ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

新たな一歩のワイン

2013年02月24日 | ワインの話

Photo ゴッドファーザーの愛のテーマが流れるクアトロで、血のように濃い赤ワインを飲み交わす男、あるいは女。
血の結束を誓っているのだろうか。
マフィアの集いにしては、みんな明るい笑顔である。
その濃い赤ワインは、クアトロ新着のシチリア産ワイン“イル・パッソ”だ。
このワインは、シチリアの恵まれた気候で育てられ、成熟したブドウをさらにシチリアの太陽と北アフリカからの乾燥した風で干したブドウを加えて、醸造したもの。
ヴェネトで行われるアマローネの手法を取り入れたワインだが、その濃縮感と力強い味わいには誰もが驚くことだろう。
ゆっくりと時間をかけて飲むほどに美味しさが増すこのワイン。
イル・パッソとは、歩みと云う意味だが、シチリアに新しい一歩をもたらしたワインである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ドラキュラのワイン | トップ | 魅惑的なワイン »

コメントを投稿