ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

そば粉のガレット、袋小路に入る

2008年02月06日 | 食材の話

S クアトロの父がそば粉のガレットのために用意したそば粉は国産そば粉の中でも評価が高い常陸そばである。先日、八郷の蕎麦屋に出向いた時に分けて貰ったものだ。地元のそば粉を石臼で丁寧に挽いたものだ。
日本国内のそばの消費量は12万トンといわれ、その内国産は3万トン未満とか。常陸そばともなると国産の中の6%程度という。そば通ぶっているクアトロの父なども、そばの味はこうなくてはならないと思っていても、結構中国産やカナダ産のそば粉をありたがっているのかもしれない。実はクアトロの父が手に入れた常陸そばも挽き方によるのだろうが香りに乏しく感じられる。
常陸そばもオーストラリアで栽培するものも多く、常陸そば100%使用といっても国産とは限らないようだ。和牛といってもオーストラリアで飼育されているようなものである。とはいえ、純粋に国産ならば良いのかと云えば今回のクアトロのそば粉などを見ると何とも云えない。
そば粉のガレットの前宣伝でそば粉に疑問を表明するのもどんなものかと思うが、そばを打つのでなくガレットという料理を作るには試作の段階では問題がなかった。香りに乏しくとも味わいはしっかりしておりガレットには向いていると思える。
理屈は良いから美味しいそば粉のガレットを作ってみなさい。そんな声が聞こえそうです。

コメント (2)
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