院内町から一山隔てた東向谷は、名勝「耶馬渓」として全国的に知れ渡り、その流れ、山国川に架かる石造三連アーチ橋です。
上質な石を産出するのか?歴史的にそういう技術を育んで来た土地柄か??概して九州は石造文化の発達した地域です。
ここ大分県中津市本耶馬渓町にも、石造五百羅漢や地蔵石仏の居並び圧巻の「羅漢寺」と言う岩窟寺院が在り、こちら特有のアーチ石橋も有ります。
元、羅漢寺への参道として建造された様ですが、現在羅漢寺へはこの橋を利用する事は無い。
長さ約90m、大正九年(1920)完工するも、難工事で完工までに二度の崩落事故を起こしたようです。
大分県有形文化財指定、現在は静かな水面に三連アーチを美しく写し出して居ますが・・・・。
又すぐ下流には耶馬渓を代表する名勝として「青の洞門」がある
撮影2009.12.26