散髪して、シャツも回収した。洗濯屋は5月20日迄休みで、エーゲ海の島暮らしらしい。床屋で隣で話していた完全地元っち方言のホゲホゲ爺さんも週末はトスカーナで休暇らしい。聞いてやろうかと思った、何語があそこで通じるのかと。トスカーナはドイツ系なので独逸語は結構通じると聞いている。然しあの言葉では流石に、この地方にワイン地所に出稼ぎに来ていたイタリア人にしか通じないであろう。流石に永く住んでいるので話すことが分からないことはなくなったが、あれだけ髪結いのやり手婆とこてこてに話されると、強調される発音以外のところが分からなくなる。要するに全体のフレージングが暈ける時がある。それぐらい酷かったからだが、流石に角が立つと思ったので自制した。標準語が出来ない人が外国語を堪能にという事はあまり知らない。そういう人の方言の強調は書き言葉話者の関西人が関西弁を強調するような使い方になるのでその差異がよく分かるのと同じだ。
散髪は何故か洗髪から入らなかったので尋ねてみた。ウェットと何が違うのだと。すると乾かさないといけないのでバリカンに挟まりやすいという事だった。だからやりやすさは変わらないのだと。それならコロナ以前は一度も洗髪しなかったので、最後にするという時にどうせシャワーを浴びるから要らないと断った。然し料金は同じだったので余りコインの通りチップを1ユーロ下げて21ユーロ払った。今後はまた考えればよい。小銭が全然なくなっていたから洗濯屋で釣銭を貰うと、4月1日から30セント上がって、2ユーロ50になっていた。出す量が少ないのでそれで構わない。それよりも止めずに長く続けて欲しいと思うのはパン屋と同じである。
これで再開までのその間に復活祭週間からアムステルダムまでお出かけが八回あって、洗濯を出しても6月まで戻って来ないので、全行程10回分ぐらいを二着で回せるかどうかの検討となる。上手に汚さなければなんとかなるだろうか。服装は復活祭以降は変わりそうなので、衣装の計画も考えておかないと都合がつかなくなる。
先日同時にアマゾンで購入したのは普段着に下しているシャツのカウス代わりに使うマンシェッテ留めで、中華製の絹で8ユーロとなっている。素材も悪くなさそうで、英国でしか購入したことがなかったので、この価格なら普段着にも使えると思って試してみた — この写真のすり減ったシャツの柄は安売りだったお馴染みチャールズ皇太子モデル。以前使っていたメタルのカウスは折れたりして、やはり普段には無理だと分かったからだ。出来るだけ身近で安く購入可能なものを探しておかないと都合が悪くなる。シャツも古い他所行きを下ろしていくのでシーズンごとに替えるようなことになる。それ以外の安物シャツやセーターも破れて来た。適当な時期に物色しておかないと次の冬を越せない。その破れを防止する作業白衣の肘も破れて来た。
車を出した序に醸造所のヴィノテークに顔を出した。久しぶりだが、丁度4月に瓶詰めされたもの2023年産が一通り揃っていた。お土産にも使える最もスタンダードなヴィラージュリスリングを試してみた。これはまだ2022年産が残っていて丁度飲み頃になっていた。所謂酸の薄い年度なので大したものにはならないのだが、砂岩の漂白された白い砂地の多い土壌はケイ素も多いのか丁度シャムパーニュのように楽しめる。ワインを嗜む人になら万人にも薦められるリースリングになっている。ヴィラージュとは言っても今や20ユーロを超えるので決して安くはないのだが、その価格でつまらないものが多い中で、食事にでも何にでも楽しめるだけお買い得だ。まずはお試しに三本ほど取ってきたが、これは最終的には買い集めそうな気がする。何本自分で開けてしまうことだろう。
参照:
パッションが試される 2025-04-10 | 雑感
非常事態警報の鳴らし方 2025-03-27 | 暦
散髪は何故か洗髪から入らなかったので尋ねてみた。ウェットと何が違うのだと。すると乾かさないといけないのでバリカンに挟まりやすいという事だった。だからやりやすさは変わらないのだと。それならコロナ以前は一度も洗髪しなかったので、最後にするという時にどうせシャワーを浴びるから要らないと断った。然し料金は同じだったので余りコインの通りチップを1ユーロ下げて21ユーロ払った。今後はまた考えればよい。小銭が全然なくなっていたから洗濯屋で釣銭を貰うと、4月1日から30セント上がって、2ユーロ50になっていた。出す量が少ないのでそれで構わない。それよりも止めずに長く続けて欲しいと思うのはパン屋と同じである。
これで再開までのその間に復活祭週間からアムステルダムまでお出かけが八回あって、洗濯を出しても6月まで戻って来ないので、全行程10回分ぐらいを二着で回せるかどうかの検討となる。上手に汚さなければなんとかなるだろうか。服装は復活祭以降は変わりそうなので、衣装の計画も考えておかないと都合がつかなくなる。
先日同時にアマゾンで購入したのは普段着に下しているシャツのカウス代わりに使うマンシェッテ留めで、中華製の絹で8ユーロとなっている。素材も悪くなさそうで、英国でしか購入したことがなかったので、この価格なら普段着にも使えると思って試してみた — この写真のすり減ったシャツの柄は安売りだったお馴染みチャールズ皇太子モデル。以前使っていたメタルのカウスは折れたりして、やはり普段には無理だと分かったからだ。出来るだけ身近で安く購入可能なものを探しておかないと都合が悪くなる。シャツも古い他所行きを下ろしていくのでシーズンごとに替えるようなことになる。それ以外の安物シャツやセーターも破れて来た。適当な時期に物色しておかないと次の冬を越せない。その破れを防止する作業白衣の肘も破れて来た。
車を出した序に醸造所のヴィノテークに顔を出した。久しぶりだが、丁度4月に瓶詰めされたもの2023年産が一通り揃っていた。お土産にも使える最もスタンダードなヴィラージュリスリングを試してみた。これはまだ2022年産が残っていて丁度飲み頃になっていた。所謂酸の薄い年度なので大したものにはならないのだが、砂岩の漂白された白い砂地の多い土壌はケイ素も多いのか丁度シャムパーニュのように楽しめる。ワインを嗜む人になら万人にも薦められるリースリングになっている。ヴィラージュとは言っても今や20ユーロを超えるので決して安くはないのだが、その価格でつまらないものが多い中で、食事にでも何にでも楽しめるだけお買い得だ。まずはお試しに三本ほど取ってきたが、これは最終的には買い集めそうな気がする。何本自分で開けてしまうことだろう。
参照:
パッションが試される 2025-04-10 | 雑感
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