ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

貴腐ワイン入荷

2013年02月22日 | ワインの話

Photo 王侯貴族が愛するワインに貴腐ワインがある。
蜂蜜のようにトロリと甘く、熟成した深みのある食後酒。
ピリッと辛みのある青カビのチーズと楽しむのは、まさしく王侯貴族の気分。
貴腐ワインは、貴腐菌の働きで、ブドウの実の皮の部分がメッシュ状になり、そこから水分が抜け糖分だけが濃縮される。
実ったまま干しブドウ状態になるが、このようになるには自然条件が限られ、世界中どこでも出来るものではない。
特に、ボルドーのソーテルヌやハンガリーのトカイが有名。
その、貴腐ワインの隠れた名産地に、ロワーヌのコトー・デュ・レイヨンがある。
その地の貴腐ワインが入荷したクアトロだ。
しかも、1981年もの。
31年熟成の貴腐ワインだ。
これは、なかなかの掘り出し物である。
昨日紹介したドイツのアイスワインと、このフランス・ロワーヌの貴腐ワインを飲み比べるのも面白いかもしれない。
こんな贅沢は、まさしく王侯貴族である。

コメント
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