まさかこんな所に茅葺き民家が隠れて居るとは全く知らなかった・・・屋並の背後、深い木立の間を縫うように走る県道は良く通るが、屋並の有る事さえ全く気づかない程。
たまたま通った、山裾の田圃道から遠くに見えた茅葺き民家・・・このあたりなら大和棟が順当の筈なのに?周りの家を見ても大和棟は見当たらず、この茅葺き民家は寄せ棟の、どこか伊賀の匂いのする屋根でした。
つい最近になって再度この付近を通る機会が有ったので、集落内から撮影してきました。
集落に接続する県道47号線からは深い山に隠れて集落の有る事さえ見落としてしまう山間部。
前方は斜面が急傾斜で小川の流れる稲田まで落ち込み、大きく視界が開けて居る。
屋敷は斜面に石垣kを高く積み上げ、平地を確保、その中、一番奥に茅葺き母屋、他に2棟の建物が建てられている。
まだ暖は焚き火を使うのか冬に向かって薪が山盛り軒下に積まれていた。
撮影2015.9.24/2016.11.02