ジャイアンツが強かった頃、4月から9月のデレビのゴールデンタイムは野球放送が中心だった。野球が終わると連続ドラマが始まる。自然と当時のドラマは秋から冬が舞台になったものが多かった。その典型的なものに、市川崑劇場の「木枯らし紋次郎」があった。主題歌と共に、オープニングのカットの斬新さ、ロケを中心にした作風は当時のテレビでは実に斬新だった。昨日、市川崑監督が亡くなった。ご冥福を祈りたい。クアトロの父はこのテレビ作品が特に好きだ。
小学生の時、学校の講堂でヒザを抱えて見た「東京オリンピック」もすごいとは思ったが、鑑賞料20円だったことの方が記憶に残っている。当時の映画館の小学生料金が100円だったように思う。その直後、柏の映画館富士館で5本映画を見ないと損すると思って美空ひばりの3本立てを朝から5本分見た記憶がある。しまいに、親が心配して館内呼び出しを受けてしまった。市川崑監督を偲んでそんなことまで思い出した。
今日はバレンタインデー。「あっしには関わりのねぇこって」「プシッ」(妻楊枝を飛ばした音)
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