ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

秋のチーズ特集~ブリッロ

2016年10月27日 | チーズの話

クアトロの色々とあるおすすめチーズのひとつは、イタリア・トスカーナの“ブリッロ”。(写真の右端)
トスカーナ名産のペコリーノ(羊乳チーズ)をやはりトスカーナの名産キャンティと云う赤ワインにひと月ほど漬け込んだ酔っぱらいチーズ。
第一次大戦において、ドイツ・オーストリア軍の略奪を逃れるために、チーズをワインの樽の中に隠しておいて、後から取り出して食べてみるとこれがなんとも美味しかったと云う由来のある酔っ払いチーズだ。
しかし、チーズをワインの樽に隠していたと云う証拠はないし、実際にそれを見ていたと云う証人もいない。
クアトロの父も見ていたわけではない。
そのような、証拠のない由来は、決して評価されるものではなく、しかもそれを自慢げに紹介するクアトロの父はいかがわしいものだ。
よって、クアトロの父のおすすめするチーズは全ていかがわしいのである。
それでも食べてみたい方に、証拠のない由来と一緒にこの“ブリッロ”をどうぞ。
キャンティも用意してあるクアトロです。
キャンティが用意してあるという証拠はあります。

コーヒー豆をリキュールに漬け込んだ自家製コーヒー・リキュールも完成しました。
クアトロの父が、コーヒー豆の略奪を恐れて、リキュールに漬け込んで隠していたのを忘れていたものではありません。
これは、美味しいと自慢げに話すクアトロの父だが、これもいかがわしいのだろうか。

コメント
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