三重県庁所在地、津市街地より北西に約5km、安濃町大田、仲楽寺に立つ六地蔵石幢。
安濃町大田は伊勢湾に注ぐ安濃川支流、美濃屋川岸辺に在り、豊かな穀倉地帯の一角に有る小さな農村集落。
集落の南辺、美濃屋川端に現在公民館と成って居る仲楽寺跡が有り、その片隅に六地蔵石幢が所在なさげに立って居る。
六地蔵石幢は高さ135cmの花崗岩6角柱上部の各面に舟形を浅く彫り、蓮台に立つ六体地蔵を刻み出して居る。
共に像高約30cm、頂部には六角庇のお椀型笠石を載せて居る。
小さく、風化摩耗も激しく像容も定かでは無いが室町期の造立とされ、ここの地方では珍しく貴重な文化財とされ、大切に祀られて居ます。
撮影2012.4.1
単制石幢大好きなんで有難うです!
多分、津市の文化財か何かで見つけたんだと思うけど・・
あちら方面に行ったとき序でに寄ったものです。
しかし寒くなってもう朝晩しっかり冬ですね。