朝早く夫は家を出た。もちろん笑顔で・・・。
”いってらっしゃーい!”と送り出した女たち(妻・娘・孫)は小さくガッツポーズです。

 先日、町内の仲間からポスティングされた案内状によると、夫の行先は山陰へ向けてのカニと温泉の旅です。
 旅仲間は地元でともに遊んだ昔のガキ大将たち。現在は60代前半のオヤジ達おおよそ十人です。
どなたも定年退職して第二の人生を果樹栽培に励んでいます。
団塊世代の頑張り、これが桃・ブドウの特産地の現状です。しかし、みなさん生き生きと定年後を大地で働いていますから遊びも活き活きとしています。
 ツアーコンダクター役・マイクロバス乗務員・会計担当…和気藹々とレンタカーで繰り出しました。
きっと今頃は宴会担当の出番でしょうか・・・。
 ご多分に漏れない少子高齢化のこの地域。団塊世代の上手な仲間作り、ステキな生き方かもしれないな・・・と思えるのです。

  < さぁー今日は ランチに買い物 女たち > 


 
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深夜便

2012-01-24 21:49:32 | Weblog
 放棄地で風にゆれる枯れススキがいっそう寂しい冬の夕暮れ時です。
 定年後の果樹栽培農家の我々は、今日も一仕事を終え家路へ急ぎます。

 時間に忠実に働いたサラリーマン時代のように、今も終業・晩酌時間は忠実に定時で暮らす夫です。
小脇に抱えた孫を肴に毎日欠かすことのない晩酌が唯一の愉しみのようです。こよなく愛す孫と酒・・・そして早寝・早起きの健康的な生活習慣。

 一方、私はといえば・・うつらうつら深夜放送で過ごす不眠症。
ラジオからは川島英五さん<酒と泪と男と女>を布団の中で聴いておりました。
 ”あの世への旅立ちの曲はこの<酒と・・・>で送ってくれ”とわが夫は以前から申しております。冗談にも程が・・・とも思われますが、・・・らしさがありなかなか良い選曲と妙に納得です。
 <時代おくれ>川島さんの曲が次へと流れ、男らしく、人間らしく、少し不器用な生き方がどこか夫とダブっているようです。

 深夜便も朝方になると<明日へのことば>の始まり。
 多胡 輝氏の<気持ちが決める 私の楽老人生> 定年後のわが暮らしには興味深いものでした。
多胡先生おっしゃいましたね。”定年してまいにち縁側でネコを撫でていたのでは・・・”と、”定年後は<教育><教養>が大事”だと・・・。
 <教育>(今日、行く)<教養>(今日の用 事)

 おかげさまで定年後の我が家には、今日は畑に行き、夏の美味しい収穫を得るために、今日は果樹剪定の用事がありました。

  < 野良仕事 これも愉しみ 定年後 >


 

 

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まごの手

2012-01-21 22:17:52 | Weblog
 昨年より今年、歳を重ねるほどに冷え性もグレードアップしたばぁばです。
 昨年までの湯たんぽから今年は電気毛布へ、より手厚い寒さ対策での就寝。快適睡眠を得ることができるものの電気毛布とやらは乾燥肌に悩まされるようです。
このところは、痒みをともなうものですから<竹製まごの手>のご厄介になってるばぁばです。

 夫もやはり<孫の手>のお世話に・・・こちらは老人性掻痒症でしょう。
こちらの<孫の手>は羨ましいほど真心がこもっておりますから、痒みさえも喜びのようです。
 毎晩、じぃじのお風呂上りを確認する孫は、大急ぎでばぁばの所へ駆け寄ります。
まだ発語が充分でない幼孫ですから”ばぁば・ばぁば、早く・早く!”と言ってるのでしょう。
ばぁばの手を取ると、かゆみ止め軟膏を収めた小引き出しまで案内します。”ほらほら、ばぁば、早くぅ~!そこそこ!”とまんまる顔が一生懸命に指図します。
 孫にせかされ緑色のキャップを取り、じぃじの背中に軟膏を塗るばぁばです。これを確認すると責任を果たした孫もひと安心。

 こんなにも優しい孫、家族そろった食卓で何を思ったのか、ハウス本わさびを手に取るとばぁばの背中にぬりぬりの仕草をするものですから食卓は笑いの渦です。なぁ~るほど、緑のチューブ入りですわ。
 幼い孫は幸せのタネ。笑いのタネ。

  < 幼子に 目尻も下がる 気働き >

 
 

 
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非日常

2012-01-18 22:51:04 | Weblog
 ゆったりとした流れの旭川の向こう側は日本三名園<後楽園>、橋を渡れば烏城公園、川面に映る漆黒の岡山城、後方のなだらかな山はたしか操山でしょう。岡山中心部・石山公園から眺めた光景です。

 久ぶりにこの光景を眺めていると、この周辺で働いていた若きOL時代を思い出します。県庁からあの頃と変わらない<菩提樹>のメロディーが正午を知らせています。OL達は揃ってお弁当を広げたものでした。懐かしい三十数年も前の日常でした。

 そして現在、ただいまの日常は果樹農家の妻。
 年明けから3か月ばかりは果樹農家にあってはすこしゆったりとできるシーズンです。
こんな時期こそ日常から離れ好きな事に時間を費やし自由を満喫しなければ・・・。
 今日は栗原小巻さん演じる<アンナ・カレーニナ>の舞台の観劇の前をこの懐かしい場所であの頃を思い出しながら開演を待ちました。
想い出にひたり、とても心地よい待ち時間。もちろん舞台はそれ以上で、最高の非日常でした。

  < 日常を 忘れ佇む 望郷に > 

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<明日へのことば>

2012-01-16 23:09:07 | Weblog
 今朝は団扇太鼓が鳴り、菩提寺住職・檀家信徒さんが寒行に廻って来られました。

 寝過ごしてはたいへんと緊張で床に就いたからでしょうか、夜明け前に目覚め布団の中で耳元のラジオを聴いておりました。
 いつもは、ぜひ聴こうと思って就寝しても微睡の中で聴いたか・聴かずか記憶も定かでない午前四時、<ラジオ深夜便>です。
 今朝は寒行のおかげで<ラジオ深夜便>「明日へのことば」の放送を今日も聴くことが出来ました。
 「あなたと”家族”になりたい」と題して二日間にわたってのインタビューです。
里親として26年。15人の子育てをされている女性です。
親の事情により一緒に暮らせない子どもたちに、一時でも家庭の楽しさを実感させてあげたいと里親人生を語られました。
 ”どんな親であったということよりも、自分がどんな生き方をするかなんだね。”と18歳になった里子の女の子は語ったのだとか・・・そんなエピソードも・・・。
 そんな言葉を聴きながら、いつまでも保護者をしている自分がなんだか恥ずかしく思えた夜明け前。

  < 止めようと 心に誓う 夜明け前 >

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心の栄養

2012-01-14 22:22:58 | Weblog
 美味しいものはもちろん、眼からも耳からも栄養を摂るべきだと思い出掛けました。

 地元デパートの新年は<院展>から始まります。
会期も残り今日・明日の二日となってしまい何としても・・・。朝一番の開場に合わせデパートの扉前に並んだのです。土曜日とあって大勢の人・人・人・・・。
 解説文を合わせ読みながら遠目から、また近くから大作の鑑賞です。
何の心得もない私。春は院展と決めた単純ファンの私は<新雪大和>(山懐に抱かれた御寺の佇まい・・・)モノトーンにも見えるこの作品に心惹かれました。

 デパートでは<院展>と合わせ上階催場では毎年恒例の<全国うまいもの味くらべ>が開催されています。



 美味しいものには惹かれますが、人気うまいものには長蛇の列です。とても列の最後尾に並び順番待ちするほどの根性もなく手っ取り早い買い物です。
何を見ても美味しそうですから、あれ・これ・これで充分。
 身も心も栄養満点の半日。

  < 休養日 心身共に 爽快日 > 

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目の正月

2012-01-13 22:10:22 | Weblog
 こんな諺もありました<目の正月>母が言っていたのを思い出します。

 新しい年の初めに神社で行われている恒例の全国陶器市です。
 ”見るだけ・見るだけ・・・””買わない・買わない・・・”心でつぶやきながら一人で出かけました。
 お気に入りのものを少し持ち大切に使う暮らし、シンプルライフでいこう・・・と思うものですが、ついつい衝動買い、安物買いに走ってしまい後悔するのがおちでした。
こんなですから物は増え、かといって物は捨てられず・・・ほど遠いシンプルライフです。
 若いころなら料理も楽しみ、盛り付ける器もこだわりたい思いは多少あったのですが、台所は娘に任せ、引退した身ですから若い者の裁量でよろしく・・と割り切ろうと思うのです。
 人生もすでに折り返し地点を過ぎた者ですから、残りの人生に何が必要かと思えば高級な器も工芸品も必要ないでしょう。
 今後は、健康体と大切な人との繋がりがあればいいのかな・・と思いながら財布の口は開かず・・・。

  < 価値観を 問い質しみる 新年に >



 

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冬枯れ

2012-01-11 23:03:28 | Weblog
 美しく色付いていた木々もすっかり葉を落とし、樹園地は寒々とした枯れ野になっています。

 ”今朝は暖かそうだからばぁばと一緒に山に行ってみようか・・・。”と孫を連れての落ち葉かきです。
 小さな溜池を囲むように立ち並ぶ雑木はすっかり葉を落とし、見上げる空も爽やかです。
地面に蓄積された落ち葉をかき集め、自家製有機肥料を作ろうとばぁばは、この時季の大切な作業です。チョッとこだわりのあるもの好きばぁばですから・・・。



 樹園地内の道路はどこまでも舗装され、道路端や側溝に落ち葉は集積しております。
車から降りると、孫は駆け出しガサゴソ・ガサゴソ落ち葉の道をすり足で走ります。落ち葉かき分けすり足なんてどこで覚えたことでしょう。まだ人生二年に満たない幼子が・・・と感心するばぁばです。
 落ち葉の下にはドングリも健在。これもすかさず見つけ出し得意顔です。
小さな手熊手を持たせてやりますと、ばぁばの真似っこも上手にできます。




 雑木に囲まれた道路縁の溜池は、冬は渇水状態でこの池の中にも落ち葉はいっぱいです。
 夏にはウシガエルの声も聞こえ、白い清楚なスイレンの咲く池もただ今休眠中。



 落ち葉をかき集めては大きな容器に入れ、ヨイショ!ヨイショ!と車に積み込み堆肥置場へと運びます。
ばぁばは、くり返し蟻のようにせっせと働きました。孫には一往復でご苦労様で帰宅してもらいます。落ち葉に埋もれていた道路も作業を終えてみるとこんなにも道は広くなりました。
 自然はすごいぞー!落ち葉はばぁばの味方なんだー!・・いつか孫にも解るときが来るかな・・と思うものです。

  < 冬枯れの 野もまた楽し 孫と婆 >
 





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成人の日

2012-01-09 22:57:34 | Weblog
 あの頃、成人の日といえば1月15日。そろそろわが身は三度目の成人式が近づき、年金問題が切実に思われるのです。

 今日は、楽しみにしていたフォークソング・森山良子さんのラジオ番組を聴きながら腐葉土作りに励んでいました。
 ちょうど二十歳ごろの懐かしい歌を口ずさみ、あの頃を思い出ながら作業をしておりました。朽ちてゆく落ち葉が野菜作りのエネルギーに還る意義ある作業だと思えるのです。
 
 昨日の日めくりカレンダーに
<若い時、一途になったことを語れる人になろう>と書かれていたことを思い出し、あの頃・・・二十歳のころ一途に・・・どう考えても、これといって語れるほどのものも浮かばない寂しい青春時代だったようです。
<ひとつのことに徹した経験が人間の器を深くする。深くしたらあとは横に広げよ・・>ということです。
 博学は深くほりさげ、雑学は横に拡げることだとか・・・。
 博学に無縁でも、持ち合わせの好奇心が日常を楽しませてくれているんのだと思えた成人の日。
 西へと帰る夕陽も少しゆっくりしてきたのかな・・・。

  < 黄昏に 若きあの頃 口ずさみ > 

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小寒

2012-01-06 22:42:24 | Weblog
 今日は寒の入りだとか・・・。
 県北では寒の冷たい川水でミツマタを晒し和紙を作る作業がおこなわれているのだとか、ローカルニュースが伝えます。

 今朝は、写経用紙を取り出していよいよ写経デビューです。
写経ノウハウをお聞きしただけですが、お世話になっている仏具屋さんが”気軽にやってみませんんか?”と写経用紙一冊くださいました。
 白い用紙を前に深呼吸をし、背筋を伸ばし正座しました。筆ペンを持ち、老眼鏡をかけ一文字ひともじ書き始めます。
佛説摩訶般若波羅密多心経…気が付けば息をころし一生懸命ですから気持ちが落ち着くどころか呼吸困難になりそうです。
どうも気構え過ぎて緊張していたようです。
 写経は脳の活性化、心の清浄、集中力・忍耐力をやしなう、姿勢を正す、認知症の予防・・効用があるようなので期待します。
 寒ざらしの和紙作りの作業を知り、好奇心で始める写経にもより緊張感が走ります。

  < 小寒に 気持ち新たに 筆を持つ >

 

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仕事始め

2012-01-04 21:15:33 | Weblog
 同居世帯の我が家、正月三が日も過ぎ、今日から早々と仕事始めです。

 お正月休みを愛娘とゆっくり過ごした若い父親も今日からいつもと同じように出勤しました。
 我々じぃじ・ばぁばも、ダラダラ・ゴロゴロのお正月も三日で充分、身体を動かさないと鈍ってしまうよ・・・と仕事始めです。
 しかし、今日の寒いこと、寒いこと・・・風力が増すほどに体感温度は低くなるといわれるとおり北風とあまりの寒さに形ばかりの仕事始めです。
早々、休業を決め込むじぃじ。ばぁばは、これは絶好の風とばかりに孫を連れ出して凧揚げです。
ばぁばは年末に、孫とお正月遊びをしようとこっそり<アンパンマンカイト>を買っていたのでした。
 強風にあおられアンパンマンはあっという間に空高く舞い上がります。
♪お正月には凧あげて~ ♪ 孫もばぁばも大歓声!

 お正月だからこそ家族団らんが理想的なようですが、同居家族だからこそ、お正月ぐらい親子みずいらずで過ごせばいい・・・そんな思いで孫との距離を少しおいた三日間でした。


 
 付かず離れず・・・これが原則・・・

  < 童心に戻り 心は 空に舞い >

  
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正月三日

2012-01-03 22:39:50 | Weblog
 新年も三日となりました。

 いつもながら、新しい年の始まりはお寺・氏神様・お墓へとお参り、そして母の施設へ向かうのが通例です。
そのすべてをすませた本日の三日は、獅子舞めあてに地元吉備津彦神社に参拝しました。



 桃太郎伝説ゆかりの神社です。その歴史も深く知り得ないわたしですので・・・地元住民としてこれからもっと勉強しようとおもうものです。



 お正月だけでなく年間を通して多くの方々が参拝に進まれる隋神門もお正月飾りで迎えてくださいます。



 社殿に奉納された巨大絵馬には勢いのある辰が描かれています。昇り竜の年でしょう。
 参拝をすませ獅子舞が始まるのを待つのですが、小雪がチラチラとても寒い日です。



 待ち時間は、かがり火?(たき火ではないね)で暖を取りながら甘酒をいただきました。
この甘酒は、古代米(赤米)で作られておりほんのり紅色に生姜風味です。



 いよいよ朱・黒の対の獅子が登場です。小さなお子様の”ギャーァー!”の悲鳴にも似た泣き声に笑いの渦です。
思い出します。自分の子どもの頃、あの大きな頭の赤い獅子の怖かったこと怖かったこと・・・。



 地元、<吉備の中山を守る会>による竜王太鼓・獅子舞を堪能しました。貴重な遺跡・史跡を守り地元住民や後世に伝えようとする方々のご努力が方々で感じられる我が郷土です。



 舞が終われば、ぱっくり大きな獅子頭に頭をはさまれ疫病を払い幸せを授けていただきます。
 合格祈願の受験生だな・・・なんて思いながら順番待ちです。



 今年一年どうか穏やかな良い年でありますように・・・と家内安全の御札と母には災難除けのカワイイ桃まもりを拝受しました。
 『古事記』の神話から桃は最大の『魔除けの果実』とされているのだとか・・・。
 ながねん桃を育て、今年は白寿を迎える母に『魔除けの果実』であったことをおしえてあげたいと思ったのです。

  < 幸せを どうぞとパクリ 獅子頭 >

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