愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

芳山の二尊石仏

2007年05月04日 | 石仏:奈良

この道は歩いて行くべし。

そら、確かにそやけど、横着もんのぺんさんは、いつものように家から40分。車でブラーっとやって来ました、奈良市誓多林町。

いつものように、般若寺前から柳生方面へ、円城寺の少し手前で右折。

うっそうとした杉林を車は進む。対向車には要注意、本線離合は結構きつい。

山を一つ二つと越えて急に視界が開けて誓多林の在所・・・・。 里山風景そのままの長閑さでした。

車1台がやっとの道の、鎮守さんの横辺りに無理やり車をすてておく。 勿論KEYはつけたまま。もしも邪魔になったら自由に動かせるもん。勿論盗まれてもはいどうぞって感じ。

小さなかわいい鎮守さんのわき道からどんどん 山道を奥へ奥へと・・・(何の掲示板もでてません)目印に赤いテープがついてるので道には迷わない。

途中結構急勾配、へとへとになりながらの山歩き、山の頂上辺りに少し開けて、回りに石組み、其の中央にちゃんと 居られました。

南面と西面に、蓮華座に立つ像高1.28mの如来像、二尊ともに両手を胸前で印を結んでおられます。

何でこんな山奥に・・・・、ましてやこの辺りにこんな大石あらへんし、どうして運んだんやろ?、機械も、たいした道具もない時代に。 等と感心していても、人っ子一人も見かけない。

撮影2005.9

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