国道2号線の加古川南詰めにある河原交差点を神戸方面から来ると右折、商店街のはずれ中津北の信号一っ手前の筋を左折そのまま家並を縫って進むとやがて権現神社に突き当たる。
この神社境内の直ぐ奥は加古川の堤防でこの地は、戦国武将梶原十右衛門の構居跡だと言われている場所で、境内には小さな権現神社の社が建っています。
神社の前はマッチ箱の様な新興住宅が建ち並び石仏と神社の在る景観には似つかわしくない。
石棺材を使ったと思われる石仏は神社に向かって左隅、境内と道路を分けるフェンスを背にして道路脇に数体の小石仏と共に並べ立てられている。
風化が激しく顔容も殆釈然としないが全体像から阿弥陀如来座像であろうと想像出来る。
川の氾濫や増水に依って尊像が削られたとは言うが顔などは凹んでいて子供がいたずらでもしたのだろうかと思ったり??
脇侍もありそうな空間が虚しいけど摩耗がひどすぎる。
撮影008.9.14