今日は朝から近頃に無く、珍しい5月晴れ。
奈良、生駒平群方面にデジブラにでかけました。
道中で見かけた桐の花が余りにも見事に咲いていたのでパチッてきました。
薄紫色の小さな花が樹一杯に花をつけていて辺り一面に甘い香りが漂っていました。
「桐」は日本では古くから材として、軽く、割れにくく、火に強くて燃えにくく、 湿気を通しにくく、木目や材の色が優れていることから、家具、特に、箪笥とか木 箱材として、僕が子供のころには桐の下駄を履いていたことがあった。
誰でもが知っている名前なのに、今までゆっくりと見たことが無い。
桐の材に接する機会は多くても、花の時期にゆっくりと観察する機会 の少ない植物です。
淡紫色の筒状のつりがね形の花、それぞれがうつむ いて咲いていました。
撮影2006.5.21