ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

夏野菜特集~トウモロコシのペペロンチーニ

2014年07月05日 | パスタの話

Photo 「スパゲッティ・アラ・アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーニ」
「スパゲッティ・アラ・アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーニ」
「スパゲッティ・アラ・アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーニ」
この呪文を何回繰り返しても空腹が訪れるだけだ。
この呪文はイタリア料理の基本を意味している。
ニンニクと唐辛子とオリーブオイルのソースで絡めたスパゲッティのことである。
略してペペロンチーニとかペペロンチーノとか呼ぶ。
このスパゲッティは単純そうで実はすごく奥が深い。
パスタを茹でることによって出るゆで汁、蕎麦湯のようなものだが、この水性の旨味をニンニクと唐辛子の風味を纏ったオリーブオイルが、包み込みソースにする。
この作業を乳化と呼ぶが、失敗すると油が分離したべたべたした味になる。
次にトウモロコシの旨味をこのソースで乳化させた“トウモロコシのペペロンチーニ”がおすすめだ。
トウモロコシはトウモロコシで食べた方が旨いだろうと云う人や、シンプル過ぎると云う人もあるかも知れない。
しかし、一度食べてみて欲しい。
シンプルながら旨味の相乗効果にきっと驚くことだろう。
夏になるとこのパスタを楽しみにしてくれるファンも多い。

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