フランス西部の都市ポワティエはパリとボルドーの中間にある。
8世紀にはイベリア半島を征服しピレネー山脈を越えボルドーを制したイスラム軍がこのポワティエでフランク王国と激突する。
戦力としては大いに優勢であったイスラム軍だったが、初日の戦いで司令官が戦死(病死という説もある)してしまうハプニング。
翌朝になるとイスラム軍は総撤退していた。
フランク王国軍は、よもやの勝利であった。
その時にイスラム軍は兵隊の食料のために連れていた山羊と山羊のチーズを残して撤退したのだった。
そして、ポワティエ近郊のロワーヌ地方と南フランスは山羊のチーズの名産地となる。
さらに、クアトロで南フランスの山羊のチーズにMOMOソーヴィニヨン・ブランを合わせる。
よもやのペアリングであった。
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