ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

美食の秋~火と月とクエの間に

2017年11月02日 | 魚の話

九州場所の関取たちのご馳走はアラ鍋。
このアラとはクエのことだが、クエは言わずと知れた超高級魚。
主に関西の高級料亭で消費され、なかなか関東の庶民の口には入らない。
九州場所を前に、クアトロにクエが入荷。
深海魚らしい上目遣いに口元はぎゅっと結んでいる。
立会前の力士のような形相の魚だ。
鍋では、フグ以上に旨いと評されるが、その白身の刺身も上品で旨い。
差し身が良い白身となると力士も喜ぶのだろうか。
“火と月の間に”の日本酒を燗につけ、このクエを味わうのも美食の秋ならでは。
はっけよい、今日のクアトロ場所は、火と月とクエの間にいかがだろう。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする