光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

ブラリ歩きは出来ない

2008-09-15 18:48:10 | 散策
  歩いているにはわけがあって、ブラリ歩きは出来ない。ブラリより「ふらり」のようだ。ふらり歩きは出来ない。

  病院にゆく。まずは歩いて、それで月に一度の保険証の提示をやる。これをやらないと、なんだかおっかない文章の記載された紙が、請求書と一緒になる。そういえば、いつもは自分のゆく病院でも必ず保険証は見せる。診察カードとセットで、ハイどうぞという感じだ。入院だから、まずは診察カードを受け取ったのが一ヶ月はたっていた。そんなことは大したことではないが、
  なぜかそういえば、最初に救急で入ったときに保険証を見せて、コピも取られて、それが戻ってきて、そのままであって、ビニルの入れ物に入れたままそれが外に出ることはなかった。いかめしい言葉の印刷された文書を見て、これはいけないと慌てて受付にゆく。歩くには意味がある。ブラリ何もなく歩くことはない。

  しかしブラリ旅もあるし、ブラリ散歩もあっていいはずだが、いつから目的がまずあって、それで歩くようになったのか、不思議な感じだ。少し遡る、ぐっと遡る。学生の頃は、意味もなく歩いたような気がしている。歩かないと、まずは時計の針が動かないような気がした。他の暇そうなというと失礼だが、同学年の人間と、ブラリと歩いたような気がする。そうでない場合もあって、ぶらりと海の近くまで歩いて、帰りに慌てたこともある。どうもそのときには意味があったようだ。
  今も大体が意味があって、健康のためである、歩いている。そのはずであるが、あまり健康とは言いがたいスタイルになって、猫背もひどくそれからお腹のまわりもひどい。病院にいる方で、例えば看護師さん、それからお医者さんのスタイルはどうかというと、何ともいえない。それよりも迫力のある人、丁寧な人、あまりに気にしない人、話し声が大きい人いろいろで、さらにお医者さんだと少しふっくらしていた方が貫禄もあって、そのスタイルからは威厳も感じられる。やっぱり、多少はでっぷりしている方が、お医者さんはいいような気がする。

  歩いていて、目的を持ってしかしそのとおりにゆくかというと、結果は否という場合がある。歩いてもすっと背筋がのびない。お腹も引っ込まずそれより食欲が増したりする。多少の暑さに慣れるはずが、ただただ暑いと感じる。たまには、今日はやけに心地よくスピード感もある歩きが出来た。なんだか高揚としてきて、この調子だと今から草刈りも出来そう。さらに、植物に水をやってなかったから、浴槽に溜まっている水を、これは全然お風呂には使っていないものである、タライにくんで、それを撒きにゆこう。そうゆう感じの時もあっていいはずだが、ないのである。困ったものだ。

  歩いていて、これはダメだななど思うときが多い。ほとんどそうだが、でもたまに、オヤオヤというときもあって、自分の精神状態もどうにかバランスがとれて?維持されているようでもある。そうゆう気がする。コスモスはダメ、でもまた、小さな甲虫に、トンボに合ったりもする。

  甲虫の中の、ハムシというと、何度も出るが、




  よく出会うのが、クロウリハムシ。ちいちゃな虫でなかなかわかりづらいが、慣れると目に入る。黒い翅がこの角度だと、甲虫だと思わせる。




  しつこくもう一枚。何度もボタンを押さないと、なかなかこれというものが出来ない。

  珍しく、イトトンボ。このトンボのことは夢考えてなかった。



  イトトンボだと思うが、ここまで大きくすると棒だなと思う。そのときの感じだと、体長は3cmくらい、あるいは4cm。


  ケイトウの道を歩いていた。帰りがある。疲れてきた。



  クロウリハムシのいた、その葉っぱ、たぶんカラスウリか、キカラスウリか、と思う。そこに茶色い色をした、飴色ともいえる、やはりハムシだろう、虫はいた。左に、先ほどのクロウリハムシがいる。




  風があって、かなりの回数ボタンを押した後に、ちょっと虫らしい鋭さのある顔があった。これが、「ウリハムシ」の素顔。クロウリハムシがいて、本家かどうか知らないが、ウリハムシと思える虫がいた。

  イトトンボといい、ウリハムシといい、ブラリあるいはふらりという感じで歩いたから、この虫が目に入ったような感じもする。でも、やっぱりそれはないかなー。

ヒガンバナ、咲き始める

2008-09-15 16:24:11 | 植物・花(秋)
  「秋晴れ」なんて書いて、本の少しの時間でその後は
  急に雲が出てきた。天気予報とは違う。
  べったりな雲、北風も少しあった。

  ワンちゃんを見にいつもの道を歩いた。前半は省略。
  すると、最初のワンちゃんは、居眠り中、そうだな気持ちはよくわかる。
  きのうも眠っていたような気がした。
  その次、かなり早足でゆく。きのうも歩いたはずだが
  二番目のワンちゃん、いたかいなかったか、それも記憶がない。
  今日はいつもの位置にいて、チラリとこちらを見た。
  関係ないといった感じ、これもよくわかる。
  大型犬の姿はなかった。

  ヒガンバナが咲いていて、それならヒガンバナで。




  かなり暗いが、朝だとこんな感じである。露光は少なめにしている。




  アジサイの枝が邪魔だが、仲良くヒガンバナとアジサイ。

  お昼になる、曇り空。



  朝よりは少し花の開き方も大きくなっているような、
  オシベ?の広がりもさらに大きいような。

秋晴れ

2008-09-15 06:48:52 | 散策
  朝のお天気、快晴。雲もあって、これがきれいに金色か橙色に輝いて、それもやがて白くなってゆく。風はほとんどないが、気温は下がっている。アメダスの6時の気温、20.3℃、気圧は1015.6hPa。室温22.5℃、爽やかで。
 
  眠っていて起きて、外が明るい。満月に近付きつつある月が、薄い雲と一緒に輝いている。おぼろ月のようで、そうでもない。ちょうど反対側に、太陽がある。西の空にある月を一回だけ見た。他は屋根の上にあった。

  朝であるが、明るい。晴れか、それで毛布をかけていた。涼しい朝で、これはいけない、なにがいけないって、クズクズしてはいけない。意味不明の夢を見ていて、これを拭い去ってそれから外に出るが、まずは藪蚊が来る。日はまだ見える位置になく、空はしかし十分に明るく、地上はというと、肉眼では問題ない明るさがある。なにかプオーという音がして、農作業用の機械の移動が始まるのかという感じである。トラクタなどはときに気の抜けたような音を出す。違ったようだ。

  ヒガンバナ、これを見る。ちょうどいい具合になってきた。この花の不思議は、咲く時期が決まっているというのもあるが、大して雨も降らないのに、地面も空気も乾いているのに、茎は伸びて花が咲くことで、きのうは2、3咲いていたようだが今日はそれが、5、6個かそれ以上になって、どこにそんなパワーがあるのか、いつも不思議に思う。ヒガンバナは今見ているのは、垣の中にあってややこしい。他の木もありその中にヒガンバナがあって、こんがらがっている。それでも空間はあって、花は球形状に開くから、そのオシベかメシベの広がりは、かなり大きく、木の枝と枝の中をゆく。細い紅い曲線が広がってその先に黄色い点がある。

  夕方、ちょうど反対から日が当たって、あるところがそれこそポーッと明るくなる。そのときにこのヒガンバナがスポットを浴びるように、明るく赤く見えるときがあるが、この見え方が美しく、しかしこれがなかなか絵にはならない。
  今色々書いてしまうと、そのときに書くことがなくなりそう。
  涼しげな朝だけど、きっとまた気温も上がって、残暑となりそうで、これもまー仕方なし、彼岸までで、そのうちいやでも涼しくなるだろうねー。