作曲家の三木稔さんが亡くなったようだ。闘病中に係わらずハイデルベルクを訪れて、インタヴューに答えていたのは昨年の六月のことだった。
クライミングホールで、先日山の上で出会った蛸親爺に再び出会った。他の水曜日メンバーと約束していたようだ。それが親不知が痛んで歯医者に行ってすっぽかされたということだった。もちろん一緒に登ったのである。
予定ではボルダリングを組み合わせて、技術と体力両面で実力の底上げに梃子を入れようと思っていたのだが、蛸親爺のトレーニング領域である五級以下を中心に登った。
蛸親爺とはドロミテなどでも登っており、先冬シーズンも腕力をぐいぐいといわせながら敏捷に早く登り切ってしまうのが得意である。逆に少し難しくなったり、力が尽きると諦めてしまうのは、室内での練習をそのようにしか考えていないこともあるが、技術的にもあまり洗練しない原因でもあるのだ。セクションでも、クレッターシュタイグを比較的専門にしている所以である。ワイヤーを使って登るにはなにも難しい技術もスポーツクライミングの技能も必要ない。
それでも親爺さんのお陰で、何時もはあまり登らない4級の場所も練習出来て、数も登れて殆ど休むことなく三時間のよい運動となった。更にオヴァーハングの場所では、ザイルにぶら下がったりすることも無く所謂レッドポイントで登り続けられた気持ちは快適で、最後に試した7級プラス挑戦以外は殆ど完璧に登り切れた。そして、毎週高度差400Mほどのジョギングをしている蛸親爺に、上半身は鍛えてないと言わせて、更に通わせる動機付けをさせたことの価値は大きい。
比較的調子が良かったのは、練習した平均グレードが低かったことだけでなく、週二回通いに練習量を増やしたこと、また自宅で時間があれば階段の裏に片手でぶら下がってみるという小まめで手軽な練習を取り入れたことで力を入れやすくなったようだ。しかし実際には足の疲れが強く、脚力と胴体の捻りで登れるようになってきていることを実感する。正しい方向である。
参照:
小恥ずかしい音楽劇仕分け法 2010-06-06 | 音
年末が見えると春ももう直ぐ 2011-12-03 | 生活
そう言うことなのである 2011-11-21 | 暦
クライミングホールで、先日山の上で出会った蛸親爺に再び出会った。他の水曜日メンバーと約束していたようだ。それが親不知が痛んで歯医者に行ってすっぽかされたということだった。もちろん一緒に登ったのである。
予定ではボルダリングを組み合わせて、技術と体力両面で実力の底上げに梃子を入れようと思っていたのだが、蛸親爺のトレーニング領域である五級以下を中心に登った。
蛸親爺とはドロミテなどでも登っており、先冬シーズンも腕力をぐいぐいといわせながら敏捷に早く登り切ってしまうのが得意である。逆に少し難しくなったり、力が尽きると諦めてしまうのは、室内での練習をそのようにしか考えていないこともあるが、技術的にもあまり洗練しない原因でもあるのだ。セクションでも、クレッターシュタイグを比較的専門にしている所以である。ワイヤーを使って登るにはなにも難しい技術もスポーツクライミングの技能も必要ない。
それでも親爺さんのお陰で、何時もはあまり登らない4級の場所も練習出来て、数も登れて殆ど休むことなく三時間のよい運動となった。更にオヴァーハングの場所では、ザイルにぶら下がったりすることも無く所謂レッドポイントで登り続けられた気持ちは快適で、最後に試した7級プラス挑戦以外は殆ど完璧に登り切れた。そして、毎週高度差400Mほどのジョギングをしている蛸親爺に、上半身は鍛えてないと言わせて、更に通わせる動機付けをさせたことの価値は大きい。
比較的調子が良かったのは、練習した平均グレードが低かったことだけでなく、週二回通いに練習量を増やしたこと、また自宅で時間があれば階段の裏に片手でぶら下がってみるという小まめで手軽な練習を取り入れたことで力を入れやすくなったようだ。しかし実際には足の疲れが強く、脚力と胴体の捻りで登れるようになってきていることを実感する。正しい方向である。
参照:
小恥ずかしい音楽劇仕分け法 2010-06-06 | 音
年末が見えると春ももう直ぐ 2011-12-03 | 生活
そう言うことなのである 2011-11-21 | 暦