光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

ツマグロヒョウモンかな?

2008-09-09 18:51:07 | 虫、その他
  その辺りをチラチラ、あるいはヒラヒラと舞うものがあると、どうも気になってしまう。それが虫であるとなかなかよく、それ意外は、まずはゴミ、塵、その他であって、気にすることはないが、それでも煙いものはあまりありがたくない。

  チャンスはなかなか訪れない。いつにそのものにめぐり合うか、神のみぞ知るというのは本当のようだ。だから誰もわからないのである。帰って来て、そこに忘れ物を見つけたときは、がっくり来た。
  このところ、あまりいいことはない。これは、世の、自然の掟であってどうしようもないもので、みなそれに従うわけだけど、それ以外のことでガタガタ、ばたばたしないといけない。これが一番、理不尽でしかしそれも語られることは少ない。書いてもたしかに見られる方、のほうが困るだろう。そうゆうものではないことを書かないといけない気がするが、どうしてもそれに触れたくなる。こん辺はまだまだ初心者。

  それで、ゆっくりと北風を浴びつつ、しかしやはりシャツに少し水を含ませ、さらに水タオルを首に巻いて、ゆっくり歩きゆっくり返って来た。歩いた時間はせいぜい、片道数分である。こんなもの歩いた距離に入らない。なんだかそうゆう感じもする。それより明日のお天気が問題で、涼しいのは今日だけのようである。天気予報は反対にはずれてばかりだが、暑くなるのは必定と思われた。
  それなら、ついでに、もう一度水をたらして、それで、持つものを持ってあまり期待せずに近くを歩くことにした。アカトンボ、一匹か二匹か、このトンボ、道の角にいるが、同じものだろうか。せめて、なにかに止まっていればと思う。ヒラヒラと近寄るが、彼の目に何が映るか知らないが、そばを通り越して空気の中に消えるようである。そのくらいに空は明るいし、アカトンボの色も薄めである。

  田んぼも耕されることのないところが増える。その田んぼにはほとんが雑草が生える。空き地と少し違う雑草である。小さな花を求めて、モンシロチョウ、モンキチョウが舞う。これらのチョウは小型で、よく動いている。このチョウがグライダのように滑空するところを見るのはむつかしく、ギザギザのコースをただただ飛んでよく目が回らないものである。これらは、どちらかというと落ち着きのないチョウのようである。それに比べると、アゲハなどは優等である。
  しばらく、人間ではない振りをするが、相手は一枚、もっとか、上で近寄ると逃げる。大体がそうだ。それで、諦めて次に移動するというときに、翅に白い斑点のあるチョウが、以前キアゲハいたその同じところで、フワフワやってちょっと目立つ行動をやり、それから枯れ草か、あるいは、小さめの雑草の上に止まる。こうゆう人にやさしいチョウがいることは、まことに喜ばしい気がする。それで、そのチョウの方にゆく。

  こうゆうことは、たぶん私が手紙を出し忘れたことと関係ないと思う。チョウにはチョウの都合があるのだろう。タテハチョウの仲間のようだ。



  
  なんだか田んぼの上、地面に直接降りたようである。光の加減がむつかしい。道より田んぼが低いのである。秋の光の感じがある。





  このチョウの表側(裏側の間違いです、すいません)の翅の模様を見て、アカタテハ、ヒメアカタテハではないと思った。あと可能性があるのは、ツマグロヒョウモンかと思う。そのメスである。





  わざわざ、こんな細い茎の上にも乗ってくれて、前のめりになりそうになる。色々見せてくれる。このチョウ、少し老化が始まっているのかと思って、立ち上がるとあっという間に遠くまで軽々と飛んでゆく。勘違いか。




  こちらの方が最初に撮ったもので、前翅の前側に、少し明るい青色がある。いつも参考にさせてもらっている昆虫関係のサイトで、確認しようとするが、なかなか決め手がなく、しかし「ツマグロヒョウモン」が一番近いように思える。色が少し薄めであるが。  

秋の日没

2008-09-09 16:28:08 | 散策
  今日はかなり涼しい。外は晴れ、青空と、涼しい北風。

  鞄の中に、簡単なものを入れる。
  二つやらなければいけないことがあって、
  一つはちょっと面倒、紙の数も3枚。これは
  クリアファイルに入れた。
  後一つは、手紙でこれはポストに入れるだけ。
  念には念を入れて、確かめてそれで出かける。

  帰って来る。あれだけ確認して、さっき用意したばかりの
  封筒が鞄に入ったまま、あーまた行って来ないといけないのか。
  人のことはいえない。まー涼しいし、ゆっくり歩きでもう一度。
  

  秋が近い。秋であるともいえる。
  太陽が西の山の端に沈もうとする。




  透明な空、雲もわずか。日没の時間が早くなった。
  秋である。なんで秋かというと、夏至のころには、右に見える
  こんもりしたもの、大木の左下辺りに太陽は沈んだ。
  今見ると、ずいぶんと左に、真西に近い位置にある。




  ノッペリした空に、ぽつんと太陽。目はファインダの端を見ている。
  さらに、実際は暑い。



 
  これが、達磨さんのように見えた太陽だが、どうも達磨には見えない。
  しかしなかなかいい、日の入り、日没前のひとときである。

今日は涼しい朝

2008-09-09 06:46:39 | 散策
  朝のお天気、晴れ。雲がかなり多いが晴れ。風が少しある。その割に少しどんよりな感じもする。放射冷却、と冷たい空気。アメダスの6時の気温19.0℃、19℃台になった。気圧は1018.0hPa。室温22℃、涼しいです。
 
  涼しいので、タオルケットの上に早々と毛布。ときどき、窓から外を眺める。薄い雲があるようで、星は見えるが、微光星はその中にはない。4時、この時間は暗い。新聞配達の自転車、シーという音はどうやらブレーキのきいている音。

  朝になると、まずは温度計を見て、22℃かと思う。きのうは29℃くらいになったから、かなり下がったことになる。雲の向こうに太陽がある。なかなかいい景色。しかし一瞬にしてそれが、きれいに書くと薄い墨を流したように変色する。茶色か、灰色に変わる。なんてこと、というより何でこうなるか、空の上を見ると、茶色い煙。なにか、廃材か、枯れ草か、枯れ枝、そうゆうものを燃やしているのだろう。南の風に乗って、それが漂い、その中にこれが、この辺りがある。
  そうねー、ものを燃やす時期というのがある。ときに激しく、火事かと思うこともあるが、違う。田んぼで、空き地でものを燃やすという場合が多いようだ。田んぼの稲刈りが終わる。この辺りは、稲刈りと同時にイネの本体は、切り刻んで地面に撒かれる場合が多いようである。見ている限り、そうだ。その後に籾殻が出るが、これは燃やされる。この匂いも、煙もありがたくない。

  煙いのと、臭いでさっさとうちに入った。パンを齧る。ふと、ケムシが目に入った。梅の木に大型のケムシがいる。気が付かないか、葉っぱの喰われ方から、虫がいることがわかる。梅の木のケムシは割と大型。それが今は、ちょっと涼しいからか、動きは少ない。これだけの毛があると、鳥もこの虫を食べようとはしないだろうな。
  柿の木の最近は、惨状としかいえない。青い実がかなりあるが、葉っぱはほとんどないという状態のものもあって、それ以外のものでも、半分以上の葉が茶色いものが多い。ここの柿の一つもかなり害虫に葉っぱを喰われている。今頃に出て来る虫の幼虫がいるのだ。なんだか時期が変だ。まー虫には虫の事情があるのだろう。ケムシには近寄らないことにする。こんなのが首筋にそっと落ちたら、怖いことこの上ない。