当尾の石仏の内昨日に引き続きもう一体の笠を落とした笠石仏を・・・・
ここは岩船寺近くではなく当尾西の入口近く・・・どちらかと言うと浄瑠璃寺に近い・・・浄瑠璃寺道筋。
道路脇に重文五輪塔で知られた西小墓地が有り、道路を挟んで板碑などと共にこの中型箱石仏が立っている。
箱石仏の上部には笠石を載せていた突起があり、脇にそれと思われる笠石や宝珠石が落ちている。
強い意思を示し、落ち着き払った穏やかな表情の定形地蔵立像。
像容が岩船寺ふきのものに相通じ南北朝期の造立だろうか・・・・。
撮影2006.12.1