往時、この地には阿弥陀寺と云う寺が有り、その跡地に残る桃ケ野の多尊磨崖石仏の一つです。
<軽トラックが一台通るか通らないような集落内道・・・>
今は個人宅の庭(畑?)に成った一画にこの須弥山石の様な、異様な姿の多尊磨崖石仏が有る。
まるでピサの斜塔よろしく少し傾いて・・・・・。
手法や像容は今まで見てきたものに殆ど同じ。
時計周りに裏の方にも廻り込みますが、雑木の枝葉が邪魔になって良く見えないところも・・
この面では段違いに七段にも上へ上へと彫られています。
この大石には桃ケ野多尊磨崖石仏群最多の97体と5塔が刻まれています
この面は少なく双体石仏が三か所・・・。
やっぱりその殆どがこのような地蔵さん。
撮影2011.5.14
この磨崖仏に行く人は少ないと思います。
私個人的には桃香野千体磨崖仏の中では
かなりお気に入りです~
でも僕が尋ねたときは木の葉が邪魔でどうにも旨く撮影できなかった。
ちょうど家人の方も居られて枝を折るわけにもいかなかったしね・・・。
やっぱりここは冬が良いかもですね。