不快指数の高い梅雨時。そんな時は、爽やかな白ワインを飲みたい。そこで、おすすめなのは、イタリア・マルケ州アンジェラさんの「レーヴェ/ペコリーノ」という白ワイン。
このワインは、アンジェラさんのレーヴェ=夢のワイン。フルーティさと、しっかりとした酸に程よい樽熟が心地よく、色々な料理に合う。先日、お客様からトスカーナのおみやげにいただいた羊乳のチーズ「ペコリーノ」を合わせる。やはり、旨い。
ワインのペコリーノはブドウの名前だがイタリア語の羊という意味。羊が食べていた野生のブドウをワインにしたと云う説と、中世の基幹産業であった羊の放牧が、北から南に移動する際に、ブドウの苗も羊飼いが売っていたと云う説がある。クアトロの父は後者の羊飼いが伝えた苗に魅力を感じる。
クアトロで、スペイン産のペコリーノ・チーズ「ケソ・マンチェゴ」とこの「レーヴェ/ペコリーノ」を合わせてみよう。梅雨の鬱陶しさをきっと忘れるだろう。