Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

旨味ある経費削減

2024-05-27 | 生活
引き続き旅行の準備をしている。バーゼル行の時間配分が決まったのでより都合の良い宿を見つけた。朝食無しの旅館からアパートメントに移して10ユーロ安くなった。以前は見つからなかったが直前になって沢山出て来た。安くていいだけならばフランス側にもあったが、一泊で無駄な時間を使いたくないので、今回はいつものシュヴァルツヴァルトとスイス国境の間に見つけた。すこし山に入るので安いが、バーゼル市内のコンサートホール最寄りの駐車場まで日曜日なら通行税を払わずにも問題なく20kmを40分ほどでいける。19時始まりなので、アパートを17時過ぎに出れば国境越えも御の字だ。

アパートメントは20平米の広さ55ユーロで、なによりも大きな冷蔵庫が付いているので、昼食を友人のところで摂れば、夜食と朝食を持って行くだけで無駄な現金が必要ではない。幸い20フランケン持っているので、駐車料さえカードで支払えれば問題がない筈だ。そしてアイスボックスが帰宅時にも活きているので復路のスーパーでの買い物が容易になる。兎も角10ユーロ削減できたのは嬉しい。

先日購入したケーキは二種類とも美味かった。一つはラババ―でもう一つはリンゴだが、両方とも上手に高級なものだった。オーナーはケーキ職人で、やればできるというかいい徒弟が入ったのだろう。売値と材料費が合わない気がするが、いつものお客さんには嬉しいご奉仕となる。こうしてあたると今後も良さそうなものを見かければ試してみたいと思わせる。2,60ユーロは安い。

現在予約してある宿は、6月の二軒、8月の一軒、10月の一軒だけだ。1月のも準備しておこうかと思う。こうして経費削減していくのは嬉しいのだが、嘗ての電話やファックスの時代に比較して容易ではあるけどネットで知らべるにはそれだけの手間が必要。時間の空いた時にバッチリ計画しておいて、限られた道中には計画通りというのが考え方である。

なるほど嘗ては知らない街でうろうろの体験がそれだけで旅情になっていたのだが、流石に今は用事があって出かけるだけで、未知の体験を求めてということは少なくなっている。その暇もないというしか言えない。

それでも旅行自体がエキサイティングな時はやはり良く出かけたと思う。車での長い運転が辛くなったのも無駄のない移動に拘るようになった由縁だ。なにも30年までも一日に1000kmも運転したら疲れて、翌日は何も手に付かなかった。そうした徒労を最初から避ける様になっただけに過ぎない。そこで期待するのがやはり自動運転機能である。

実際に従来からのオートクルージング機能も急がずに燃料節約を掲げて走れば疲れは最小限になった。アクセルを指先で弄って極力ブレーキを掛けない運転は楽である。そして今回新しい車に求めたのはより高速で自動運転として、自分でブレーキを踏まないでも追い越しをしてくれて、自動的に戻ってくれて、尚且つ高速で安定してはして呉れる機能である。ザルツブルク往復日帰りの1000kmを再び熟せれるようになるかどうかが試金石である。

夢の中でギアがごしごし鳴っていた。遂にと思ったが、あれは夢だったのか何か。なんとか最後までお役目を果たして欲しい。



参照:
ワイン祭り避難計画2024年 2024-05-26 | 暦
噴水の鴨に弄ばれる 2006-03-26 | 文化一般
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