奈良県旧榛原、国道369号線より分岐、八滝の集落をかすめて通る旧街道筋に建つ茅葺き民家。
この道は新道と並行して走るので地元の車以外は殆ど通行しないだろうが、気を付けていれば新道からも、この姿を確認できる。
平屋の瓦葺屋根に小さな茅葺き屋根をちょこんと載せた様な感じの建物。
片側切り妻、片側入母屋造り・・・・この付近では一般的な農家建築だろう。
入母側、屋根下に庇を出して竹納屋を設けた様式が農家を連想させる。
経済成長期までの田舎では稲架(はさ、はざ)木や桁竹をこの納屋に収納していた。
撮影2013.4.21