ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

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2009年10月20日 | クアトロ・スタジオーネの話

S_2 クアトロの店内には黒板が置かれている。そこにはその日のおすすめ魚料理が書かれている。市場のある日は毎日クアトロ・シェフが仕入れに出かけその日の旬の美味しい魚を仕入れ、カルパッチョやアクアパッツァ、グリルなどとおすすめの食べ方を黒板に書き出している。
あまりにおすすめが多い日は魚の名前だけが書き出され調理法は割愛することになる。
準備を整え、後はお客様の注文を待つだけだ。
しかし肝心のお客様の来店が少ない時はがっかりするものだ。
来店があっても黒板に注目されない時もがっかりである。
仕事というものはやればやっただけというのがやりがいである。
時間を働けば働いた時間だけ見返りがある時間給の仕事。
物を作れば作っただけの見返りのある製造業。
その点、クアトロのような飲食店は、時間と製造の見返りが不定期である。
いつお客様がくるか解らず、用意したものが全て売れるとは限らないのだ。
これはパチンコのようなギャンブルとも共通している。
そしてこのようなやればやっただけがいつ報われるか解らない仕事は以外と楽しいのである。
ぜひ次回の来店には、クアトロの黒板にも注目していただきたいものである。
※本日の黒板のおすすめ
天然ブリ、サワラ、花鯛、秋鮭、本カワハギ、カサゴ、スズキ、ムール貝、メジカ、アナゴ、真タラの白子、赤崎殻牡蠣などである。

コメント
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