昔、クアトロの父はイタリア・トスカーナのモンタルチーノを訪れたことがある。
イタリア公式晩餐会にも使われるブルネロ・モンタルチーノが作られる所だ。
フィレンツェから車でかなり田園地帯を走った丘の上にある町がモンタルチーノ。
そこのリストランテの若いソムリエとも友達になった。
ブルネロは有名で高級なワインなのだが、この町は閑散とした田舎町だった。
それでも、若いソムリエはブルネロのワインに愛着を持っていた。
そのブルネロのワインの中で、有名なワイン評論家ロバート・パーカーが一番に評価するのがベルティマリ。
そのベルティマリのサセッティ家の息子が作るワインがこの“イストリチャイア”だ。
きっと、クアトロの父が出会ったあのモンタルチーノの若いソムリエと同じ世代だろう。
モンタルチーノを愛する若手の作る新しいスタイルのモンタルチーノ“イストリチャイア”を、秋の夜長にクアトロでじっくりと味わってみよう。
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