ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

反省会を開く老夫婦

2008年02月04日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo クアトロのある豊四季は、昨日の雪の照り返しもあり、まぶしいほどの晴天になった。魅惑のワルツが似合いそうな昼下がりである。
今日は立春。暦の上では今日から一年が始まる。立春の前日、節分は大晦日にあたる。古くから暮れに食べるものとして、寒ぶりがある。ぶりは魚ヘンに師と書くが師走はまさに美味しい鰤を求めて走り回る季節なのかもしれない。
昨日クアトロ・シェフの置きみやげで、上等な寒ぶりを用意してもらった。太平洋側紀州の寒ぶりだが、富山湾などの日本海ものに比べると脂は少なめで切り身の色はピンク色である。これを照り焼きにすると最高に美味である。昨日の、ママべえの家庭料理で「天然ぶりの照り焼き」を出したが、大変に好評であった。暦の上の大晦日にふさわしい一品だったと思う。
寒い雪の降る中、足下の悪い中、ママべえの料理を食べに来てくれた多くの“あなた”に感謝します。多くの“あなた”は普段のメニューにないものを選んでくれました。おでんも売り切りました。どういう種が売れて、どういう種があまり売れなかったか、スープは多めに用意しようとか、老夫婦は反省会をするのでした。その反省を活かす機会はあるのでしょうか。
※クアトロ・シェフ復帰の本日の魚料理
愛媛・天然真鯛、鹿児島・スミイカ、鹿児島・本カワハギ、福島・天然ヒラメ、茨城・アンキモのフリット、山口・マテ貝のワイン蒸し、岩手広田湾・殻カキのグラタン風

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする