Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

モンサントの種はどこへ?

2016-05-19 | 雑感
先週は世界で最も嫌われている企業モンサント社の身売りの話が市場を賑わした。その影響でそれも連邦共和国の買い手候補に挙がった化学企業バイエルとBASFの株が売られた。前者は、農業化学部門で18ミリヤードオイロのダウ・デュポン15のモンサント、13.5のシンゲンタに続く11.7の世界4位で、種子を扱っていないBASFの6.5を大きく上回っている。

そもそもモンサントの身売りは、それは穀物価格の低落だけでなくチャイナケミなどの競争と農業化学の業績を圧迫していることにある ― 嘗てはBASFの肥料などの上得意さんであったワイン醸造所などは有機農業になってしまった。BASFに関しては既に遺伝子工学の農業部分をモンサント社に移譲したことから、また遺伝子工学農業製品への批判的な欧州の状況から、モンサント社吸収には具体性はないとされている。

それに比較すると、バイエル社は株式評価額としてモンサントの二倍の規模であり、各分野での吸収拡大を考えているので、もしモンサント社を吸収するとなるとこれまでの最も大きなシェーリング社の吸収を大きく越える企業史上で最大の吸収となる。

しかし、フィリップス社のLED部門の中共企業への身売りのときに、安全保障上の問題として当局が許可しなかった例があるように、同じように合衆国の当局は身売り吸収を許可したとしてもその製品の合衆国への輸入を禁じる可能性があるとする。因みに希望売却価格は50ミリヤーデンオイロ以上とされている。

フォノケーブルを交換した。以前日本で使っていたモガミのそれとは大分細く、そしてしなやかなのに気がついた。一般的に放送局で使っているマイクロフォンケーブルよりも細い感じだ。今までフォノアムプとLPプレーヤーを繋いでいた安直なケーブルを抜いて、新しいものに替える。そして直ぐに、そのケーブルをフォノアムプからメインコンソールへと繋ぎ直して伸ばした。これで大分状況が変わる筈だ。直ぐにヴォリュームを最大限に上がてみてスピーカーに耳を近づける。近づけるまでもなく、サブウファーからは十二分に唸りが聞こえる。ケーブルのシールドで改善されると思っていたものは変わらなかった。

それどころかアースを余分に取ったりして、なぜかハウリングが起きやすくなってきた。理由は最初は分からなかったが、差し替えたケーブルのアースに原因があったのだろう。そして、更に今度は移したケーブルと前に使っていたケーブルを取り替える。これでハウリングは以前よりも起こりにくくなって、明らかにサブウファーの唸りの影響は低音部に限られるものとなってSN比は上がった。

要するにフォノアムプからコンソールの出力はライン出力なのでシールドもあまり関係なく、長さ一メートルならば何も考えないでよいということだ。ライン出力でのケーブルの良し悪しはあまり音質には関係ないということでもある。

全体の印象としては、音響空間などが遥かに豊かになって、個人的に今までLPでは聞いたことのないようなハイレゾリューションのデジタル音とほとんど変わらないかのように鳴る。同時に低音が締まってきて、アナログ特有の癖が少なくなってきた。現在使っているカートリッジが如何にそういう方向の音質を狙っているかがよく分かり、その解像力や情報量には改めて気がつく。アナログ時代にこのようなLP再生音を得ようと思えば世界の超高級品に手を出すしかなかった筈だ。



参照:
逃げ足の速いモンサント社 2016-03-07 | BLOG研究
モンサント社の撤退 2013-11-16 | アウトドーア・環境
欧州の環境に従う経済博士 2012-01-18 | アウトドーア・環境
同軸ケーブルを物色する 2016-04-26 | テクニック
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