国道21号線を米原方面から東進、醒井付近でたまたま国道脇になんの前触れもなく茅葺民家が見えた。
醒ヶ井は、清らかな地蔵川の流れに梅花藻が揺れ、そこかしこに懐かしい景観が残されている中山道の宿場町。
その清冽な清水を利用しての養鱒が盛んな処で、この茅葺き民家も家前の生簀で鱒の養殖をしていた。
家の前には「活き鱒」運ぶトラックが停まっている。
ちょうど国道脇ギリギリに生簀が設けられ、覗いてみると鱒がウジャウジャ群れ泳いでいたが、車の騒音など無関係なのかしらん・・??
茅葺き屋根は通常農家風の妻入入母屋造りで、取り立てて言う程変わったところもない。
屋根の手入れは行われてる様に見えるが・・・ここでもアライグマがいたずらするのか屋根の要所要所にはブルーの網戸用網が懸けられている。
今や茅葺き屋根の1番の敵はカラスではなく、もっと手ごわいアライグマと成ってしまった
撮影2015.6.27