我が家から約15分、宇治橋東詰め、京阪宇治駅の直ぐ東隣、 府道7号線沿い、周りを道路に囲まれた角地に石垣を組み『源氏物語』宇治十帖にある東屋の古蹟があります。
<宇治橋西詰めから東方向を見る>
<東屋観音辺りからの宇治橋方向・・・左手はあの通園茶屋>
この古跡は元、宇治橋たもとに在ったものを付近の改修に辺りこの地に移動したもので古びた感じはせづ、余りにもあっけらかんと明るすぎて雰囲気には欠けるが・・・。
石仏は石壇上の狭い空間に小さな祠や灯籠、宝篋印塔と共に祀られている。
花崗岩に厚肉彫りされた聖観音菩薩坐像は鎌倉後期の造立と考えられていて源氏物語とは何の由縁も無く、どうして宇治十帖の東屋古跡に同居していたのかは
解らないそうです。
光背から飛び出すほど厚肉彫りの聖観音菩薩坐像は別石の蓮華座上に結跏趺坐、頂部が少し欠けた二重円光背を背負い頭上に宝冠、右手施無畏印、左手には蓮華を持つ。
相当に重量感の有るこの石仏は像高1.15m、観音菩薩そのものの優しく穏やかな顔容は今でも付近住民から愛され,日参される老人もおられるようです。
一心不乱に石仏さんに語りかける老婦人・・・・、花や香は絶えることが無く現在も生きた信仰の中にあるのを強く感じる石仏さんです。
撮影2011.3.5:2005.12.23