愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

姶良市下名 西田の田の神

2012年01月15日 | 石仏:九州

前回と同じ姶良市に在る「田の神さぁ」・・・・木津志の山中から駆け下ること約約10km強、山中からちょうど平野部に出てきた辺り、山田小中学校が建ち並ぶ少し南寄り・・・・・

西田公民館脇の道路沿いにこの「田の神」は石祠や良く解らない石像と共に立っています。

田の神舞いの姿を模したと云われるこの像は、自然石を背負う形の半肉彫りでベンガラ彩色を施され、文化二年(1805年)の銘を持ち、姶良市の民俗文化財に指定されています。

右手にメシゲ(杓子)を持ち左手は肩脇にかざし襷を掛け、コミカルな顔立で踊っているようにも見受けられます。

いかにも土俗臭が強く、農民の大らかさをそこはかと感じることが出来るような気がする。

傍らの石像は神像のようにも仏像の様にも見えますが・・・、でも蓮座に座ってる様だけど・・・・これも「田の神」、違うよなあ。

もう一基、石祠の中には・・・・

阿弥陀を思わせるこんな石仏、両腕共に二の腕から先はなく、石仏脇には恵比寿面??

撮影2011.12.20



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