Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

合理的に往路を創造

2022-06-24 | アウトドーア・環境
来週のミュンヘン旅行準備を検討する。衣装の事が話題になっていたので、気が付いた。通常の様に車で往復するだけならば、無難に薄目のスーツを着て薄目のシャツで往復するだけだ。但しピクニックの用意などが重要になる。しかし今回は初めて列車を使うので、先ずは汚れも酷いのでラフな服装で出かける。ジーンズは必ずしも楽ではなく涼しくはないのだが、いざとなれば使い易い。

なによりも往路で列車の遅れから走るぐらいに機動性が要求される。その場合の靴とジーンズはやはり使い易い。地下鉄にも乗らなければいけない。汗も掻きそうなのでハンカチも重要だ。天候具合では帽子も欲しい。傘は要らないだろう。

考えないでいいのはピクニックやアイスボックスやおやつ類である。その代わり引けてから列車に乗るまでの間にゆっくり食事が出来るところを探しておかないといけない。早くても22時前からになる。出かける前にブランチとするのでその間は何でもあるだろう。

荷物は、書類鞄にタブレットやノイズキャンセリングイヤフォーンを入れて行けば事足りる。電源コードだけは考えておかないといけない。列車の座席を見ると帰路のコンヴァ―トメントは現時点で自分一人なのでそれに関しては心配していない。

上着は以前ならばダークなものを主にしたが、今回は天候に拘わらず明るいものでよい。服装コード撤廃でやはり可能性は増えた。出しものに合わせての考慮はまだできない。

発注したファクシミリ本が届いた。20ユーロもしたのでそれ程安くはなく、どこかでコピーした方が安いだろうが、取捨選択して読むよりも、作曲家ジンガリアのアルピニストとしてのその人となりを掴みたいのでぱらぱらと読んでいく方がいい。更に19世紀終わりごろのアルピニズムを実感として感じたい。古いものではマッターホルン登頂とかその手のものしか読んだことはないので、その時代の雰囲気も知りたい。

先ずはちらちらの山名や写真などを見て、そのコースの多くは現在はアルプスのクレッターシュタイクのクラシックコースになっているようなところが多い。クレッターシュタイクとは既に登路が整備されていて、ワイヤーに身体を結び付けて、梯子や杭の上を動けるところである。しかし一目ルート取りなどもよい感じで、作曲家としてのセンスもそこからなんとなく分かるような気がする。登攀の新ルート開拓も先ずはそこに路を拓いていく動機づけと、そして下からの観測で想像を逞しくして合理的な路を拓いていく創造性が必要となる。



参照:
失われたユダヤ音楽世代 2022-06-13 | アウトドーア・環境
悪魔に取り憑かれるか 2022-06-23 | 文化一般
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