橋本屋吉次郎電子日誌

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賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)

2012-06-10 | 一の宮巡り

山城国の一之宮は、賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)と賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)です。
ふだんは、上賀茂神社、下鴨神社とよばれています。
葵祭(賀茂祭)などは両社共同で実施されます。
また、いずれもユネスコの世界遺産に指定されています。


一の鳥居


二の鳥居まで真っ直ぐに続く参道(現地案内板)


その両側には見事な桜の木がいくつもあり、春先はきっとすばらしい光景なんでしょう。


外幣殿(げへいでん)
法王・上皇の御幸や葵祭の一行が到着されるときなどに使用されるそうです。


神馬
最近は馬を飼っている神社は少なくなりました。


二の鳥居


この神社でも式年遷宮がおこなわれます。
それに向けて、建物が綺麗にされていました。


楽屋
鳥居脇にあり、神仏習合時代供僧方の用いたものだそうです。
神事の際は、楽人がここで楽器を演奏します。

細殿・橋殿・土殿の3つの建物がT字型に並んでいます。


細殿(ほそどの)
細殿は行幸の際及び斎王の御著到殿です。


細殿の前の立砂
鬼門に砂を盛って厄を払う慣わしです。
飲食店などで見られる盛り塩の原型とも言われています。


土殿(つちどの)           
床がなく、地面に直接たてているのでこの名です。
勅使などが床几に座ってここに控えていました。
現在では、お払い所として使用しています。


橋殿
御手洗川に掛かる橋の建物。神楽などが舞われます。


岩上(がんじょう)
葵祭に宮司はこの岩の上にそんきょ、勅使と対面し、御祭文に対して神のご意志を伝える「返祝詞(かえしのりと)」を申す神聖な場所です。


楼門をくぐります。


中門から参拝します。

この奥に権殿と本殿がならんで置かれていますが撮影は禁止されています。
両者とも国宝に指定されており、厳かな建物でした。
権殿は本殿が非常の場合や、立て替える時など、神様を移すそうです。


祭神は賀茂別雷大神(かもわけいかづちのみこと)、賀茂氏の氏神様です。


北神饌所


校倉
お宝が入れてあるのでしょうか。


境内を流れる明神川
流れを見ていると、京都市内であることを一瞬忘れそうです。


看板の指示にしたがってバイクを停めましたが、ここでよかったのかな。

                   賀茂別雷神社
              京都市北区上賀茂本山339

コメント (8)
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