晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

2222日

2013-12-31 22:54:50 | Weblog
 今年も数時間となりました。いつものように就寝前のこの時間、パソコンを開きます。
 6年前、おちゃめな愛犬ルイコからスタートした我がブログ≪晴耕雨ログ≫も6年を迎え、投稿のため開いた編集ページの数字に驚きました。
なんとこのブログ、開設から今日は2222日目なんだと記されてました。
 パソコンも知り得た者でもないのにブログを始めるきっかけとなった愛犬ルイコ(エアデールテリア)も今ではずいぶん老け顔になっちゃった。。。犬ばかりじゃなく我が身も同じね。
 
 2222日の歳月には、夫の定年があり娘夫婦の転勤・同居、喜びの孫誕生があり、今年は百歳の母を送った寂しい年でもありました。
田舎の暮らしをゆったりのんびり書きとめていこう。豊かな自然や農家の移ろいをカメラに収められたら・・・との思いで、ともあれ2222日、1325回目の投稿にまで継続できたことが不思議です。
 パソコンやカメラのを味方に錆びない・ボケない特効薬のブログを続けていこうと年末決意の投稿でした。

  < 来る年も また会いましょうと シャットダウン >




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年の暮れ

2013-12-30 22:14:16 | Weblog
 当たり前のように一年が過ぎ去り、あたり前のような年末の慌ただしさ。
 日常の家事は任せっぱなしでも、年末くらい少しは家事の足しを…と、お風呂掃除をしてみれば・・・。
我が家のお風呂場は天井も高くタイル張り。近ごろのユニットバスならもっと楽かも…ため息ばかりがもれますね。
 懸命に磨きながら、危うくツルリ!危ない、危ない、この時ふと感じたの。
姑がよく言ってたね。「手を取らせないように居なければ・・・」
少しでも何か足しになればそれでいい。転倒が一番危険、そんな年寄りになっていくのね。

 慌ただしい年末を何年やって来たことでしょう。かれこれ三十数年。
いろいろあったね、この一年。
 お疲れ様のご褒美は、やさしいクリスマスローズの鉢花ひとつ。

  < 年の暮れ 寂しさもあり 歳の暮れ > 

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かるた遊び

2013-12-29 21:24:30 | Weblog
 年末のお掃除してたらこんなものが出てきたんだ。
すっかり赤茶けた≪犬棒かるた≫。娘たちが幼い頃あそんだもの。またいつか使う時が来るだろうと大切に仕舞い込んでいたんだ。
 亡き姑は孫にせがまれては、この部屋で何度も何度もカルタのお相手をしてくれていたものです。
そんなことを思い出し、三歳の孫にはすこし早いかなと思いながら、婆は読み手になりました。
カードを並べる楽しさか読み上げ口調が面白いのか、すっかりカルタにはまった孫です。
毎日「ばぁば、カルタしよう。」お誘いもしきり。
 お気に入り札は<まけるが かち><としよりの ひやみず>
 いやーな札は<おにに かなぼう>
それにしても文字に興味をもちはじめた三歳児。好奇心と覚えるチカラはすごいね。婆はうらやましいよ。

 そんな婆も秘かにお正月はひとりでカルタ遊びをしようと思ってます。
こんなカルタがあったんだ。
  
  
 無地カルタ。
これで婆は、わが家のカルタをつくろうと思案中なんだけどね。
絵も字も苦手な婆のこと。<下手でいい。下手がいい>の絵手紙風にしようかな?それともちぎり絵風にしようかしら…。
 ♪もういくつ寝ると お正月・・・

  < お正月 ゲームもいいけど カルタもね >

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女の策略

2013-12-28 22:42:44 | Weblog
 今年は喪中につき、お正月は静かに・・・と考えております。
とはいえ、年末の掃除くらいはしなければと我が家の女子達は奮闘中。
こんな時、かなりお邪魔なのは男・子どもでしょうか…。協力するなら問題ないのだけどね。

 女たちの策略は、ごろごろお邪魔な男達をどこかに追い出したくて・・・。
男たちに子どもを連れてドライブに行ってもらおう・・・。牡蠣でも買いに行き、お昼は美味しいカキオコでもたべて来たら~とすすめます。
 「お財布(爺)を忘れないでね」とひと言。そう一番厄介なジジを置いて行かれては大変。ここは孫の出番です。
孫の誘いには弱いね。寒いだのどうだの言ってた爺もあっさり車中のヒト。

 こうして追い出した後の女達は、「やれやれ、とょっとお茶でも飲みたいね。」とそんな心境で女の本音がポロリ。

  < 気忙しく 静けさだけで 息抜きに >   

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にんげんだもの

2013-12-25 21:20:06 | Weblog
 「だーめっ!」「○*▽…」
 「あたしのー!」「□▽*◎!…」今朝は、サンタのプレゼントにこんなこんなバトルが…。ぼくにもミニカーが4台もあったんだけどね。
子どもだもの…人間だもの…無理ないね。

 主婦にとっては年末は特に忙しく、大人気ないけど今朝は婆ちょっと、いやかなりキレました。
わが家のように二人の主婦が懸命にやりくりしながら頑張っているのに「メシ!」「風呂!」状態で家事協力しない家族にプッツンです。
 私たち母親は、子どもには≪協力≫の二文字は日頃からお手伝いをさせながら教えるんだけど・・・大人は難儀だね。
 我ら主婦連はいささかストレスも満杯となり、年甲斐もなく婆・大爆発!
可愛そうにホコ先は孫に向いてしまったの。
 人間だもの…と思いながらも何とも自分が虚しくなってしまいます。
これって寒さも災いしてる気もするのです。身も心も冷えてるのね。

 そんな思いで買い物に出ると、いいもの見つけました。
 
 家庭の主婦は温かくなければ、子どもにもお年寄りにも寄り添う者ですもの冷たさは禁物。

  < 年の瀬は 何故か虚しく 遣る瀬無し > 
 

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クリスマス

2013-12-24 21:09:08 | Weblog
 このシーズン、お歳暮にクリスマスと思わぬいただき物に強縮です。
お酒にハム、アイスにケーキ、冷凍ケーキこれもうれしい。
今日のクリスマスに合わせてでしょうか、いつものクールなクロネコさんが届けてくださったのはクリスマスケーキならぬクロネコケーキでしたね。チョコプレートはかわいいクロネコさんです。
 
 今日の孫はいつも以上にお父さんのお帰りを楽しみに待っていたようでした。お目当てはどうやら、おみやげのクリスマスケーキでしたね。
 爺・婆も参加しておみやげのイチゴケーキをいただきながら、なんだか贅沢な世の中ね…と心でつぶやく婆。いただき物とはいえ消費に忙しい年末ですもの。
 「婆のこどものころはね。サンタさんは煙突から来るの」「プレゼントはくつしたよ」そんなお話は通じませんがねこの時代。・・・でも婆はむかしばなしと語ります。
 
 事実、豊かでない時代に育った婆なんて、プレゼントなんて実用本位、必要に迫られたくつしたのようなものでしたものね。
今おもえば、高価なケーキや玩具、リボンのかかった包みは無くてもあたたかみはあったものです。
 そんな爺婆は物を増やすサンタクロースにはなりませぬ。

  < 爺婆は 気持ちを贈る サンタさん >

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複雑な思い・・・

2013-12-22 22:08:30 | Weblog
 お手ごろサイズの鳴門金時を濡れた新聞紙で包み、さらにアルミホイルで包み込みます。
「あたしがするの…。」と孫のお手伝い。焼き芋屋さんのはじまり~!
 

 ながねん我が家の庭に鎮座したカイズカイブキを切り倒し、その後の片付けです。
人里離れた桃畑まで運び出し、焼却することになりました。
 いろいろ思案の末の決断ですからもうここは突き進むしかないんだけれど、やはり胸が痛みます。
住む者にあった生活スタイルでいいのだから…と自分に言い聞かせながら…。
それでも傍らではちゃっかり焼き芋の準備を孫としました。まぁ~ずいぶんな量だこと!。

 白煙を上げて燃えていくカイズカイブキは心に染み、煙は目に染みます。
焼き上がりホカホカ幸せ気分にしてくれた鳴門金時。焼き芋は胸が詰まる思いでしたね。
 

  < 切なくも 心を決めた 老い支度 >

 

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時代

2013-12-20 21:49:48 | Weblog
 ♪そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ~
  あんな時代もあったねと きっと笑ってはなせるわ~
そんな歌があったわね。。。

 時代と共に生活スタイルも変わっては来るし、また年齢と共にかえていかなければならないのも現実ね。

 夫の定年から10年、現役時代とは違って家庭生活にも細かな配慮をしてくれたものと感謝です。
職人さん任せだった庭木の剪定も、経済的なことも考えながら時間もあることだし…と我々夫婦の手造りへと変わっていました。形はともかく手造りの味わいね。
その庭の手入れも歳を重ねるごとに先行きを考えないわけにはいかないのが現実です。
 庭木は年々低く、枝数は少なく、そんなやりくりで今年はいよいよわが家の庭のメインとなるカイズカイブキの大木を夫は切り倒す決断をしたのでした。
 肥満の婆のウエストを大きく上回るほどの幹でしたから、樹齢はどれほどでしょうか・・・。
素人の私たちでは剪定もままならず、毎年少しづつ縮小してはいたのですが・・・。もう限界だねと意見は一致。
 胸は痛みますが、これも時代の変わり様です。
 
 四方に大きく広げた枝を切り落とすと、なんとも悲しい。
 
 その切り口はあまりにも無残で痛々しい。
婆は「ごめんなさいね。」と塩を撒きます。そんな衝動に駆られるもの。
 
 毎日、少しづつ爺はノコギリにハサミを持ち、婆は電動バリカンでしばらくは庭仕事。

  < あぁそうね。 ♪今日の風に 吹かれましょ~ > 
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これも楽しみ

2013-12-19 22:21:29 | Weblog
 収穫を終えたわが家のブドウ室はひっそりとして休眠期へと…久しぶりに見る室は人影もなく寒々としてるものです。
このブドウ室の並びに我が家の冬野菜の菜園。
ブドウ出荷を終えた今、孫を背負いこの菜園まで大根一本、ネギ三本と御用達に通うのが婆の仕事。
ぶどう最盛期は孫どころじゃなかったんだもの…。

 近ごろ、田舎でさえ核家族が多く、孫を背負った婆も見かけなくなったね。むかしばなしの世界だね。
だけど、負んぶは婆も孫も温かくていいんだよね。

 お隣のブドウ室で出荷作業のご主人にお会いしたものですから「楽しみがいいですね。」なんてごあいさつすると「そちらの方が・・・。」ですって。
そうね。年末に向けての出荷もいいけれど、今しかできない孫の守りもいいかもね。

  < ほっこりと 幸せ気分の 婆と孫 > 


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感慨深い夜

2013-12-15 22:12:48 | Weblog
 夜のショッピングモールは一年ぶりかしら・・・。
クリスマスも近い日曜日とあって夜もたくさんの人でにぎわっていました。
 目的は映画。映画は一人で…がお決まりだけど、今回は姉妹で映画。
こんなことは子どもの頃見た怪獣映画(モスラ)以来かしら、とすれば、半世紀もむかしのこと。。。それぞれにいい高齢者の途をたどりましょう。
 ともあれ、映画は上映期間がどんどん延長されている<くじけないで>でした。
八千草薫さん演じる柴田トヨさんは、百歳を生きぬいた姑とどうしても重なって見えてしまいますね。
 厳しい時代を生きながら、迎えた晩年を穏やかに暮らした温和な彼女に倣えです。

  < あの笑みを 真似て生きます 60歳 >
コメント (2)
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楽しいクリスマス

2013-12-14 22:52:34 | Weblog
 もう十日もすればクリスマスだね。
婆ほどの歳になると、クリスマに夢もないしそれらしい雰囲気の小物を手作りしたりすることが楽しみです。今年もリース作り。

 三歳の孫はサンタさんにプリキュアのパソコンをお願いするんだって・・・。
なんだか、お友だちの影響が大きいね。プリキュアがなんだかパソコンがなんだか分からないのに。子ども世界のブームに乗ってるのかね。
 実は、婆だってサンタさんにお願いできるなら、スマートフォンが欲しいところだけど・・・。
自分の事はよくわかっているつもりの婆。スマホでも持ったものなら、仕事どころじゃないね。
きっとこの頃の若者のように、畑で仕事もせず画面をスイスイと指躍らせてるだろうなと思うとどうしても持てないね。
 文明の利器も婆には依存症となってしまいそう。えらい世の中だね。
だから婆は、二つ折り携帯で我慢がまん!。

  < この先は どうなることかと 憂い顔 > 

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大根日和

2013-12-12 22:00:49 | Weblog
 輝く太陽も、身を切るような冷たい風も利用しない手はないね…と近ごろ大根干しの婆です。
もう使われなくなった網戸も、婆が育てたへなちょこ大根だってちゃんとお役に立つものね。
畑から抜いたばかりの大根はみずみずしくて朝陽をあびてキラキラ。畑の宝石とはちょっとオーバーかな…。千切り大根もいいけど、いちょう切りもきれいだね。
 刻んだ大根の美しさにもつい見とれ、婆は乾かぬうちにシャッター・シャッター

  < 純白に これがわが家の 冬景色 >

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ふるさと便

2013-12-11 21:59:58 | Weblog
 師走。12月になるとクロネコさんも走ってるよね。
昨日、クロネコさんにお願いしたわが家のふるさと便です。

 岡山の果物、ぶどうに梨を箱詰めしました。
岡山から遠く離れて暮らす親戚へ宛てた荷物作りは商品でないだけに自由自在。
すき間にはプチプチ緩衝材を入れるより、柚子もいいかな…ジャムはどうかな…黒豆に出来たて甘酒もと思いつくままふるさとを心込めて詰めました。
お元気かしら…とお顔を浮かべながら、こんな楽しい仕事が婆は大好き。

 そんな折、お荷物を届けに来てくださったクロネコさんにお閑な爺は言いました。
「もう1時間して集荷に来てください。」と、わが家の荷物をお願いしたんだと・・・。
 「なんとおっしゃる おじいさん!」ここから婆は猛ダッシュ!
10個ばかりの荷物でも、まだまだ伝票やメッセージカードも作らなくちゃ、爺ったら~なにもかも婆まかせでリモコン操縦で婆を走らせるんだ!!

 昨夕に送った荷物が今日は次々に届き、今度は電話口まで走ります。いつも操縦される婆は大忙しの大話。

  < クロネコも 婆まで走り 師走かな >


 

 

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振る舞い酒

2013-12-10 21:47:45 | Weblog
 今日もまた甘酒作りました。今年はもう何度仕込んだことでしょう。
先日の産直まつりでは、甘酒のお接待もいたしました。

 大勢でお酒を飲むのも楽しいね。甘酒だけど…こと振る舞い酒は美味しいね。タダだからではないよ、きっと本当に美味しいと喜んでいただけたと信じてます。
農産物を生産する者だからこそ、これが本物といえるものを提供したいと思ってましたからやはり麹から手作りで生姜を添えてね。
 添加物ゼロ、砂糖も加えない米麹ともち米だけで仕込んだ甘酒。
でんぷんを糖化させる米麹の持つ力の素晴らしさを知っていただければ…そんな思いもありました。
「おいしい!」の言葉だけでなく、「なつかしい味!」「作り方は?」とうれしい反応に気をよくしてまたまた今日は一升仕込みました。
 麹に惚れてる婆、だれにでも振る舞いたくなってしまうんです。

  < 惚れこんで すっかり婆は 杜氏なり >

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寄り添い生きる

2013-12-09 21:24:16 | Weblog
 ♪かあさんの歌を口ずさみながら、施設のお母さんへ届けるソックスに糸で名前を縫い取る娘さん(くりまんじゅうさん)。
 くりまんじゅうさんのブログ(くりまんじゅうの日記)を「そう!そう!そうね。」とほっこり拝見しました。
 とっても気持ちが伝わり、わが家の母の介護のころを思い出すようでした。

 今年、二月に百歳で母を送り寂しさからも抜け出し、その生活にも慣れたころ。
今も母の愛用品はいくつか私のものとして健在です。
 施設暮らしでしたから、名前を赤い糸で縫い取ったソックス。
デイサービスに通った頃に愛用したニット帽など・・・。
 少々ゴムの緩んだソックスも、毛玉になったニット帽も私が愛用しています。
いいのよ、いいのよ農作業にはこれで充分。
 気分はまるで≪八千草薫さん≫なのよ。どこか似てない…???
 
 人生は、いつだってこれから。
百歳まで…人生まだまだ半ばなり。

  < 今もなお 寄り添い生きる 嫁姑 >


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