そもそも出石という地名を知ったのは今から1年半ほど前のことです。
11-11という方のブログ「フォーサイト日?記」に皿そばが紹介されていたことが始まります。
今や、そばで日本中名をはせた出石ですが、もともとは出石城を中心とする城下町でした。
戦国時代は後方の有子山に山城が設けられていましたが、1604年(慶長9)、小出吉英により有子山城が廃され、有子山山麓に出石城が築城されました。
江戸時代は、出石藩の藩庁となりました。
端を渡り、門をくぐると、下の丸です。
石段を上がると二の丸、さらに一段上がった櫓があるところが本丸です。
なぜか、石段には多くの鳥居が並んでいました。
この日は非常に暑かったのですが鳥居に下げられた多くの風鈴が涼感をかもしだしておりました。
本丸跡です。
東隅櫓です。下から見ると迫力ありますが裏から見ると意外に小さな建物であることがわかります。
出石で忘れてはならないのが、辰鼓楼です。
辰鼓楼は1871(明治4年)に建設されました。
当時は1時間ごとに太鼓で時を告げましたが、明治14年より大時計に付け替えられています。
かつては辰鼓楼横に大手門があり、その内側に三の丸がありました。
現在は商店や駐車場が設けられています。
暑かったことと時間の関係で有子山城や城下町をゆっくり散策することができませんでしたが、風情あるところです。