ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

クアトロのパスタ改革

2015年06月03日 | パスタの話

「パスタって何?」とよく年配の方に聞かれる。
「パスタとスパゲッティとどこが違うんだ」と聞かれることが多い。
パスタの語源としては混ぜるとか、こねるとかいうことらしいが、ようするに粉と水を練ったものは全てパスタだ。
イタリアンに関しては、小麦粉と水分を合わせた物をパスタと呼ぶ。
そして、その形によってスパゲッティだったり、タリアテッレだったり、パッパルデッレ、リングィネ、ラザニア、カネロニ、カッペリーニなどと呼ばれるわけだ。
スパゲッティはパスタという大きな分類の中に含まれるということ。
ちなみにスパゲッティは長い紐という意味だ。
チャップリンが、「黄金狂時代」で、ひもじくて靴の紐をスパゲッティと思って食べるシーンを思い出すのは、かなり年配の人だけかもしれない。
また、そのパスタも乾燥パスタと生パスタに分類することも出来る。
同じパスタでも、両者の味わいはかなり違う。
クアトロでも、メニューに生パスタをひとつの分類に分けてある。
その生パスタは麺職人クアトロの父の担当である。
10年目のクアトロは、今このパスタを見直している。
乾燥パスタは、よりモチモチ感と小麦の旨味があるクロノス種のデュラム小麦を使ったパスタに変えた。
生パスタもデュラム・セモリナ100%にこだわり、グルテンを引き出す方法を模索。
クアトロのパスタがより美味しく進化している。
あなたは、気づいていましたか。

コメント (2)
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