Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

隈も何もない浅墓さ

2024-05-25 | SNS・BLOG研究
眼の下の隈が改善されている。これならば取れる可能性がある。抑々原因は眼鏡の関係で眼精疲労だと思っている。石鹸効果もあるのは間違いない。何も必ずしも薬用石鹸ばかりを使っていたのではないのだが、多用していた傾向があった。先ずは全く使わないようにしている。コラーゲンスープを二週間に一回を若干増やしている。

水曜日にパリのマガジンからの報道が出て、先日その顔を合わせた指揮者ロート氏のセクシャルスキャンダルが問題になっている。2005年ぐらいから話題になっていたようで、当時の仕事仲間であったパリの放送交響楽団のコンサートマスターがSMS攻撃を氏の滞在先のホテルの部屋から受けたとある。絵文字に留まらず直ぐに陰茎の写真が送られて、ヴァーチャルでシャワーを浴びようとお誘いがあったという。2009年前にそのような行いは繰り返されていたようで、2019年のパリ管の後任候補になっていた時にはパリ市から情報が寄せられていたという。

要するに正式な被害届は出されていたようで、女性にだけでなく男性にも向けられていたらしい。2012年ザルツブルクのビアガルテンで出合ったライプチッヒの劇場の広報担当者にも執拗なSMSが寄せられたという。

仕事関係で行っているのでMeTooには確かになるが、セクシャルハラスメントとして裁かれるべきかどうかには疑問が多い。しかし陰茎の写真を送り付けるなどはそれが犯罪とされるので、性的な迷惑行為には違いないだろう。

先日も身近で顔を見て、また向こうからも感想を伺われたのだが、また昨年の復活祭での楽屋口でタバコを吹かす様子を観察していて、また数多きハートをSNS上で貰い、最後は先週貰ったばかりなのでその人間性や生活はよく分かっているつもりだ。

一つはSNS中毒で、それは仕事ついでの活動で決して悪くはないと思うのだが、SMS中毒の方が具合が悪い。その性的な傾向はこれはどうしようもないのだが、やはり普通はもっと慎重になるだろう。

秋からの新シーズンに首席指揮者の就任するSWR交響楽団では、前歴の同放送局の交響楽団でもこれといった情報はないとしている。現在のケルンでもそれは苦情としては出ていないらしい。問題は立場を利用したハラスメントが存在するかどうかであろう。

やはり焦点になるのは先々週に聴いた氏の創設した楽団レシエクルでの事件があるかどうかではないか。そこで問題が出ているとなるとやはり厳しい。今迄に消えて行った若しくは逮捕されたミュンヘン音楽大学の学長やティロルの音楽監督などはそうした立場にいて、明らかなハラスメントの事例であった。

個人的にも昨年やはり映像を送ったり、双方向でのネットチャットを思い留まったことがある。それはどのような関係であっても、または先方から誘われたとしても少々の用心深さがあれば誰もやらない。仕事場で口説いたドミンゴなどはその点分かりやすい。

水曜日にはチャットパートナーの彼女が再びインスタグラムの通信を見返したらしいが、彼女にしても用心深いぐらいの方がやはり真面であって、いい加減なことをするような人間ではやはり真剣に付き合えない。

指揮者ロートに関して感じていたのも実はそこであって、馬鹿とまではいわないが、やはり浅墓としか思われないのだ。それが彼の音楽に対する私が示した態度だった。私の表情を覗き込んでいたが、そういう反応をしっかり伝えておいた。


引用 — 「この指揮者がブーレーズのその任の跡を継ぎたいと思ってもそのようには指揮出来ないのはなにもあのリズムの精密さや明瞭さの技術的な問題だけでなくて、音楽的な思考に準拠するものだと理解した。」(虻蜂取らずになる活動)



参照:
虻蜂取らずになる活動 2024-05-10 | 音
主役を担うのは歌える歌手 2022-12-22 | 文化一般
コメント
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