Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

初めてのDBティケット

2022-06-10 | 生活
初めてドイツェバーンのティケットをネット購入した。海外旅行時には欧州の鉄道はユーロパスで乗った。その後移住してからは、騒がしく空気の悪い市街地を避け郊外に住んでいるので、車利用で列車を使わなくなった。近郊と長距離を合わせても二桁回使ったかどうかぐらいではないか。

車が廃車寸前なのと燃料の高騰から長距離で一度利用することにした。五月のミュンヘン行にも検討したのだが復路が夜行で五時間掛かるとあって断念した。その背景にはウルムーミュンヘン間での工事があったようで、態々大変な時に乗る必要はなかったが、六月は同じ列車でも乗車時刻が一時間遅く、乗車時間も一時間短くなっている。つまり、往路でもインターシティーエクスプレスの超特急はマンハイムから三時間掛からない。復路が四時間弱となる。車での走行を考えると、「夜行」から想像するようにストップアンドゴーではない筈だ。そもそも頻繁に脱線大事故を起こしているような鉄道でそんなに高速で走ってもらう必要はない。安心して乗っていられない。それならばビールを鱈腹飲んでの四時間ならば夜間の車で睡魔と戦うことを考えれば楽である。

購入したのは、新たに購入するお試し一等席バーンカード25%割引37ユーロ以外に、乗車券で往復50ユーロ程になる。復路は一等でも18ユーロしか掛からない。割引カードは3ヵ月有効になるので、もう一度九月頃に使う予定だ。すると完全にお得になる。

オペラや音楽会に通う為に使う場合の最大の問題点は帰路の発車時刻で、22時前に乗れるようならば適当な時刻に帰宅可能となるのだが、中々そうはいかないのでどうしても夜行になる。価格は安いがするとどうしても明けの午前中は潰れることになる。要するに車で午前1時迄に帰宅して3時には就寝しているような状況ならばその方が楽なのだが、21時過ぎに出発可能な催し物などは数少ない。

往路は時刻表通りに列車が来るかどうかは分からないのだが、一時間以内の延着ならば何とかなるかどうか。購入した格安ティケットではそれしか乗れないので、遅れているとなれば情報収集等して動かなければ間に合わなくなる。車でも十分な余裕を取るのだが列車の場合は、その前は二時間早く、するとマンハイムでの駐車料金が馬鹿にならなくなる。遅滞ばかりの鉄道に意味はない。

なによりも迷ったのは無料の座席指定で、より時間の長い復路は大分空いていたが、往路は席の選択が限られていたので、試してみなければ良し悪しが分からない。少なくとも今回は、万が一初日の上演開始に間に合わないこともあるかもしれないが、兎に角お試しである。

ノイズキャンセリングを使えば時間も有効に活かせる。復路も何とかなるのではないか。マンハイムから早朝帰ってくるのは可也眠いとは思うのだが、酔いが醒めていればなんとか。



参照;
乾くまでは一日掛かる 2022-06-09 | ワイン
キャリアを目指す指揮 2022-02-01 | マスメディア批評
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする