昨晩、中島哲也監督の「告白」を録画で観たクアトロの父。
久しぶりに凄い映画に出会えたと思った。
脚本が良く書かれているのだが、編集も中島監督らしいテンポの良い作りで観ていて飽きない。
原作の味わいは、芥川龍之介、映画の味わいは、黒澤明を思い浮かべたクアトロの父だ。
クアトロの父は告白する。
ペライユというフレッシュチーズがクアトロに入荷しています。
フランスとスペインの国境を分けるピレネー山脈で造られる羊乳のフレッシュチーズです。
有名なブルーチーズ、ロックフォールに使われる羊乳の絞りたてをチーズにしたのが始まりでした。
羊は春に子供を産むために、春先から初夏の間にしか食べられないフレッシュチーズで、そのコクのある味わいは絶品なのです。
そう、今が旬の盛りのチーズなのです。
そして、わたしは、そのチーズに良く合うワインを知っています。
仮にそのワインをAと呼びます。
ワインAは、青リンゴのような風味が心地よい南フランスの白ワインです。
でも、わたしはこのペライユとワインAの関係を誰にでも教えたくはありません。
そう、わたしはもったいぶっているのです。