農学部の院生らしきが原子炉実験所に小山昭夫・小出裕章・今中哲二らを訪ねている。十月十四日時点での興味ある報告は「四月のセシウム交じりの雨」である。
二号炉からの水蒸気ではないかということで、格納容器の蓋が開きっぱなしで行け行けになっているという推測も飛び出す。
総じて、根から移行したセシウムよりも雨からの汚染の方が影響が大きかった可能性も指摘されて、きのこ類のような例とは異なるということでもあろう。多くの農協で実施されたように稲における移行を避ける方法もカリウムにするかセシウムにするかの違いだけで被曝量には影響はあまり無いようだ。 ― つまりセシウムの測定だけでカリウムを添加しているだけなのが基準値以下の米の正体か?
特に雨による汚染を考慮するならば、既にバイエルン州の調査でも分るように、一年目の収穫さえ廃棄すれば大きな問題とはならなかったのだが、なぜ放棄をせずに収穫に拘ったのか今でも不明である。さらに未だに森のものも淡水魚も関東、東北地方太平洋側で摂取禁止になっていないのは理解に苦しむ。
もちろん、森のものや淡水魚などはこの先三十年ほどは汚染濃度が高まるものも少なくないので、問題が起きるまで業務を続けさせて、否応無く禁止にしていく役人根性なのであろう。
放射性降雨や市場にばら撒かれた食料品などは、幾らか気をつける者はその害を出来るだけ小さくすることが出来て、無意識に無頓着な者は不必要に被曝するということになるのだろう。実際、内部被曝の危険性は動物実験でしか分らないのだろう。
少なくとも核実験盛んな1960年代はそのときに応じて日本でも雨に濡れることを極力避ける指導がされていたのだが、今年の夏前の日本では殆どそのような指導もされたような気配はネットを通しては全く伺われなかった。一体、これはどうしたことなのだろうか?
広島長崎の汚染とは比較できない大気中の放射線物質の濃度とそれが降下することで、地面や植物に定着したり、水によって更に運ばれたりしているのである。三月から四月に掛けてのヨウ素を含む大気や食物の汚染の甚だしさを思うと今でも恐ろしい。
胸焼けが続いている。原因としてはストレスがもっとも有力である。しかし、それ以外にも運動の質や食事の内容、そして何よりもワインが効いているかもしれない。
ここ暫く、2010年産のピュルミエクリュを2011年産のグーツリースリングを挟んで開けた。2010年産リースリングの酸の激しさを改めて思い知らされた。少なくともこの二十年ほどというか、これだけ激しい酸のワインは経験したことが無い。
そしてそれにバランスを取るようにして残糖値を上げてあるので、その分アルコールは落ち着いているが、それでも12.5%、13%と最高域にあるのだ。恐らく酸を分解するために葡萄をぶら下げておいて果実の糖比重も上がってしまったのだろう。
その意味からとても長持ちするワインとなりそうであるが、それまでどうしようかと思う。少なくとも二年は寝かしておかないと厳しい。ミネラルの移行率も高く凝縮しているのは間違いない。
バランスは悪くは無く、酸が効いていて清涼感もあるのだが、あまりに飲むのが体に辛くなってきたので2008年産を開けようかと思っている。2008年産は華やかで量感のある酸であるが、あまりにぶよぶよとしていて癖があるので美味いうちに飲んでしまいたい。しかし、2010年産と比較するとなんとその酸の円やかなことか。
二日ほどワインを飲まずに禁酒としたが、なにも体調は変わらない。ストレスさえなければそもそも快調なのである。
参照:
林剛平報告+小山昭夫・小出裕章・今中哲二各氏の議論 (YOUTUBE)
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総じて、根から移行したセシウムよりも雨からの汚染の方が影響が大きかった可能性も指摘されて、きのこ類のような例とは異なるということでもあろう。多くの農協で実施されたように稲における移行を避ける方法もカリウムにするかセシウムにするかの違いだけで被曝量には影響はあまり無いようだ。 ― つまりセシウムの測定だけでカリウムを添加しているだけなのが基準値以下の米の正体か?
特に雨による汚染を考慮するならば、既にバイエルン州の調査でも分るように、一年目の収穫さえ廃棄すれば大きな問題とはならなかったのだが、なぜ放棄をせずに収穫に拘ったのか今でも不明である。さらに未だに森のものも淡水魚も関東、東北地方太平洋側で摂取禁止になっていないのは理解に苦しむ。
もちろん、森のものや淡水魚などはこの先三十年ほどは汚染濃度が高まるものも少なくないので、問題が起きるまで業務を続けさせて、否応無く禁止にしていく役人根性なのであろう。
放射性降雨や市場にばら撒かれた食料品などは、幾らか気をつける者はその害を出来るだけ小さくすることが出来て、無意識に無頓着な者は不必要に被曝するということになるのだろう。実際、内部被曝の危険性は動物実験でしか分らないのだろう。
少なくとも核実験盛んな1960年代はそのときに応じて日本でも雨に濡れることを極力避ける指導がされていたのだが、今年の夏前の日本では殆どそのような指導もされたような気配はネットを通しては全く伺われなかった。一体、これはどうしたことなのだろうか?
広島長崎の汚染とは比較できない大気中の放射線物質の濃度とそれが降下することで、地面や植物に定着したり、水によって更に運ばれたりしているのである。三月から四月に掛けてのヨウ素を含む大気や食物の汚染の甚だしさを思うと今でも恐ろしい。
胸焼けが続いている。原因としてはストレスがもっとも有力である。しかし、それ以外にも運動の質や食事の内容、そして何よりもワインが効いているかもしれない。
ここ暫く、2010年産のピュルミエクリュを2011年産のグーツリースリングを挟んで開けた。2010年産リースリングの酸の激しさを改めて思い知らされた。少なくともこの二十年ほどというか、これだけ激しい酸のワインは経験したことが無い。
そしてそれにバランスを取るようにして残糖値を上げてあるので、その分アルコールは落ち着いているが、それでも12.5%、13%と最高域にあるのだ。恐らく酸を分解するために葡萄をぶら下げておいて果実の糖比重も上がってしまったのだろう。
その意味からとても長持ちするワインとなりそうであるが、それまでどうしようかと思う。少なくとも二年は寝かしておかないと厳しい。ミネラルの移行率も高く凝縮しているのは間違いない。
バランスは悪くは無く、酸が効いていて清涼感もあるのだが、あまりに飲むのが体に辛くなってきたので2008年産を開けようかと思っている。2008年産は華やかで量感のある酸であるが、あまりにぶよぶよとしていて癖があるので美味いうちに飲んでしまいたい。しかし、2010年産と比較するとなんとその酸の円やかなことか。
二日ほどワインを飲まずに禁酒としたが、なにも体調は変わらない。ストレスさえなければそもそも快調なのである。
参照:
林剛平報告+小山昭夫・小出裕章・今中哲二各氏の議論 (YOUTUBE)
先ず体感することが一番 2011-02-05 | ワイン
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