加古川からの帰り道隣町の小野市にも石棺仏が有ると居うのでここ浄土寺にも寄っって見た。
石仏だけの予備知識のままに現地を訪れこの古式豊かな建物に出会いただただ呆然、それもそのはずこの寺院は行基の建立した前身寺院の跡に東大寺大仏殿の鎌倉復興に尽力した俊乗坊重源が実質開山したという名刹だそうです。
僕が素晴らしい建築物だと思ったのは、浄土堂(阿弥陀堂)、で快慶の代表作である阿弥陀三尊立像が収められていて共に国宝に指定されている。
その浄土堂の前に心字池が配されその畔に石棺仏が三体並べたって居るが元々は近くの墓地に在った物を 移設したもののようです。
説明板では板碑というように説明されているようですが・・・、向かって右側には首が断裂して補修された地蔵菩薩立像。
石棺の底石だと思われる石材に、ちょっとにんまり微笑んだ像高約1mの地蔵立像を半肉彫にしていて、写真のようにちょっとユニークな姿の地蔵さんです。
残りの二体は中央には阿弥陀三尊来迎図、向かって左手の物は曼荼羅が彫られてるようですが何がなにやらさっぱり状態です。
撮影2008.9.14
こんなに豊かに感じられたのは
初めてのことです
ありがとうございます
こちらの裏山の
八十八ヶ所写しの石仏も
石祠含めて見事です
文化年間だったかな…
この地蔵さん、ちょっと他では見かけないような顔様ですもんね。
何処と無く人なつっこく感じて微笑ましく思えました。
裏山の八十八ヶ所写しの石仏の紹介ありがとう。
幽黙さんの石の宝殿良いですね。
僕は気後れしてもう少し間を置いてUPしようかな??