北イタリアのポー河沿いに続く街道をエミリア街道と云う。
別名美食街道とも云い、ポー河がもたらす肥沃な土地が野菜や穀物を育て、酪農が行われ、アルプスから吹き下ろす風が食品の熟成を促し、名産のハムやチーズやワインが生まれる。
その街道の一端にある都市がボローニャである。
ボローニャにはエミリア街道によってもたらされた食材から作られた名物料理がある。
野菜と挽肉をワインとトマトでじっくりと煮込んだ料理、ボロネーゼである。
日本ではミートソースとも呼ばれる。
ボロネーゼとは、ボローニャ人と云う意味で、ボローニャ人の自慢料理なのである。
今、美食街道は延長され、豊四季のクアトロでも本格的ボロネーゼを食べられる。
本場風ボロネーゼのタリアテッレは、トヨシキダーゼ(豊四季人)のお気に入りなのだ。